MS道。それは0079、一年戦争と呼ばれた時代のMSを駆る乙女の嗜みである。戦場で女性と言うのは男根主義の軍隊から見れば、いささか違和感のある者にみえるが、MS道では違う。
この時代を生きたエースたちに女性も連なっており、何より伝説となった二人のニュータイプを導いたのは女性であった。それも10代の少女が、である。MS道はそんな女性を育成を目的とした武道である。
MS。宇宙世紀0079から実戦に投入され始めた二足歩行兵器であり、現在でも使用されている。
その戦いはかつて血みどろの殺戮を欲しいままにしたMSがカーボンと特殊塗装、コックピットブロックの完全なる防御力の実現を以って、戦争を試合に変え、戦闘は青春劇へと。そして、幾多のドラマが生まれていった。
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聖グロリアーナ女子学院コロニーはフロンティアサイドをモデルとしたコロニーである。豊かな自然と格式を求めた建築物の数々。21世紀のロンドンの様に時計塔やタワーブリッジを模倣し、電気駆動のエレカーの個人所有が最盛期の中で、二段バスが走る珍しいコロニーなのだ。
淑女育成、お嬢様学校としての所以か。ブティックやパン屋に至るまでレベルが高く、聖グロリアーナに来れば紅茶の香りがお出迎え、と言った具合に他校から尊敬の念を抱かれている。
その学園サイドのグロリアーナⅠコロニーから離れたグロリアーナⅢコロニー。様々な地形を模した場所で人影がいくつか。とは言っても、そのサイズは人間と比べてケタ違いに大きい。全高18mにも及ぶ青を基調とした機体色、両肩のスパイクが威圧的な一つ目の巨人である。
二機が睨みあい、間合いを測る。赤のリボンが巻かれた方は楯を構え、右手にヒート剣を携える。もう一機は頭頂部の角が白い。左手を相手に向けたまま動かず、無手の右手を身体の影に隠している。
「今日こそ!」
リボン付きが先に動いた。一気に駆け出し、接近する。ヒート剣を相手の脳天目がけて振り下ろすべく、走るリボン付きに白ツノは発砲した。左手の指先から75mm砲弾をはじきだし、けん制。リボン付きは楯で易々と防ぎ一気に必殺の間合いに飛び込んだ。白兵戦を目的として開発されたMS07Bグフの運動性を最大限に発揮し、ヒート剣を脳天目がけて振り下ろした。
「甘いぞ! バニラ!」
それに対する白ツノの動きは驚くべきものだった。逆にリボン付きのグフに張り付くように接近したと思うと、スライディングの要領で、足元をすくったのだ。バランスを崩されたバニラ機が宙を舞った時、白ツノは振り返ると同時にヒートロッド、電撃鞭の横薙ぎを放ち、コックピット部分にぶち当てる。
「うわっ!」
コックピット内の温度は1℃も上がらなかったが、その破壊力はカメラで見、身体で感じられた。実際には違うがヒートロッドの熱を体が誤認してバニラは悲鳴を上げる。動力パイプとコックピットの表面装甲が食いちぎられたように破壊され、蒼い巨人は重力に従って堕ちた。
その瞬間バニラ機から白旗が上がった。地響きを金属の悲鳴と共に叫ばせ、派手な土煙を空中高く放り上げ、ヒート剣が主人を失ったことを悲しむようにオレンジ色の輝きを失う。その攻防たるや、圧巻の一言であった。
まだムーバルフレームすらない一年戦争の機体を人間のように動かすのは動力系の瞬時の切り替えが必要である。それを白ツノは、戦闘中にやってのけたのだ。その判断力と技術はベテランのジオン兵を思わせるが、動かすパイロットは予想しえない人物であった。コックピットが開いて中からノーマルスーツを着込んだ少女が出てくる。
