出すの遅いけど、ひとくち淫夢くらいの気持ちで読んでもらえると、嬉しいです。
はい、よーいスタート
「はっ!!やったわ。ファッ!?行きスギィ!!」
急いで入学式会場へと来た光。
急ぎすぎて場所を通り過ぎそうになり慌てて講堂の前で止まる。
こいついつも急いでるな?
「よし。(適当)ふぁぁぁぁぁぁ疲れたもおぉぉぉぉん」
急いで来たので少し乱れている服装を整えつつ、
「お邪魔するわよ〜(小声)ウーン…座れる場所少ない…少なくない?」
という感じで適当にあたりをチラチラ見てると、一科生が前でニ科生が後ろの方に座っていたため、空気を読んで前の方の席の一番後ろの端が空いていたので座ってみる。
(本当、きつかったっすね今日は~)
と思いつつ、入学式を無事終えることができた。やったわ(天丼)。
☆☆☆☆☆☆☆
入学式も
あぁ〜めんどくせっ!まじで…。
カードを受け取った後帰ろうとすると、ざわ…ざわ…としていたので覗きみると、あの眼光鋭い男子生徒が超絶美人に絡まれていたので、
(おぉ~ええやん…)
と、それを野獣のような眼光でねっとり見つつ自分も早く帰ってドラマ見なきゃ!と思い出して、取りあえず帰ることにした。
☆☆☆☆☆☆☆
高校生活2日目。
光はぷはー☆今日もいい天気!とそこら辺で買ってきたペットボトルのアイスティーを開けて飲みながら元気に登校する。
カードを確認して一年A組の教室に行くと、何やら人混みが出来ている。
それに便乗して、チラチラ見ていると昨日の超絶美人がその騒ぎの中心であるらしいことがわかった。……だからといって、特にはないんですけど……(無関心)。
自分の席を探して座る。学生生活は暇が多い(真理)。
光はやることもなく、寝ることにして腕をどうやって枕にしようかな?と考えていた。
予鈴が鳴った音で目覚めた光は、体を少し動かして眠気を覚ますと黒板のようなスクリーンにいろいろ書いてあった(小並感)ので、鞄の中に入れっぱなしのすっかりぬるくなっていたアイスティーを飲みつつIDカードをセットし、授業などをパパパっと入力して、終わり!と思っていたが、
(やべぇよ…やべぇよ…何だこの授業を選択するとかいう項目…?)
という、多分普通の高校にはない(推測)ような項目があった。
走る緊張。誰かに聞かなければいけない不安感がそこにはあった。
(こんなことなら、ちゃんと案内見ておくべきでしたねこれは……いや、これは誰かに聞けと試されているっ!この光、これをクリアするためにこの光、容赦はせん!)
謎の決意をした光は、前方にいる栗色のかみを二つ縛りのお下げにしている女子生徒にこの内容を聞くことにしたのであった………。
☆☆☆☆☆☆☆
「雫と席離れちゃったな……」
「あの…少々よろしいでしょうか?」
その聴く実家のような母性に溢れた安心感のある声のした方へと顔をむけると、黒い髪をセミロングにし、全体的に柔らかい雰囲気の和風美人の女子生徒が申し訳なさそうに自分に話しかけていた。
その柔らかい雰囲気につられてほのかは安心感を感じて、少しほっとおちついてしまった。
「あの……すいません。」
「あっ、は、はい!何でしょうか?」
「ここが、どうすれば良いのかわからなくて……教えて頂けないでしょうか?」
「えっとここは……………ですね。」
「ありがとうございます。………ここかぁ!(素)ありがとうございます!」
と、分かった途端に明るくなったその人を見て、ほのかもつられて微笑む。
「あの……ありがとうございます。よろしければお名前を教えて頂いてもいいでしょうか?」
「そんなに固くならなくても、大丈夫ですよ。私は光井ほのかです!ほのかって読んでください!」
「よろしくねほのか。私は水原 光。光って呼んでください(提案)。」
「うん……よろしくね、光!」
そんなこんなで仲良くなった2人は、オリエンテーションまで話し込んでいた。
☆☆☆☆☆☆☆
か"わ"い"い"な"ぁ"ほ"の"か"ち"ゃ"ん"!!
やったぜ。
たったの五分で、可愛い女の子の友達をゲットだ!
というわけで光井ほのかと仲良くなった光は、その流れで北山雫とも仲良くなった。
(今日はとてもいい日だぁ……(感動))
と感じていた光は、このあとすぐ悪い事が起こるということをまだ知らなかった。
どうやってオリ主を原作に絡ませるか、考えてました。
見切り発車は怖いって、それ一番言われてるから。
次回はいざこざ編になると思う。