IS 真の平和の栄光   作:アルトロニオ

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クラス対抗戦手前です。
鈴ちゃん登場です。
あと、もう一人出てきます。お楽しみに


第9話

<食堂>

 

 

「「「織斑くんクラス代表おめでとう!!」」」

 

 

パンパン!!(クラッカー音)

 

パチパチパチパチ(拍手)

 

 

 

「なんで俺がクラス代表なんだよ?」

 

「それはわたくしが辞退したからですわ。」

 

「なんで、一番の勝ちをあげた、遼が代表でもないんだ?」

 

「それは、僕がAE社のテストパイロットであるかさ。」

 

 

「「「AE社!?」」」

 

 

「AE社って昔MS開発で有名なとこじゃない!?」

 

 

「まあ、そういうことだから、僕はクラス代表をやることができないからね。だから、最終的に一夏くんになってたってことさ。」

 

 

 

(なにか知らないけど、一夏くんと篠ノ之さんの仲悪くなってるし、オルコットさんが一夏くんにだいぶ接近してるし、まあいいや~。)

 

 

パシャリ!!

 

 

と写真を撮る音が聞こえた。

 

すると、

 

「新聞部で~す。写真いいかな?」

 

 

「いいですよ。」

 

 

「まあ、僕もいいですよ。」

 

 

 

専用機持ち3人並んでね。

 

 

「もうちょい、つめてね。いくよ~」

 

 

パシャリ!!

 

 

「じゃあクラス全員で撮るわよ。

専用機持ち3人は真ん中にきてね。

いくよ、はい チーズ!!」

 

 

パシャリ!!

 

 

クラス全員の写真を撮った。

 

 

 

 

 

 

次の日

<1年1組教室>

 

 

「みんな、おはよう。」

 

 

「「「おはよう」」」

 

 

「虹村くん、聞いた?」

 

「なにをだい?」

 

「2組のクラス代表が転校生変わったの聞いた?」

 

「うーん聞いてないな。転校生がこの時期にね~。

まあ、相手が変わろうと一夏くんが戦うから僕には関係ないよ、まあ一夏くんの応援ぐらいはするさ。

とりあえず、一夏くん頑張って。」

 

 

「他人事ように言うなよ、遼~」

 

 

 

「専用機はいまのところ、1組と4組だけだからね」

 

 

 

 

 

「その情報古いよ

2組もクラス代表に専用機持ちが入ったんだから、そう簡単に勝てるとは思わないでよ。」

 

 

((((誰?))))とみんな思ってるなか

 

一夏が

 

「鈴?お前、鈴か!?」

 

 

「そうよ、中国代表候補生 凰 鈴音(ファン リンイン)が宣戦布告にきたって訳よ。」

 

(ふむふむ、あれが中国代表候補生、なるほどね。)

 

 

その後、織斑先生の出席簿アタックの餌食になった。

 

 

 

 

 

そのあと、昼休み。

「のほほんさん、ちょっといい?」

 

「なになに~?ハルハルなにか用~?」

 

「更識簪さんのところに案内してもらえる?

ちょいと気になることがあるからさ。」

 

「かんちゃんのとこに?

わかった~ついてきて~」

 

 

<1年4組教室>

「かんちゃん~」

 

「本音。どうしたの?」

 

 

あの子が更識簪さんか…楯無先輩に似てるな。

 

 

 

「あのねあのね、かんちゃんに用がある人連れてきたんだ~」

 

 

「??」

 

「初めまして、更識簪さん。僕は虹村遼。

君のISの手伝いをしようと思って来たんです。」

 

 

「手伝い…いらない…」

 

 

 

「まあまあ、そんなにすぐに断らないでください。

とりあえず、君がもしも行き詰まったときは

僕に声をかけれてくれればいつでも手伝うから。

それじゃ僕はこれで。あと名刺を渡しとくよ。」

 

「戻りますよ、のほほんさん。」

 

「待って~ハルハル。かんちゃん、バイバイ~」

 

 

 

廊下

「ハルハル、あれでよかったの?」

 

 

「あれでいいですよ、彼女には手伝ってくれる人がいるってことを教えてあげればいいんです。」

 

 

とりあえず、第一段階は成功

 

 

 

1週間後はクラス対抗戦

まあ、 一夏くんの手伝い をしようと思ったが、

オルコットさんや篠ノ之さんもコーチとしてついてるから、大丈夫かな。

 

 

 

僕は更識妹さんの手伝いをしようと思い、整備室にきている。

 

「また、エラー…」

 

 

「こんにちは、更識さん」

 

 

「また来たの…」

 

(うわぁ…冷たい…)

 

「まあまあ、そんなに冷たくなくても…

また行き詰まってるんですよね。

なら相談のりますよ。自分もこういう経験はありますから。」

 

「え?あなたにもそんなことがあったの?」

 

 

 

「僕もありました。ちょうど僕がテストパイロットになり始めたときにあってね、そのときは行き詰まってパイロットやめたいとも思ったけど…ある人が手を差し伸ばしてくれたんだよ。

だから、僕も君に手を伸ばしたんだ。」

 

「うん…」

 

「でも、強がり過ぎるのは良くない。キミはお姉さんがひとりで作り上げたように、自分もひとりで作ろうと思ってるのはいいことだよ。でも、人間ひとりで生きてくことはできない。他人の手を借りながら生きることしかできない。あの人だってそうさ。」

 

「だからさ、手伝ってもいいかな?」

 

「うん…お願い…」

 

 

僕は更識妹さんの手伝いをすることになりました。

 

 

「では、やりますか。

とりあえず、僕のISデータを転送しときますね。

これさえあればいいかな…」

 

「このミサイル攻撃の[山嵐]、僕のヘビーアームズの[フルオープンアタック]のデータを使うといいよ。」

 

「ありがとう…」

 

「気にしないでください。クラス対抗戦までに間に合うといいですね。」

 

「うん…」

 

僕は更識妹さんの手伝いをクラス対抗戦まで行っていました。

 

 

 

そして、1週間後、クラス対抗戦

初戦は一夏くんと凰さんの対決。

簪さんはそのあと試合からである。

 

とりあえず、僕はのほほんさんと一緒に第3ピットにきている。更識妹さんの機体の最終チェックをしにきた。

 

「機体の調子はどう?」

 

「問題ない、ありがとう虹村くん。」

 

「いいってことよ。」

 

「流石ハルハル~すごいな~」

 

「いやいや、実際情報を渡しだけだからね。

ちゃんとまだ、完成度60%だから、あんまり無理しないでね、更識さん。」

 

「うん…」

 

 

僕はある程度更識さんの機体の調整が終わったので、待機中の一夏くんに通信をいれた。

 

「一夏くん、調子はどう?」

 

「遼!あぁ、バッチリだぜ!!」

 

「なら、安心。相手は代表候補生だから、

気を付けてください。負けたら、

チュッパチェスプ コーラ味とチェリー味を10本ね」

 

「マジかよ!?勘弁してくれよ~」

 

「勝てばいいんですから。頑張ってください。」

 

「おう、ありがとよ、遼!」

 

 

そして、暫くして

一夏くんと凰さんの試合が始まった。

 

To be continued

 




次回は無人IS登場です


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次回もお楽しみに。

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