弾叫黙示録みほ   作:マイネームムーン

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これで最終回です!


みほ 沼に挑む 完結

ついに軍資金全て費やしてしまったみほ達。

みほ達には未來はあるのか,,,,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みほが軍資金を全て使いきってしまった時、

ここにいる民衆達は一時静寂が訪れていた。

その静寂を切り裂いたのが、エリカだった。

 

 

エリカ「どう?負けた感想は?」

 

まほ「,,,,エリカ」

 

エリカ「はい?」

 

まほ「何とかできないのか?」

 

 

まほはエリカに迫ってきた。

だが、エリカは笑いながら返答した。

 

 

エリカ「まさかの隊長が命乞いですか?」

 

まほ「!!」

 

エリカ「真っ直ぐ進むのが西住流じゃないんですか?」

 

まほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「何も返せませんか,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

少し黙り、今度はみほに聞いてきた。

 

 

エリカ「あなたはどうなのよ?」

 

みほ「別に何も」

 

エリカ「,,,,え?」

 

エリカ「何も思わないの?」

 

みほ「お姉ちゃんとは違って」

 

みほ「覚悟を決めていましたから」

 

エリカ「,,,,そう」

 

エリカ「じゃあいいわ」

 

エリカ「連れていって下さい」

 

黒服「はい」

 

 

黒服達はみほ達はをつれていこうとしていた。

 

 

まほ「やめてくれ!」

 

黒服「そんなに動くな!」

 

まほ「嫌だ!地下にはいきたくない!」

 

黒服「ならば二度と借金をするな」

 

まほ「,,,,,,,,」

 

 

まほは最初は暴れていたが、

諦めたのか、徐々に暴れる気力を失っていった。

 

 

黒服「立て」

 

みほ「,,,,はい」

 

黒服「やけに素直だな」

 

みほ「覚悟は決めていましたので」

 

 

みほは素直に黒服の言うことを聞いていた

 

 

エリカ「早く連れていって」

 

黒服「はい」

 

黒服「いくぞ」

 

まほ「もう嫌だもう嫌だ,,,,」ボソボソ

 

みほ「,,,,,,,,」

 

 

まほや民衆がこのまま終わるのかと思ったその時だった,,,,

 

 

みほ「ちょっと待って下さい」

 

 

みほのその一言でまた静寂が訪れた、

 

 

みほ「まだあるんですよ」

 

 

エリカは頬をピクリと反応させた

 

 

エリカ「あるって,,,,何がよ」

 

 

その言葉を聞いた途端、

みほは自分が座っていた椅子の横の鞄を漁った

 

 

みほ「これです」

 

エリカ「!!!」

 

 

手元には1000万円が握られていた

 

 

まほ「まだあったのか!?」

 

みほ「はい」

 

みほ「こんなことがあろうかと用意していました」

 

エリカ「まさか黙っていたのは,,,,」

 

みほ「はい、持っていたのを感ずかれたくなかったから」

 

みほ「では、再開しましょうか」

 

 

 

みほは笑っていた。

だが、その笑顔には光が存在していなかった,,,,

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

みほは沼を再開し出していた。

これを見て、エリカは焦りの顔を隠せなかった。

 

 

エリカ(どうしよう,,,,)

 

エリカ(こんなもの、終わったも同然じゃない!!)

 

エリカ(もう終わってしまった,,,,)

 

 

 

 

みほ「いけるよね?」

 

まほ「あぁ!いける!」

 

 

すでに三段クルーンは飽和状態であり、

三段目も玉が詰まっていた。

そして、最後の玉が三段目に入ったとき、全てが決まった

そう、雪崩がおきたかのように、玉が当たり穴に入り込んだ。

その時だった。

 

 

 

 

 

 

 

プァーーーーーーーーーーーーン    プァーーーーーーーーーーーーン

 

 

 

まほ「な、なんか鳴り出したぞ,,,,」

 

みほ「うん、でもこれは勝ったと言う意味だよね?」

 

まほ「そうだな!」

 

 

二人は喜んでいた。

 

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

エリカ「ハ,,,,ハッハッハッハッ,,,,」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

エリカは上を向きながら、絶望していた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

あれから、6億円分の玉が排出され、

みほの椅子の横に山積みにされていた

このときのみほは、まさに至福を感じさせる顔をしていた。

 

 

そして、黒服がエリカをつれていこうとしたときだった。

 

 

黒服「立て」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

黒服「早くしろ」

 

みほ「待って下さい」

 

みほ「つれていくのはやめてください」

 

黒服「そうは行かないんだ」

 

 

黒服がそう言った途端、みほは衝撃的なことを口にした。

 

 

みほ「ならば私が全ての責任を持ちます」

 

まほ「!!!」

 

エリカ「!!!」

 

黒服「お前,,,,自分のいっていることがわかっているのか?」

 

みほ「はい」

 

黒服「,,,,だが、それはできない」

 

みほ「そうですか,,,,」

 

 

そう言ったみほは下を向きながら黙り込み、

真正面を向いたかと思うと、また衝撃的なことを口にした

 

みほ「エリカさんに借金を背負わせたのは私です」

 

エリカ「!!!」

 

まほ「!!!」

 

黒服「!!!」

 

 

一同は騒然となっていた。

そして、黒服はみほに歩みでた。

 

 

黒服「それは,,,,本当なんだな?」

 

みほ「はい」

 

 

黒服に返事をしていたみほの顔はまさに覚悟を決めた顔だった,,,,

 

 

黒服「そうか,,,,ならば仕方ない」

 

黒服「西住みほ、お前を今から連行する」

 

みほ「,,,,はい」

 

黒服「エリカ、早く行け」

 

 

エリカは黒服からの拘束から解かれ、

まほの横についた。

そして、みほが代わりに拘束され、

みほが連れていく瞬間、エリカはみほに聞いた。

 

 

エリカ「,,,,何で?」

 

エリカ「何で私をかばったの!?」

 

 

そして、みほは笑いながら返答した。

 

 

みほ「何でかな,,,,」

 

みほ「私も分からないや,,,,」

 

エリカ「待って!」

 

エリカ「お願い,,,,行かないで,,,,」

 

エリカ「言葉を間違えましたって言って,,,,」

 

 

エリカはいつのまにか、みほに悲願していた。

 

 

みほ「ごめんなさい」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

だが、その言葉をみほは受けとることはなかった,,,,

 

 

 

そして、歩いていく時、

みほは前を向きながらエリカに向けて呟いた。

 

 

 

みほ「エリカさん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みほ「,,,,ありがとう」

 

 

 

これがエリカに聞いた、みほの最後の言葉だった,,,,,,,,

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みほ 沼に挑む 完結

 




いかがだったでしょうか!
もしかしたら、続編などのリクエストが
あると、続編を書くことがあるかもしれません。



ここまで見てくださり、ありがとうございました!
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