ヘルメットを脱げば、三つ編みのサイドテールの髪の毛が現れ、整った卵型の顔立ちが美しい。少女は新鮮な空気を吸い込んで、エアコンの利いたコロニー内の新鮮な空気を味わい、汗で蒸れた体を低めの気温で冷まそうと、ノーマルスーツの前を開ける。
『はしたないわよ。ルクリリ』
「すいません。ダージリン様。ここまで持ちこむのに、動力を絞っていたので……」
『貴方の動きも戦術も称賛に値するけれど、聖グロリアーナはあくまで優雅によ。早く戻ってきなさい。ペコのお茶が冷めてしまうわ』
「はい。ダージリン様」
通信が終わり、ルクリリは前だけ締めて、再びコックピット内へ。扱い慣れた操縦かんを握りしめ、グフを歩かせる。リボン付きも回復し、それに追随する。
「流石はルクリリさんですね。ヒートロッドを使わせれば、我が校きっての実力です」
「ありがとう。でも、それだけじゃ足りない」
「というと?」
「次の試合相手だよ。黒森峰さ」
「ああ」とバニラが力なく返事した。バニラ機のグフはモノアイでルクリリ機と自機を交互に見やる。自身のない目の動きだった。弱気で不安に満ちた目にルクリリは不満を覚えたが、状況の厳しさをルクリリは理解している。故にバニラを咎めたり、あてのない激励を贈るようなマネはしない。
「敵は常勝の黒森峰。機体スペックではこちらが不利ですものね……」
「ああ。黒森峰の機体と同世代の機体はダージリン様だけ。勝つなら、他の何かが必要だ。だが私達はニュータイプじゃない。超人的な能力で勝つなんて事は望めない」
「勝てるでしょうか?」
「馬鹿」
ルクリリはコックピット内に張り付けた写真を一枚とる。それは、自分が初めて聖グロリアーナのグフに搭乗した時の物。ノーマルスーツを着込んだ仲間達と共に歩んだ最初の一歩目の記憶。そこにはダージリンとアッサムも混じっていた。
「勝つんだよ」
森を抜けて、休憩場所へ。半球状のドームの周りには主力機であるグフが鎮座しており、主を待つ騎士の荘厳さを見せつけている。だが、それは同時にルクリリの心境を複雑な物へと変えた。
自分が愛する機体、自分の誇り。この機体が相手に劣っている。信じたくないが、受け入れなくてはならない。そして、なればこそルクリリは不名誉に終わるわけにはいかなかった。だが、果たしてそれが可能か。ルクリリは込み上げる不安にため息を吐く。
「遅かったわねルクリリ」
「紅茶もうできますわよ」
「はい、今行きます」
そして、ルクリリを出迎えたのは二機のMS。アッサムの白いMS-07B-3グフカスタム。そして、聖グロリアーナで唯一のビーム兵器を有するYMS-15ギャン。ギャンのコックピットから降り立つダージリンを目で追う。自分と違い、自信に満ちた彼女にルクリリは、ああなりたいものだ、と内心思うのであった。
とはいえ、準決勝まで残り三日を切っている。時間がないことにルクリリは焦りを隠せないでいた。
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ドーム内ではノーマルスーツ姿の乙女たちがカップを片手に談笑していた。話しに華を咲かせ、1G程度の重力下で飲む紅茶は宇宙とは違って味と香りを十分に楽しめる。何よりパック詰めとは違って気品がある。
「やはり、紅茶はカップで飲むのに限りますわ」
「そんな事言ったら、宙域戦のローズヒップ隊達に怒られますわよ。いい加減、ストロー越しは嫌だって」
華やかなグフ乗り達がそんな冗談を交えて、一口。聖グロリアーナのMS道履修者達の一番の楽しみである紅茶は地球産の高級品である。故にか、戦闘の熱を浴びた心に落ち着きを与え、体をリラックスさせてくれている。
