目を覚ますとベッドには魔理沙の姿はなかった
時計を見ると10時ぐらい…多分リビングに居るか
僕はパジャマから私服に着替えリビングに行くとそこには、
朝ごはんだろうかご飯茶碗と味噌汁の茶碗に焼き鮭とのりが置かれていた。
だけど、魔理沙の姿はなかった。
僕は机に置かれた一枚の手紙を見つけそれを読む
それは魔理沙からの手紙だった。
『この手紙を見てるってことは私はそこには居ない…まぁ、健太の迷惑になるかも知れないから私は家に帰ることにするよ…怖いけどさ…母さんもいるから、それに…まぁ、少しだけお世話になってたんだぜ! ありがとうな健太』
僕は手紙を持ち急いで魔理沙の家へと急ぐ僕の感情が急かせて来るからだ。
魔理沙が危ない!そんな感情が出ている。
魔理沙は父親のDVに苦しんでいる…そして、DVの対象が母親になるかも知れない魔理沙は自分を犠牲にしようとしている!僕は魔理沙の家に急ぐ…もっと速く!もっと速くだ!
僕は無理矢理に体を動かし魔理沙の家へと向かう。
魔理沙の家の前につくとバタン!と大きな音がしている
微かに魔理沙と女性の声がする。助けて!止めて!の声が…
僕はドアノブを回すが鍵がかかっている。
僕は慌てて魔理沙の家の庭に行きそこで、近くの石を拾い自分の服を脱ぎシャツ一枚になるとその服に石を包み服を回しながら思い切りガラスに叩きつけた。
パリンッ!とガラスが割れあとは僕は力任せにガラスを割り
庭の扉を開け中に入るとそこには鼻から血を流す魔理沙の姿と男に背中を踏まれている魔理沙の母理沙さん…僕は思い切り助走をつけて男の顔を目掛けて思い切り殴った。
男「なっ!ぐぇ!?」
男は僕の存在に気付かず油断していたから僕の拳が男の顔を捕らえ男は後ろの壁まで飛び壁にぶつかり気絶した。
「はぁ…はぁ…魔理沙!!」
僕は魔理沙に寄り魔理沙を抱き締める。
「ごめん…ごめんね…魔理沙…助けるって言ったのに…」
僕は悔しかったもっと速ければ魔理沙も理沙さんも怪我をせずに済んだかも知れないかった。
魔理沙「えへへ…健太、ありがとうな…助けてくれて」
魔理沙は僕にお礼を言った…だけど、僕は魔理沙をと思っていると魔理沙は言った。
魔理沙「今、生きてるのは…健太のお陰なんだぜ?…母さんも助けてくれてありがとうなんだぜ」
理沙「うっ…魔理沙!」
理沙さんも意識が戻り直ぐ様魔理沙にかけるよると魔理沙を抱き締める。
理沙「魔理沙…ごめんなさい…私が間違っていたわ…これからは魔理沙しか見ない…もう間違った選択はしないわ!
健太君もありがとう!魔理沙を助けてくれて…本当にありがとう!」
「僕は友達を…大切な仲間を守りたい…ただ体が動いただけですよ」
その後、魔理沙と理沙さんは無事に警察に保護され病院に行くが大した怪我も無くすぐに家に帰れたがガラスをバラバラにしてしまい…取り合えずは僕の家に招待した。大工さん曰く明日には修理が終わるからそれまでは家に…
そして、魔理沙の義理の父親は警察に捕まり刑務所に送られた。何でも危ない組織との関わりがある人物らしく証拠がなかったから逮捕出来ずにいたがこの事件で逮捕され組織も壊滅までに追い込むことが出来たらしい。
翌日の新聞に僕と魔理沙が載っていることはまだ僕たちは知らない。
夜、リビング
魔理沙は健太が寝ているリビングのソファーに行くと
そこには爆睡をしている健太の姿があった。
魔理沙「健太…ありがとうな…お前は私の王子様だったんだぜ」
魔理沙は寝ている健太の額に唇をつけ魔理沙は顔を真っ赤にして健太の部屋に行った。