カイン・クラウ
男性/ 初登場時16歳 / 武器:長剣 / 戦闘タイプ:聖剣使い / 種族:人間
本作の主人公。
明るく活発な少年で、どんな時も諦めない不屈の精神力の持ち主。容姿は、髪は灰色でさかだったツンツンした髪型をしている。目は透き通るような青色で顔立ちも整っており、村の間では美少年と言われている。
10年前に森で傷だらけのところを、まだ幼かったベルベットに助けてもらい、その時点で彼は名前以外の記憶を失っていた。行く宛のないカインをセリカが快く自分達の家においてもらい、それ以来クラウ家の一員となり、カインもそのことについて多大な恩を感じている。
アーサーの一番弟子を自称しており、実際剣の腕もかなりのものである。アーサーと同じタイプの剣士ではあるが、戦い方はアーサーに教えてもらったというより、体が戦い方を知っており、稽古をしてもらっている時に自然と体が動いていた。
森で倒れていたとき、一緒に長剣をてにしており、それがカインにとって名前以外の唯一の記憶の手がかりであり、自身の武器でもあった。カインが持つ剣は聖剣のような特徴をしており、(見た目はfateのエクスカリバー)剣に霊力を込めると刃が黄金に輝き、とてつもない威力を持ち、剣に込められた霊力を放出して攻撃することもできる。だが、かなり燃費が悪く、初めは霊力をこめただけでもかなり疲労が激しかった。
"穢れ"を浄化することもでき、業魔になった者を元に戻すことも可能で、意志を封じられた聖隷を解放する特殊な力も宿している。剣の力はカインにしか扱うことができない。普段剣はカインの体の中に宿しており、念じると剣が手元に出現し、いつでも出し入れすることができる。
ベルベットに好意を抱いており、子どものころ命を救ってもらい、それ以来ずっと思いを寄せている。
アーサーやセリカのこともとても慕っており、自分を家族にむかえてくれた二人にずっと感謝している。アーサーのことも義兄としても師としても尊敬しており、いつか義兄のように強くありたいと思っている。
ライフィセットのこともとても大切に思っており、実の弟のようにせっしている。ライフィセットと共にいるとライフィセットと誰かを重ねているような錯覚におそわれ、自分にも弟がいたのではないかと感じている。
聖隷達と何らかの繋がりが存在しており、ゼンライとカスティエルはカインのことを知っているようだったが、未だ不明。
潜在的にとてつもない霊応力を有しており、本来なら子どもの頃から聖隷や業魔が見えていたはずだが、何故か見えていなかった。「開門の日」に見えるようになったが、それでも完全ではなく、「降臨の日」によってカインの力は完全に目覚めた。
カインの力は人為的に封印されていた形跡が見られ、カスティエルによると、「開門の日」によって中途半端に封印が解かれ、「降臨の日」が最後に封印を解除するきっかけになったらしい。