ルクリリもその中の一人で椅子に体を預け、重力に逆らわずにいた。それでも、最低限の礼節を守るべく、姿勢を崩さないでいたのは流石である。
「ルクリリさん、御代わりは?」
「ありがとうペコ」
そこへ小柄な少女が一人。緋色の髪の毛をダージリンのように後ろで纏めた、可憐な少女で、小さな体格だが誰よりも粘り強く、一年生でありながら聖グロリアーナで首魁役を務めるほどで、「小さな戦車」を思わせる少女だ。
この人柄の良さで人気もあり、また紅茶の腕前も神の域である。ルクリリはカップに注いでもらった紅茶の琥珀色に見惚れつつ、口をつけた。
「どうですか、練習のほうは?」
「皆いい腕さ。これだけのグフ乗りが居れば、オデッサの激戦だってジオンに勝利を与えられるよ」
「連邦敵にあらず、ですか」
「それを言ったのはティアンム艦隊だろ? 最も、今回の相手もオデッサ時の戦力なら……話は簡単なんだけどな」
ペコは困った顔をして、返答に詰まった。ルクリリは言いすぎたことを後悔し「悪かった」と一言謝罪する。それは今の聖グロリアーナの面々に深々と突き刺さっている事実で、紅茶を飲んでいる時ですら、脳裏にこびりついている。
勝ちたい。それは競技を行う者以外でも共通の感情であるかも知れない。だが、勝つために超えるべき壁がとてつもなく巨大であった時、人はその欲求を持ち続けていられるだろうか。もし戦う前から、勝敗が決していると思った時、人は戦えるのか。
沈痛な表情のまま、ルクリリはノーマルスーツの手首に付けられた端末に触れる。立体映像が現れて、メールや通話などの様々なアプリが表示される中、聖グロリアーナMS道の資料にタップする。
現れたのは次の相手である黒森峰の戦力。映し出される映像に次々とMSが現れ、それを見るたびに重力がより一層肩に強く圧し掛かってくるのを感じた。一年戦争ではかなりの大型で豚の鼻を思わせる口が特徴のMS。ジオン公国の悲劇の傑作機、MS-14系列―ゲルググ。
ビームライフルを標準装備し、機体スペックもあのガンダムに勝るとも劣らない程の量産機。バックパックなどで容易に機体仕様を変更でき、そのバリエーションはザクにも匹敵する。
スペックで見れば、格闘戦に持ちこんで何とか抵抗できるというのが聖グロリアーナの現状である。だが、それも完全に圧倒できるのはギャンのみ。出力差、ビーム兵器の有無を覆すほどの物ではないし、陸戦主体のグフは勿論、ギャンでは空間戦闘に持ち込まれた場合手も足もでない。
そして、今年の黒森峰には人材が豊富だ。
「色付きのゲルググが多いですね」
「エースの証だってな。一部ではキマイラ隊の再来だって言われている」
西住流の後継者の西住まほのYMS-14を筆頭に、逸見エリカ、赤星小梅、直下、この四人のエースパイロットの実力は本物だ。
「全く、頭が痛くなるな」
「ええ、本当に……」
ルクリリが紅茶をもう一口、とカップを口に運んでいると、突然、ドームが大きく揺れた。周囲のメンバーも何事かとキョロキョロ周りを見回す。デブリでもぶつかったのか、と思っているとドームの入り口が開き、犯人が全速力で駆けて来た。聖グロリアーナの宇宙MS隊隊長である赤毛を真ん中で分けたチャーミングなじゃじゃ馬娘が。
「ごぎげんようですわ! 皆さま! ローズヒップただいま帰還しましたわ!」
「待ってくだ……さい……」
出たな、聖グロの宇宙組。その首魁であるローズヒップが断りもなくルクリリの向かいの席に座り、オレンジペコに紅茶をもらう。そして、彼女の副官である薫子がグロッキーな体を動かし、倒れるようにテーブルに突っ伏した。知的なブルネッタの髪の毛がセットが崩れて、可哀想に見える。
