皆さん、この作品を見てくださってありがとうございます!!
PS sao見てきました。めっちゃおもろいやんけ。
今は夏休みということもあり、兄妹全員で海に来ていた。
「兄妹だけで海とか、よく父さんが許したね」
「まあな。流石に高校生が5人もいりゃ安全だろう」
「そうか?」
「そうだ。あまり気にするな」
「優ー! こっちで一緒にバレーしようよー!」
「はいよー」
茜に呼ばれ、岬、光、茜のバレー集団の中に混ざる。
先程まで一緒にいた修兄は誘われなかったが、気にしないことにした。
「せっかくだから2対2でやるか」
「いいね優兄。でもチームはどうするの?」
「そりゃあ無難に俺と光、茜と岬のチームだろ」
「やった、優ちゃんと一緒だ!」
「私とは組んでくれないの?」
「高校生二人で小学生二人を相手するのはまずいだろ」
「待って優兄、あたし小学生扱い!?」
「「確かに」」
「二人とも納得しないでよ!!」
「あ、能力で成長すれば均等にならない?」
「だがある部分が均等にならな......ゴフッ!」
「「ぶっ殺す!!」」
岬と茜の団結力が高まったとことで、勝負を始める。
ルールは5点先取。
能力の使用は無しといった感じだ。
「じゃあ始めるよ、そーれっ!」
「行ったぞ、光」
「任せて!」
岬からのサーブを光が受け、上がったボールを俺が光にトスしてやる。
「えいっ!」
「へへーん、甘い甘い!」
光が相手コートに返すも、岬がそれを拾ってそれを茜がこちらに返してくる。
「今度は優ちゃんが打ってね、それっ!」
「よしきたっ!」
光がレシーブして俺に渡してくる。
渾身の一撃を放つため、力を貯める。
「ま、待って優。本気で打つのは怖いから無し!」
茜のそんな声が聞こえるが、お構いなしに思い切り腕を振るう。
ぽんっ。
「あれ......? あだっ!」
目を瞑ってしゃがんでいた茜が、ボールが来ないので不思議に思って顔を上た瞬間にボールが当たる。
しかし威力は低いのでけがは無いはずだ。
「優兄上手だね!」
「授業でやってた時に、上手いやつらを見てたからな。それなりには出来るぞ」
「優ちゃん。まずは一点!」
「「いえーい」」
光とハイタッチを交わし、ゲームを再開する。
このままいけば俺のワンマンプレイでゲームが決まりそうだったが、光にもボールを触らせてあげたいのと、岬が中々の運動神経を持っていたため点の取り合いとなった。
4対4となり、後一点。
「ねえ優兄、これ勝った方に商品とか無いの?」
「え? あ~、そういえば考えて無かったな。よし、じゃあ勝った方は俺が今度プール連れてってやるよ」
『ほんと!?』
「行くなら入場料は払ってやるよ。光はまだ小学生だから俺が出すけど、茜と岬は負けたら俺の分を払うんだぞ?」
「「乗った!」」
「でも優ちゃん予定空いてるの?」
「バイトはあるけど、夏休みでも忙しさは変わらないし、夏祭りも行きたいだろ、それに用事もあるし......」
「用事って、例えばどんな?」
「そう言えば、桜ちゃんと遊園地に行くんだよね?」
「え?」
「ばか光! その話は茜の前でするなって......」
「遊園地......行くんだ? 加藤さんと......二人きりで? 私聞いてないよ?」
茜がなんかやばいオーラを出している。
「お、オーナーからチケット貰って、せっかくだから行こうって話だったんだ! 他に他意は無い、本当だ!!」
「ふふ......ふふふふ」
完全に茜が壊れた......
岬は身の危険を感じたのか、同じチームなのに茜から距離を取る。
「ゆ、優ちゃん頑張ってね......」
「待て光、兄を見捨てるのか!?」
光も同様に距離を取り、俺と茜の一騎打ちをなった。
サーブは茜からなので、必然的に俺が受けるのだが......
避けていいかな?
当たったら死んじゃいそう。
ん? 茜の体が光って......
「待て茜! 能力は無しのはずだろ!? お願いだから普通に打ってくれ!!」
「問答無用っ!!」
迫りくるボール。
本来なら重力に引かれて落ちるはずが、まっすぐに俺の顔めがけて飛んでくる。
スポーツをやっていない俺が避けれるはずもなく、意識が薄れていった。
ある土曜日、久々にバイトが無かったためゆっくりと寝ていられ......
「「あああああぁぁぁぁぁ!!!」」
「な、なんだ!?」
突然茜と遥の叫び声が聞こえて飛び起きる。
「遥の部屋からか、何やってんだあいつら」
目が完全に覚めてしまったため、様子を見に遥の部屋まで行くことにした。
「おーい、お前ら朝から何やって......え、何この状況?」
そこには呆れ顔の遥と、土下座みたいな恰好で床に突っ伏している茜がいた。
「茜姉さんのファンクラブサイトの事なんだけど、姉さんがスカートで飛び跳ねまくるから、その......色々とね」
「成程」
突っ伏している茜はまだ立ち直れないようだ。
「僕が何度か削除申請してるんだけど、中々消えなくて困ってたんだ。優兄さんからも申請してもらえない?」
「一応やってみるよ」
「ありがとう」
言えない......
そのホームページを管理してるのが自分だなんて言えない......
画像のバックアップもしっかり取ってるなんて言えない......
しかも自分も茜の写真をupしてるとか絶対言えない......
fgoのイベントでグダグダ本能寺が始まりましたが、正直ノッブ5体は無理......