弾叫黙示録みほ   作:マイネームムーン

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前の続きです!


みほ サイコロをふる 完結

チンチロをやりはじめてから終盤、

みほは何かを見つけたかのように、

持ち金全てを賭け始める。

これは何の意味があるのか、

それとも,,,,

 

 

 

 

 

みほ「109万ペリカ」

 

みほ「すべて賭けます」

 

川下「正気ですか?」

 

みほ「正気ですが?」

 

川下「本当にいいのか?」

 

みほ「はい」

 

優花里「ちょっと!本当にいいんですか?西住殿!」

 

みほ「うるさいですよ」

 

川下「!!!」

 

優花里「!!!」

 

みほ「私は言いましたよね?」

 

みほ「すべて賭けます。って」

 

みほ「何か悪いことでもあるんですか?」

 

川下「な、ないが,,,,」

 

みほ「ないなら早くやりましょうよ」

 

みほ「最後のチンチロを」

 

川下「本当にやるんだな?」

 

みほ「やるっていっているでしょ」

 

川下「じゃあ、やろうか」

 

川下「,,,,,,,,,,,,」

 

川下(なぜいきなり全部賭けるんだ?)

 

川下(!まさか!)

 

川下(サイコロの正体がばれたか!)

 

川下(いや、まだだ、)

 

川下(まだ気ずいたと決まったわけじゃない!)

 

川下(なら大丈夫だ!)

 

みほ「どうしましたか?」

 

川下「ん!あぁ、何でもない」

 

川下「じゃあ、いくぞ」カラカラッ

 

川下「ちっ、目なしか,,,,」

 

川下「もう一回だ!」カラカラッ

 

優花里「!!!」

 

川下「よしっ!!」

 

出目は,,,,シゴロ

 

 

みほ「シゴロ,,,,ですか,,,,」

 

みほ「,,,,フッ」

 

川下「!!」

 

みほ「ではいきます」カラカラッ

 

みほ「目なし,,,,ですか,,,,」

 

みほ「もう一度いきます」カラカラッ

 

みほ「,,,,,,,,」

 

川下「,,,,フフッ」

 

川下「,,,,あーはっはっは!」

 

川下「いやー滑稽だね」

 

川下「あんなに大口叩いておいて」

 

川下「結局負けるんだ」

 

川下「さぁ!早く振りなよ!」

 

川下「さぁ!」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「本当に負けると思っているのですか?」

 

川下「,,,,,,,,えっ?」

 

みほ「簡単です」

 

みほ「あの目を出せば」グッ

 

川下「まさか!この場で出るわけがない!」

 

川下「ピンゾロが出せる訳がない!」

 

みほ「いや、出せます」

 

みほ「私なら」

 

カラカラッ

 

カラカラッ

 

カランッ

 

 

川下「!!!」

 

みほ「ね?いったでしょ?」

 

優花里「嘘,,,,ですよね,,,,」

 

みほ「出せる、って」

 

 

目は,,,,ピンゾロ

みほは出したのである。

1のゾロ目を

 

川下「なぜだ!」

 

川下「なぜ出せるのだ!」

 

川下「イカサマか?これはイカサマか!」

 

川下「これはイカサマだ!」

 

みほ「イカサマはあなたじゃないんですか?」

 

川下「!!」

 

優花里「な、何をいっているんですか?」

 

みほ「チンチロをしている時、ずっと見ていました」

 

みほ「何度か不自然にポケットに手をいれてましたよね?」

 

みほ「その動作のあとはほとんど強い目」

 

みほ「またはシゴロしかでていない」

 

川下「そんなの言いがかりだ!」

 

みほ「じゃあ聞きますが」

 

みほ「1、出ましたか?」

 

川下「出していただろ!あのときに,,,,」

 

みほ「それは私がわかっているかがわからなかった」

 

みほ「だから最初は普通のサイコロを使い」

 

みほ「二回目にイカサマサイコロを使った」

 

みほ「違いますか?」

 

優花里「ちょっと西住殿!」

 

川下「,,,,,,,,,,,,」

 

川下「,,,,,,,,そうだ」

 

川下「よくわかったじゃないか」

 

川下「で?どうするんだ?」

 

川下「このまま報告するのか?」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「いや、もう一度やりましょう」

 

みほ「その代わり、私も独自に用意したサイコロを使う」

 

みほ「これでいいですか?」

 

川下「あぁ、受けてやるよ」

 

みほ「言いましたね?」

 

川下「えっ?」

 

みほ「本当に言いましたね?」

 

川下「わかったっていっているだろう!」

 

みほ「わかりました」ドサッ

 

みほ「今当たったペリカ」

 

みほ「すべて賭けます」

 

川下「!!!」

 

みほ「受けますよね?」

 

川下「,,,,,,,,あぁ」

 

みほ「じゃあまずどうぞ」ゴトッ

 

川下「,,,,,,,,,,,,」

カラカラッ

 

 

みほ「出目は5ですか,,,,」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「秋山さん」

 

優花里「はい?」

 

みほ「何か物足りないと思いましたよね?」

 

みほ「たった500万ペリカ」

 

優花里「物足りなくないですよ!」

 

みほ「,,,,,,,,,,,,」

 

みほ「安心して下さい」

 

優花里「!!」

 

みほ「ちゃんと罰を与えます」

 

カラカラッ

 

カラカラッ

 

カランッ

 

優花里「!!!」

 

川下「なん,,,,だと,,,,」

 

出目は,,,,またもやピンゾロ

いや、そのサイコロはすべて1の目

すべてピンゾロでできているサイコロだった

 

川下「なんだこのサイコロ!」

 

川下「通るわけないだろ!こんなサイコロ!」

 

みほ「でも念を押しましたよね?」

 

みほ「さぁ、いただきましょう!」

 

みほ「2500万ペリカを」

 

 

 

結局、みほは2500万ペリカを手にいれることに成功した

これで1日外出券を20日分購入した。

 

 

優花里「西住殿」

 

みほ「どうしたの?秋山さん」

 

優花里「あのチンチロの時」

 

優花里「言動も性格もすべて変わっていましたよ」

 

優花里「どうしたんですか?」

 

みほ「私にもよくわからないの,,,,」

 

みほ「でも何か、新しい人格ができている気がするの」

 

優花里「そうなんですか,,,,」

 

優花里「まぁいいじゃないですか!」

 

優花里「いまは外に出たことですし」

 

優花里「どっかいきましょう!」

 

みほ「待って!秋山さん!」

 

みほ「もしまた人格が変わったら」

 

みほ「助けてくれる,,,,よね?」

 

優花里「当たり前ですよ!」

 

優花里「この秋山優花里、どこまでもお供します!」

 

みほ「あははっありがとう、秋山さん!」

 

優花里「さぁいきましょう!」

 

みほ「うん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

みほ  サイコロ ふる 完結

 




これでチンチロ編は終わりです!

でも話自体はまだ終わっていません

引き続きみて行って下さい

みて下さり、ありがとうございました!

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