俺は起きて 隣の部屋を覗いた。すると、意識を失った一夏を看病してる篠ノ之がいた。
「秩序を乱してるにも関わらずなぜ奴等を助ける…」
「それは彼が優し過ぎるからだ。それが強さであり、ときには仇となる」
「虹村…?」
「お前は強者になったつもりでいたが、そんなのは間違いだ。お前だって、弱者なんだ。人間皆弱者なんだよ。僕だってそのひとり。まあ、考えてみろ」
と遼はそう言って部屋から立ち去った。
しかしいまの彼には誰かを心配すると暇はない…
すぐに任務につくようにした…しかし、どうやって切り抜ければいいかを考えていた。
部屋から外に出れば誰かしらに見つかる…
すると、扉が開き、医務員がきて、
「体の調子はどうかしら?」
と聞いてきた。知ってる声のように聞こえた。その声の主をみてみると…
「サリィさん!?」
プリベンターのひとりのサリィがいた。
「ハルカ、迎えに来たわよ。任務に移るわよ。」
「了解」
彼はすぐさまサリィとともに部屋から出て、海岸に向かった。
するとそこには潜水艦があった。
「とりあえず、封鎖されているところまで運ぶわ…そこからは貴方に任せるわ」
「わかりました」
と言って作戦エリアの手前まで向かった。
移動中、彼は他の専用機持ちが福音を撃破しにいったとの情報を聞きいた。
すると、サリィが
「着いたわよ」
「んじゃ…始めますか…サリィさん、ハッチ開けてください」
するとハッチが開いた。
「それじゃあ頼むわ」
「デスサイズ発進します!」
といって彼は出撃した。誰にも見つからないに海中をゆっくりと進んでいった…
彼がプリベンターの仕事を遂行しているころ
旅館 作戦室
他の専用機持ちたちが勝手に出撃をしたことが確認された…
すると生徒が入ってきたとても焦っている顔で。
「大変です、先生!」
「入るなと言っただろう!!」
「織斑君と虹村君がいません!!」
「何!?」
部屋で寝ていた一夏と遼が姿を消したのであった…
太平洋沖 海中にて
彼はまだレーダーに探知されてないな…
みると、他の専用機持ち、箒、セシリア、鈴、ラウラ、シャルロットが福音と戦っていた。
「目標確認」
「ハルカ聞こえるかしら?いま確認したところ、福音のパイロットは暴走が始まったときから気絶してるみたいだわ。絶対防御で守られていてるわ」
「わかりました」
「変声機の出力よし、フェイス部分のシャットアウトよし。これより、任務開始します」
と彼は言った。
コオオオオオ……
彼は呼吸を始めた…
「ターゲット 福音!」
と言って彼の纏ったISデスサイズが海上から姿を現した。
一方、専用機持ち
セカンドシフトした福音に苦戦していた。
「一夏、もう持たないよ!」
とシャルロットがキツそうな顔で言ってる。
ピピピーーッ
「「「「!?」」」」」
危険を知らせるアラームがなった。
「新手か!?」
と一夏が言うと
そこには…
黒いISが海上から姿を現した…
「なんだ…あれは…?」
その黒いISはとても速いスピードで福音に向かっていった。
投稿にちょいと期間が空くと思いますので、よろしくお願いいたします