「お前なあ」
「あれ? ルクリリさん。髪型変えましたの?」
「変えてないよ。また、変な着地したろ。あの機体は繊細なんだから、もう少し丁寧に扱えよな」
「急がないとお紅茶が冷めてしまいますわ! ですから、超特急で来ましたわ!」
皆が真剣に考えている中、どうして、このお転婆娘はいつもと変わらないのか。ルクリリはこの変わらなさをいっそ清々しく思えた。そして、ドームの外をグフのモノアイで端末越しに確認した。
斜面をスライディングするように降り立っているのは二機のMS。スカイブルーの華奢なボディにドムを思わせる十字のモノアイレールの中央にモノアイスリットがある。それこそ、聖グロリアーナの唯一の“マシな”空間戦闘が可能なMS、EMS-10ヅダである。
よくも、あんな細い足を一切痛めることなくああも派手な着地が出来るものだ、とルクリリは感心する。繊細な技術がなければできないのだが、目の前で紅茶をジョッキに入ったビールのように飲み干すローズヒップを見るとルクリリはつい自分の見る目に自信を無くしそうになった。
「ホント、何でお前があんな腕前を発揮できるのか、分からないよ」
「お褒めに預かり、光栄ですわ!」
「……真っ直ぐなローズヒップさんの性格が出てるからじゃないですか?」
「ペコさんにも褒められましたわ!」
そう言って、ローズヒップはオレンジペコに抱き付き、キャッキャッと頬ずりをしだす。その様を見て、ドーム内の空気がいくらか明るくなったのか。話が弾みだした。
「ローズヒップさんも相変わらずですね」
「その昔、生の感情をむき出しにするのはゴミだとか言っている人が居たそうですが。彼女を見たら、そんな事言えなくなるでしょうね」
ニルギリがローズヒップにそんな感想を述べる。メガネが魅力を引きたてている彼女は口元を手で覆い、笑っている。
「あれで、もう少し落ち着きがあれば……」
「ローズヒップだからさ」
笑い声があがる。さっきよりも大きく、そしてその輪が広がっていくのを皆が感じ取った。続々とヅダ隊が戻り、何を話しているのかを聞いて、更に話が弾む。ローズヒップが太陽のようで、皆に元気を分けたのか。
「いい雰囲気になりましたね」
「ああ、ローズヒップの素直さのなせる業だな。ああ言う所は見習いたいな」
「お茶の作法はいいんですか?」
「ペコ、ちょっとヒドイぞ」
二人が話している間にも、ローズヒップが明るさを広めていく。
「薫子が上から来たのを、こうドーンと加速して、下方向にギューン! そして模擬弾が後ろから迫ってくるのを私、見ずに感じましたのよ! こう、キュピーンって!」
「嘘おっしゃい、ニュータイプでもないのに」
「いつもの動物的勘でしょう」
「ヒドイですわー!」
「全く」
薫子が復活し、立ちあがる。
「相手するコッチとしては手に負えませんよ。ああ、こんな事ならグフ乗りに……」
「でも、薫子途中からリミッター外して楽しんでましたわよ」
「ああ、アレは振動とかスリルが楽しい……とかじゃなくて! 貴女が速いから追いつくためにしてるだけで!」
薫子が腕を回して必死に抗議するが、周囲は茶化すだけ。ヅダに乗ったらローズヒップと変わらないお嬢様の滑稽さはいつも通りでルクリリは安心した。これこそ、紅茶の園だ。同じ目的を持ち、同じ学校に通う仲間達とのひと時を楽しむ憩いの場。
今一度ダージリンティーを飲めば、数分前とは格段と味に深みを感じられる。その味わいは精神の均衡と心を軽くした時に得られる至高の味だ。もっと味わいたい、もっと長くこの場に皆といたい。そう願うが、それができるのも残りわずかな紅茶と時間の問題である。
