IS 真の平和の栄光   作:アルトロニオ

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第10話

第2アリーナ

 

僕は更識妹さんの用が終わったので

アリーナの観客席にきている。

 

にしても観客席人多いな~

それに各国のお偉いさんも来てるようだし。

これで、なにか起きたら話にならないぜ…

 

 

 

「さあ~始まりました!クラス対抗戦1年生の部。

実況は新聞部2年の黛薫子と3年の布仏虚さんがお送り致します。布仏先輩よろしくお願いします!」

 

「よろしくお願いします。」

 

「布仏先輩、初戦の注目はやはり織斑選手でしょうか?」

 

 

 

「そうですね、1人目の男性操縦者ですから、期待がとても高いですね。対する凰さんもそれなりの実力なので、

とてもいい試合が繰り広げられるかと思います。

 

「貴重な御意見ありがとうございます。」

 

 

 

黛先輩が実況やってる~

布仏先輩も一緒に出てるなんて珍しいですな…

 

まあ、試合でも観戦でもしますか。

 

試合は凰さんの一方的に攻撃を仕掛けて、一夏くんは

防戦一方で、消耗戦になってる。

武器が刀1本ってのもあんまりですよ……

あと、龍砲という衝撃砲が厄介だな。

ただでさえ、どの方向にも撃つことができ、弾がみえないという…死角なしの見えない砲弾か、厄介過ぎるぜ……

 

 

暫くすると一夏くんが動き始めた。

なにか秘策でもあるのかな…?

 

一夏くんはとても速いスピードで

衝撃砲を躱し続けている。

それも回避したあと、凰さんの死角に入るように。

そして、一夏くんは仕掛けた!

 

「あれは!?超スピードで仕掛ける

イグニッション・ブースト(瞬時加速)!!

やれやれ、一夏くんはスゴいな。流石。」

 

 

 

観客にいる誰もが勝負が決まるものだと思った……

 

 

 

しかし、

 

ピピピピピ!!!

僕のISがなにかを察してアラーム音がなった…

 

「なんだ!?この反応……ビームの反応、それも上から!?」

 

 

 

ズドドドド!!!

 

パリィン

 

ズドーン

 

一筋のビームがアリーナのシールドを破ってきた

 

 

 

すると、

「試合中止直ちに全員避難しろ!」

と織斑先生の声の放送が入った。

 

ガシン、ガシン

 

すると、アリーナの観客席に遮断シールドが展開された。

 

 

とりあえず、状況確認しますか…

「こちら、虹村です。山田先生、何事ですか?」

 

「虹村くんですか!?謎の機体が原因で

いま、遮断シールドがlevel4で、扉が全てロックされていて観客全員が避難できてないのです!

救援もできない状態です!!」

 

「俺はいま、観客席にいるので、

こっちで避難ルートの確保をします。

あとは俺の判断でやらしてもらいます。」

 

 

「虹村くん!それはダメです!!」

 

 

「通信終了」

 

「ちょっと!?虹村く……」

 

 

とりあえず、扉を壊しますか…

 

「扉が開かない!!」

「誰か開けて!!」

「ここもダメなの!?」

 

 

「皆さん扉から離れてください…いまから僕が開けますから」

避難する人を後ろに下げて

俺はヘビーアームズの腕を部分展開した。

 

そして、

 

 

「ハアーーッ!!」

 

 

 

と無理矢理扉をこじ開けた。

 

 

 

 

「「「ありがとう!虹村くん!!」」」

 

 

「そんなことはあとでいいから、はやく避難してください!!」

 

 

俺は急いで、ピットにいる楯無妹さんとのほほんさんところに向かった。

 

「ふたりとも無事か!?」

 

「私たちは大丈夫…」

 

「ハルハル~大丈夫だよ~」

 

ふたりは無事だった…よかったー

 

「とりあえず、ほとんどの人が避難したかな…」

 

「ハルハル…お姉ちゃんがまだあそこにいる…」

 

 

のほほんさんは、上の実況室を指した。

 

「嘘だろ…!?布仏先輩たちがまだ避難してなかったのか… わかった!!絶対に助けるから、ふたりははやく避難して!」

 

「「うん」」

 

(チッ…… 僕のミスだ…、それによりにもよって布仏先輩なんて… 急がないと…)

 

 

 

 

一夏side

俺は、鈴ともに謎のISの撃退をしている。

(チッ…埒が開かない……どうすればいいんだ…機械じみた動きのように感じるが………待てよ!?)

 

 

「なぁ…鈴?あいつの動き機械じみてないか?」

 

「なに言ってるのよ、ISは機械じゃない?」

 

「そういうことじゃなくて…」

 

「??」

 

「あれって本当にISが乗ってるのか?」

 

「はぁ?人が乗らないとISは動かないわよ。

そういえばさっきから、私たちが会話してるときに攻撃をしてこないわね。」

 

「ISが無人機なんてことは絶対にないわ!」

 

「ならもしも、無人機なら容赦なく叩けるな!」

 

「容赦なくって?」

 

「俺の雪片弐型の[零落白夜]を使う。威力が高すぎるから、練習や訓練だと全力では使えないんだ。」

 

「でも、あんたの攻撃全然当たらないじゃない!!その攻撃も当たらなきゃ意味ないでしょ!?」

 

「次は……当てる!」

 

「言い切ったわね…。有り得ないけどそれじゃ、あれが無人機だと仮定して攻撃しましょうか。」

 

一夏と鈴は攻めようとした…

 

「んじゃあ、行くぞ、鈴「一夏!!」…!?」

 

しかし…

 

 

「一夏!そのくらいの敵に勝てなくどうする!!」

 

 

実況室のマイクを使ってる箒がいた。

 

 

すると、無人機のロックオンが箒に変わった。

 

 

「不味い、箒、逃げろ!!」

 

しかし、もう無人機はビームのチャージが終わって

 

 

 

 

 

バオオオオ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無人機から実況室に向けてビームが発射された…

 

 

 

To be continued

 




次回、第2の機体登場します

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