魔法科高校に失礼するゾ〜(激寒)   作:ほよ

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魔法科高校を久々に視聴したので初投稿です。
思いついたものをパパッと書いていきます。
よろしくお願いします。

クソガバ理論、淫夢要素、駄文注意
(オリ主は頼光さんでは)ないです。



改訂前入学編(完結)
第1話


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某エレメンツ研究所にて

 

ある研究者は言った。

 

「なんか研究進まなくないっすか?この辺にぃ、源氏(げんじ)らしき細胞あるらしいっすよ?」

 

そう言った研究者は適当な言葉とは裏腹にホログラムに映った近畿地方のあたりを拡大し、様々な根拠を示す。

 

研究所内がやべぇよ...やべぇよ...とざわめく。平安時代に名を馳せていた、あの源氏に関する情報(小並感)だったからである。

 

 

......これがエレメンツの中の極秘計画の始まりになるとは誰も考えることはできなかったであろう。最終的には彼らは最強に近い存在をつくりだすことができたのだから。それが、たとえ()()と呼ばれることになったとしても。

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

「我ながらいい格好だぁ…(恍惚)」

姿見の前に立つ165cmと少し背の高い黒い肩にかかる程度の髪の女性は、自分の制服姿を見て悦に浸っていた。

多分ナルシストだと思うんですけど(名推理)

 

「まさか自分が、あの第一高校に通えるなんて……これって勲章ですよ………。」

 

そんなことをしみじみとして呟く彼女、水原 光(みずはら ひかる)

第一高校への入学の喜びを噛み締めつつ制服のサイズをチェックしていた。

 

「しかし、少し大きいサイズを買ってよかったな。じゃないとすぐちっちゃくなっちゃうからなぁ...んっ.....よし...」

 

と大きく出ている胸をそらし、ぐぐっと手を上に上げて背伸びをしながら言った。そして、そのままその手をぐっと胸の前に持って来て拳を作り、

 

「イクゾーーーーーーー!!!」

 

とその手を上に突き出し学校へ元気に行くことを決意するのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのあと、ブレザーを着忘れていることに気づいて1分後に帰ってくるのだが。

 

 

 

 

 

..........ここいる?

 

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

「ぬわぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉん」

 

 

 

第一高校の入学式前。

見上げれば青い空に、暖かい光を送る太陽。

今は4月なので桜も咲いている。

そんな日に中庭を歩きながら、華やかな桜の花びらとは無縁のくっそ汚い美声(矛盾)を出して光はそこらへんにあった木製のベンチに腰掛けた。

 

「もうこんなん続いたら辞めたくなりますよ〜登校〜」

 

と、少し小声で呟いてスマートフォンのロック画面を見ると入学式までまだ時間があることに気づく。

 

周りをベンチに座りながら見渡すと、なんかでっかい校舎や、でかいカフェテリア?らしきどころ、それに今座っているベンチが脇に並んだ広い道があり、これには光も

 

「はぇ〜...すっごい大きい...。」

 

と、小学生並の感想を漏らすしかなかった。

 

 

割と早い時間に来たせいか、ちらほらと同じ制服を着た人たちが楽しく談笑していたり、歩いて光の前を通り過ぎていくのがわかる。

行く人たちをチラチラ見ていると、

 

「あの子、ウィード?」

「なんで早く来る必要があるんですか?(正論)」

「張り切ってるんじゃない?補欠のくせに…」

「所詮スペアだって、それ1番言われてるから。」

 

という声が耳に入って来た。これはゲスい。

 

「ウィード」という言葉は魔法科高校においての、二科生を表す差別用語である。要するに一科生が何かあったとかで、あああぁぁぁぁ!!!もうやだぁぁぁぁぁ!!となって退学していったりするところの穴埋めで入る二科生を「雑草wwwww」と言ってばかにしているらしい。差別はしてはいけない(戒め)。

 

(やっぱりこういう差別はどこにでもある……はっきりわかんだね。………ふざけんな!(声だけ迫真))

 

と周りの観察を続けていると、向かいのベンチで何やら背の高い鋭い眼光の男子生徒と、背が低く、グラマー.....エロいっ!という感じの生徒が仮想型ディスプレイについて話していた。

………そう。(無関心)

 

観察に飽きた光は、ディスプレイの話でスマートフォンの存在を思い出し、とりあえずそれで読書をすることにした。読書は時間潰せるってそれ一番言われてるから。

 

 

 

 

 

☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

黙々と読書をして少し経った頃。

急に視界が陰り、

 

「仮想型ディスプレイ端末を使わないのか。いいゾ〜これ」

「ファ!?」

 

と急に知性を感じさせる深い声が真後から響いて光はびっくりして振り向くと、胸筋で少し張って、花弁の紋章が胸の厚みで伸びている第一高校のブレザーに身をつつんだ姿が視界いっぱいに広がる。

上を見上げると、坊主頭の大柄な男子生徒が上から覗き込むように立っていた。

 

「何だこのおっさん?!」

「急におっさん呼ばわりは失礼だゾ…」

「申し訳ありません。許してください。」

「ん?今何でもするって言った「ないです。」…あっ、そうだ(唐突)。そろそろ入学式始まるから早くしろ〜」

 

それを聞いてスマートフォンを見ると、もう入学式五分前だった。

 

「あっ…(察し)。どなたかわかりませんがありがとうございます。」

「おい、待てぃ(江戸っ子)。肝心なもの持ち忘れてるゾ、あと俺は三浦(みうら)だ。3年で、あまり会うこともないだろうがよろしくゾ」

「私は水原です。三浦さん、よろしくお願いします!」

 

と、鞄を三浦から受け取った光は全速力で入学式会場へと急ぐ。

これから光の新しい学園生活が幕を開けた。これからの生活どうなるか、これもうわかんねぇな?

 

 

 

 

 




光ちゃんの学園生活。
はい、よーいスタート。


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