ルクリリは空になったカップの底を覗き見て、想いが飛び出しそうになった。それを拳をキュッと握ることで耐える。勝てばいい、勝てばもっとこの時間を共有できるのだ。敬愛するあの人達と――
「そう言えば、ダージリン様はどこですの?」
「ああ、そう言えば見ないが……」
ローズヒップの問いにハッとなって気が付くと、オレンジペコがほほ笑みながら答えてくれた。
「ダージリン様なら、アッサム様とデータ管理室へ行かれましたよ。熱心に二人で資料を探っている様でした」
「何を探しているんですの?」
「勝つための策、でしょうかね?」
皆が顔を見合った。勝つための策、そんな物があるのか。エースぞろいの黒森峰のゲルググ隊を倒す秘策が。確かにスペック差があっても勝つことは可能だ。かつてのジオン残党は旧型の機体でジェガンなどの最新鋭機に立ち向かったと言う。だが、あれは奇襲と信念から来る狂気が彼らの底力と合致しただけに過ぎない。第一、死なば諸共の精神主義は相手を道連れにするだけに終わるし、何より聖グロリアーナの伝統と思想に反する。
ならば全員がニュータイプになれ、とでも言うのだろうか。それも非現実的である。そんな夢物語を信じる程、彼女達は子供ではなかった。
「でも、今はダージリン様を信じましょう」
「ペコ……」
「大丈夫です。紅茶と格言が好きで、ちょっぴり変人で、偏屈で、負けず嫌いで、偶に壺がどうとか言いだして……」
「ぺ、ペコさん?」
オレンジペコが一瞬闇に落ちかけたのを止め、オレンジペコは真っ直ぐな目で言いはなった。
「でも、ダージリン様はきっと活路を作る人です。あの方はいつだって機体のせいにも、ましては人のせいにしたこともありません。だから、きっと……」
「ありがとうね、ペコ」
そこまで言っていると、急にドアが開かれてノーマルスーツを着たダージリンとアッサムが入って来た。オレンジペコは顔を真っ赤にして、「し、失礼しました」と上ずった声で答えて、ルクリリの後ろに引っ込もうとするが、ダージリンが先回りしてそれを許さない。
「ペコ、こんな言葉を知っている?『好転する前には、悪化するという段階もあり得る』
」
「チャーチルですね……あ、あの先ほどはですね」
「私としてはもっと言って欲しかったのだけれど……貴女のそう言う顔を見たくなって、つい出てしまいましたわ」
「私は止めたんですよ。ペコさん」
「あら、そうだったかしら? アッサム」
はあ、とため息を吐くアッサムを横目にダージリンは全員に振り返る。
「さて、先ほどの言葉の意味だけど。次の試合はコロニー戦に決定したわ」
「コロニー戦……!」
その言葉にメンバー達はざわついた。コロニー戦。宙域と重力が残るコロニー内のいわば地上と宇宙の双方を組み合わせたルール。ルクリリは苦虫を噛み潰したような顔を見せる。
こちらの宙域での戦闘が可能なのはヅダ6機とギャンのみ。明らかに不利なルールではないか。面々は重い空気になり、勝機が永遠に失われたことを知った。
しかし、ただ一人を除いて、だが。
「何を勘違いしているのか、分かるけど。私、これは好機だと思っていますのよ皆さま」
「好機?」
「そうよ」
ダージリンはニコリと微笑み、言い放った。
「千載一遇の勝機。黒森峰を倒し――私達に勝利を。興味のほどはいかがかしら?」
聖グロリアーナのMS 戦力
ギャン グフカスタム ヅダ グフ
今のところ、こんな感じです。
尚、吉田薫子などオリキャラも多少入れています。薫子に関しては私の狂せいだーにて見れますので、参考程度に。
シリアス系のリハビリも兼ねてますが、ご意見や感想を頂けると嬉しいです。