弾叫黙示録みほ   作:マイネームムーン

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みほ サイコロをふる 3

班長である川下からの説明を受け、

チンチロをやることとなる西住達、

それが西住達にとって、

運命の分かれ道とも知らずに,,,,

 

川下「それじゃ始めようか」

 

川下「まぁ最初だから私が親をやろう」

 

川下「さぁ!張ってくれ!」

 

ドサッ

 

ドサッ

 

 

優花里「どうします?西住殿?」

 

みほ「様子を見ます」

 

川下「ほう、千ペリカか」

 

川下「まぁ最初だから仕方ないか」

 

川下「じゃ、振っていこう」

 

川下「ほい!」カラカラッ

 

川下「あぁ~1か、これは負けたね」

 

川下「じゃ、次、秋山さんね」

 

優花里「はいっ!」

 

優花里「そや!」カラカラッ

 

優花里「出目は五ですか、」

 

優花里「次ですよ、西住殿!」

 

みほ「うん」

 

みほ(五以上の目が出れば私の勝ち,,,,)

 

みほ「いきます,,,,!」

 

みほ「エイ!」カラカラッ

 

みほ「!!」

 

優花里「!!!」

 

川下「君,,,,なかなか運あるね~!」

 

出目は,,,,,,,,シゴロ二倍付け

ここから回っていったが、

シゴロを越える目は出なかった。

 

みほ「や、やった!」

 

みほ「千ペリカ増えた,,,,!」

 

優花里「良かったですね!西住殿!」

 

川下「すごい運だね!」

 

川下「初めての振りがまさかシゴロとは,,,,」

 

川下「あっぱれだね!」

 

みほ「あ、ありがとうございます,,,,」

 

川下「さぁ!誰か親をやる人はいるかい?」

 

優花里「私がやります!」

 

優花里「さぁ、どんどん張って下さい!」

 

 

ドサッ

 

 

ドサッ

 

 

みほ「,,,,,,,,」ドサッ

 

優花里「!!!」

 

川下「!!まさか一万ペリカ張るとはね~」

 

川下「じゃ、私も張りますか」ドサッ

 

川下「二万ペリカ」

 

優花里「そ、そんなに張られるんですか,,,,」

 

優花里「まぁ、いいでしょう!」

 

優花里「私、いきます!」カラカラッ

 

優花里「出目は4ですか,,,,」

 

優花里「微妙ですね,,,,」

 

優花里「次、班長さんです」

 

川下「はいよ」

 

川下「,,,,,,,,」

 

川下「潰してやるよ」ボソッ

 

優花里「え?」

 

カラカラッ

 

みほ「!!!」

 

優花里「!!」

 

川下「いい目だね」

 

優花里「シゴロ,,,,,,,,」

 

優花里「二万ペリカですよね?」

 

川下「そうそう」

 

優花里「はいっ」スッ

 

川下「ありがとう」

 

そうしてどんどん回っていき、

ついにみほの番が回ってきた。

 

みほ「,,,,,,,,」

 

 

カラカラッ

 

 

みほ「1,,,,,,,,」

 

川下「残念だね、じゃあこれはもらうよ」

 

みほ「,,,,すみません」

 

川下「どうした?」

 

みほ「聞きたいことが二つあるんですが、いいですか?」

 

川下「あぁ、別にいいが,,,,」

 

みほ「じゃあ1つ目」

 

みほ「外に出る方法ってありますか?」

 

川下「まぁあるとしたら」

 

川下「この1日外出券を使うことぐらいかな?」

 

川下「ちなみに一枚50万ペリカだよ」

 

みほ「わかりました」

 

みほ「次、二つ目」

 

みほ「このチンチロは掛け金に上限はありますか?」

 

川下「!!!」

 

川下「なぜそれを聞く?」

 

みほ「疑問に思っただけです」

 

優花里「だ、大丈夫ですか?西住殿」

 

みほ「秋山さん」

 

みほ「今は黙って下さい」

 

優花里「!!!」

 

みほ「で?どうなんですか?」

 

川下「別にないが,,,,」

 

みほ「わかりました」

 

みほ「ちょっとだけ待って下さい」

 

みほ「秋山さん」

 

みほ「ちょっと来て下さい」

 

 

 

~トイレ~

 

 

 

優花里「今ある金を全部出してくれ,,,,ですか?」

 

みほ「そう」

 

優花里「ちょっと待って下さい!」

 

優花里「勝つ確証はあるんですか!」

 

みほ「なかったらこんな事言わないですよ?」

 

優花里「西住殿!どうしたんですか!ちょっと変ですよ!」

 

優花里「このチンチロをやりはじめてから」

 

優花里「人が変わったみたいに,,,,」

 

優花里「一体どうしたんですか!」

 

みほ「一体何をいっているの?秋山さん?」

 

みほ「私は私だよ?」

 

みほ「でも唯一違う所を上げろといえば,,,,」

 

みほ「勝つ事しか考えなくなった,,,,ぐらいですかね」

 

みほ「それじゃいきましょうか」

 

みほ「班長を撃ち取りに」

 

 

 

 

みほ「すみません、長くなりました」

 

川下「全然いいよ まぁ座って」

 

みほ「はい」

 

川下「じゃあまた私が親をやろう!」

 

川下「さぁどんどん張ってくれ!」

 

みほ「わかりました」

 

ザッ

 

一同「!!!」

 

みほ「持ち金109万ペリカ」

 

みほ「すべて賭けます」

 

 

 

続く




まだ続きマスよ~

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