杏からの洗脳を受けたエリカは、
最後の装置を使おうとする。
みほはまだその装置の存在に気付いていないが、
果たして,,,,
みほは沼を打ち続けていた。
それなりに三段目にも入って来ていた
みほ「かなり入っていますね」
みほ「あとはお金の問題,,,,」
みほ「,,,,,,,,」
黙り込んだ時、まほがみほのもとに近づいてきた。
まほ「なぁ、みほ」
みほ「何?お姉ちゃん?」
まほ「エリカを見ていないか?」
みほ「エリカさん?」
みほ「そういえばみていないなぁ,,,,」
みほ「何かあったのかな,,,,」
まほ「だといいのだが,,,,」
二人してエリカの行方について考えていた頃、
エリカは事務室にいた。
エリカ(あれ,,,,)
エリカ(どこにあるの,,,,?)
エリカは例の装置を探していたのだが、
見つからずにいた。
エリカ「どうして?」
エリカ「どうしてないの!?」
エリカは事務室の中で怒っているかのように叫んだ
その時、ちょうど店員が入ってきた
エリカ「,,,,ハァ,,,,ハァ,,,,」
店員「ど、どうしたのですか?」
エリカ「,,,,,,,,」
ガシッ
店員「え?ちょ,,,,」
いきなり黙ったかと思うと、
今度はいきなり店員の肩をわしずかみにしながら
問いただしてきた。
エリカ「ねぇ、あれはどこ?」
エリカ「あの装置はどこにあるの?」
店員「ちょっと待って下さい」
店員「まさかあれですか!?」
エリカ「そう、あれを探しているの」
店員「でもあれは使っちゃダメなんじゃ,,,,」
そう店員が言った途端、
エリカはいきなり
人格が変わったかのように喋りだした。
エリカ「今はそんな事気にしてられないの!!」
エリカ「どうしても勝たなくちゃいけないの!」
エリカ「もし負けたら,,,,」
そう言いかけた途端、エリカは
頭を押さえながら、抱え込んでしまった
店員「店長!?大丈夫ですか!?」
エリカ「,,,,うん」
エリカ「ちょっと頭痛を起こしたみたい」
エリカ「それより,,,,」
エリカ「早く探しだして作動させましょう」
店員「わかりました」
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一方、みほの方は,,,,
みほ「もう少し、もう少しだよお姉ちゃん!」
まほ「あぁ!そうだな!」
三段クルーンの一段目と二段目が
つまっている状態が続いていた。
そして、ついに,,,,
みほ「,,,,!」
まほ「きた!」
三段目に玉が入った
だが、今回は違った。
玉が二発入ったのだ
同じ空間で,,,,,,,,
みほ「これは,,,,,,,,!!」
まほ「頼む!入ってくれ!」
まほも必死になって悲願した
ウォーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
民衆も興奮の渦に包まれていた。
そして、誰もが「入った」そう確信した瞬間だった。
シュハン
音が鳴りだしたかと思うと、
その二つの玉が割れるかのようにわかれ、
外れ穴に吸い込まれていった。
みほ▪まほ「え?」
二人はまるで今、何が起きているのかが理解出来ていなかった、
その時、
エリカ「間に合ったわ」
エリカが突然姿を現し、
みほ達に向けてそう言い放った、
だが、そのエリカの目には、
光が存在しておらず、
そしてエリカの手元を見ると、
小さな機械が握られていた,,,,
続く
みて下さりありがとうございました!