IS 真の平和の栄光   作:アルトロニオ

11 / 25
クラス代表決定戦後のようすです。


第8話

管制塔

 

僕は管制塔にきている。

織斑先生に呼ばれたから。

 

 

「虹村、それでお前が何故呼ばれたかわかってるな?」

 

 

「あーそれは説明しますよ。

何故僕が専用機を持ってたのか…

これは僕がAE社のテストパイロットであるからです。」

 

先生たちはとても驚いてた。

 

「なぜ言わなかった?」

 

「まず、俺がテストパイロットだってこと、これは入学したときに言っても専用機がないと証拠にはならないからです。

あと俺のISはXXXGシリーズ 通称ガンダムはアナハイム社の極秘裏に造られた機体です。」

 

 

「なるほどな、わかった。」

 

 

「あと、この機体には自爆スイッチがあります。」

 

 

「自爆スイッチですか!?」

 

「なんだと!?」

 

「この機体は極秘裏に開発された機体なので、

他国や他企業に機体、データ、を奪われないためです

元々こいつは争いを止めるためにつくられたものですから。

とりあえず、このことは先生方に伝えます。この情報の漏洩には気を付けてください。」

 

 

「それで、もうひとつ。

クラス代表は降ります。

テストパイロットという身ですから、

そういうのはパスなんで。」

 

「わかった。」

と織斑先生は言った。

 

 

そして、用が済んだので、管制塔を去った。

 

 

そして、事務所前

 

父さんとロウさんと樹里さんの見送りにきている。

「父さん、ありがとう。ロウさん、樹里さんも今日はありがとうございました。」

 

 

「いい戦いぶりだったぞ、遼。」

 

「またなにかあったら、呼んでくれよ!

いつでも駆けつけてやるからな。」

 

「遼、これがお前のISの待機状態だ、」

と父さんから腰につけるカプセルケースをもらった。

開けると3つのカプセルが入ってた。

 

「黒がデスサイズ、オレンジがヘビーアームズ、

白がサンドロックだ」

 

「ありがとう、父さん。」

 

「それじゃ、遼。頑張れよ、たまには夏は会社に顔出せよー。」

 

「またな!遼。」

 

「元気でね、遼くん」

 

 

2台のトラックは走り出した。

さぁ~てと、次は生徒会室に行きますか~

と思っていたら…

 

後ろを振り向いたら、

楯無先輩と布仏先輩がいた。

 

「お疲れさま、遼くん。」

 

「お疲れ様です、虹村さん。」

 

 

「こちらこそ、色々と付き合ってもらい、ありがとうございました」

 

「いいの、いいの!」

 

「私も色々とジャンク屋組合の人から整備について色々と聞くことが出来たので、よかったです。」

 

「遼くん!」

 

「どうしました?楯無先輩??」

 

「頼みがあるんだけど、妹の手伝いをしてくれないかな?」

 

 

「妹?どういうことですか??」

 

「あのね、私には妹がいるの、名前は簪。

日本の代表候補生なのよ。」

 

「なるほど、それで、何故に僕に手伝いを?」

 

 

「その…専用機がないの……

織斑くんの白式と、簪ちゃんの専用機は同じ開発元で、

白式の方に人員が回されちゃって、後回しにされちゃってね…」

 

「なるほど、それで、僕に手伝いをしてほしいって訳ですね。

わかりました。いいですよ。先輩には俺の練習の手伝いをしてもらったってのもあるのでやりますよ」

 

「本当!?ありがとう、んじゃよろしくね。ただ…」

 

「ただ…?」

 

「簪ちゃん、私がひとりで専用機作り上げたように、

ひとりで作り上げようとしてるの…

私も一応ひとりで作ったけど、結局、整備科に意見もらっちゃったけどね…」

 

「わかりましたよ。手伝いますよ。」

 

 

「ありがとうね!遼くん。じゃあお願いね!」

 

 

「わかりました。それでは僕は帰ります。」

 

 

 

帰路にて

(なぜ、僕に妹さんの手伝いを頼んだのだろう?

何かあるのかもしれない、布仏先輩に聞いてみるか…)

 

 

 

 

自室

 

パソコンをいじりながら、所持弾数の確認、武器の確認をしていた。

 

「サンドロックにライフルとマシンガンの追加を確認

武装の増装作業…クリア

作業データ、武器リスト抹消クリア」

 

「布仏先輩、楯無先輩は妹の簪さんとなにかあったのですか?」

 

「お嬢様と簪お嬢様はとても仲がよいのですが、

お嬢様の楯無の名を引き継ぎのときに、喧嘩があって、

それで色々とすれ違いがあっていまに至るんです。」

 

「なるほど、わかりました。ありがとうございます」

 

「いえいえ、お嬢様の頼み事なのですから。」

 

 

(明日、簪さんを探しにいくか。)

 

 

そして、ベッドに入り、眠りについた…

 

 

To be continued

 




次回は、鈴ちゃんが登場!

次回もお楽しみに!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。