弾叫黙示録みほ   作:マイネームムーン

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ここから最終局面になっていきます!


みほ 沼に挑む 12

エリカが台を傾け、

みほの勝機を防いだかのように見えたが

逆に、それはさらに勝機を増やしたようなものだった,,,,

 

 

 

 

クルーンに玉が飽和してしまってから、

エリカはとても焦っている様子だった。

 

 

エリカ(なんで!?)

 

エリカ(玉がつまったってゆうこと!?)

 

エリカ(でもどうして,,,,)

 

エリカ(,,,,まさか!?)

 

 

ここでやっと自分がやってしまったミスと

気付いた。

急いでエリカは装置を使い、手前に傾斜をマックスに傾けた。

 

 

エリカ(一応傾斜は傾け直した)

 

エリカ(でも傾くのにも時間がかかる)

 

エリカ(その間に入れられたら,,,,)

 

エリカ(もう願うしかない,,,,!)

 

 

そのころみほは,,,,

 

 

みほ(たぶんエリカさんの仕業でしょう)

 

みほ(でもそのお陰でこうなったから)

 

みほ(嬉しいですが)

 

みほ(すぐに直しにかかるでしょう)

 

みほ(そこからが正念場です!)

 

みほ(直る前に当たり穴に,,,,)

 

みほ(入れなくちゃ!)

 

 

だが、そのみほの願いも中々届かず、

ほとんどが一段目や二段目で止まってしまっていた。

そして、3000万円を使おうとしていたときだった,,,,,,

 

 

エリカ(あともう少し!)

 

エリカ(ここさえ越えれば,,,,)

 

エリカ(私は勝てる!)

 

エリカ(だから、入らないで!)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

みほ(中々入らない,,,,)

 

みほ(ここが過ぎてしまったら,,,,)

 

みほ(負けたも同然,,,,)

 

みほ(だから、お願い入って!)

 

 

この二人が、同時に願ったそのときだった。

 

 

オォーーーーーー   ハイッターーーーーーー

 

 

みほ(え?)

 

みほ(!!!)

 

エリカ(何が起こったの?)

 

エリカ(嘘!そんな!)

 

 

玉が続々と排出していく

そしてクルーンを見てみると,,,,

玉がひとつだけ三段目に突入していた。

 

 

みほ(入ってる!)

 

みほ(お願い!入って!)

 

 

エリカ(これさえ終われば)

 

エリカ(私は勝てる!)

 

エリカ(お願い!入らないで!)

 

 

そして、結果は,,,,

 

 

 

エリカ「やった,,,,!」

 

エリカ「私は勝ったんだ!」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「そんなに黙ってしまって、どうしたの?」

 

エリカ「私に負けたのが悔しい?」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

エリカ「でもいいわ」

 

エリカ「私は勝ったんだから!」

 

みほ「,,,,エリカさん」

 

エリカ「,,,,何?」

 

みほ「まだ勝負は決まった訳じゃありません」

 

エリカ「何をいっているの?」

 

エリカ「こんなものもう決まったようなものじゃない!」

 

エリカ「それとも何?まだ何か作戦でもあるというの?」

 

みほ「,,,,クルーンを見てください」

 

エリカ「なんで?」

 

みほ「これを見たら、全てがわかります」

 

エリカ「はぁ?」

 

 

しぶしぶエリカはクルーンをみた

そして、エリカは落胆した。

 

 

エリカ「そ、そんな,,,,」

 

みほ「,,,,,,,,」

 

 

クルーンには、すでに排出されたはずの

玉がまだ徘徊していたのだ,,,,

 

 

みほ「残り1000万で勝負をつけます」

 

みほ「そこで見ていて下さい」

 

みほ「私が勝つ姿を」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

 

みほはエリカにそう宣言してあとに、

沼を再開した,,,

一方、エリカはかなり焦っていた。

 

 

エリカ(ヤバいヤバいヤバい,,,,)

 

エリカ(このままでは負ける!)

 

エリカ(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ,,,,)

 

 

その焦っているエリカの所に店員が近づいてきた。

 

 

店員「店長、電話が,,,,」

 

エリカ「今はもう切っておいて」

 

エリカ「誰とも話したくないの,,,,」

 

店員「で、ですが,,,,」

 

エリカ「,,,,わかったわよ」

 

 

エリカはしぶしぶ電話を受け取り、

通話を始めた、

だが、その相手は予想もしない相手だった,,,,

 

 

エリカ「,,,,もしもし」

 

杏「やぁ~なんかやけにめんどくさそうに出たね?」

 

エリカ「会長!」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

エリカ「ちょっと場所を変えてもいいですか?」

 

杏「いいよ~」

 

 

~カジノ外~

 

 

杏「かなり負けているみたいだね~」

 

エリカ「いや、そんなことはありません!」

 

杏「負けているよね?」

 

エリカ「,,,,,,,,はい」

 

杏「だよね、だからかけてきたんだけど」

 

杏「あれを使わないの?」

 

エリカ「あれとは,,,,まさか!」

 

杏「あれを使えば絶対勝てると思うんだけどな~」

 

エリカ「あれはだめです!」

 

エリカ「あまりにも目立ってしまいます!」

 

杏「何呑気な事をいっているの?」

 

エリカ「!!!」

 

杏「勝ちたいんだよね?」

 

杏「なら無理でも勝とうよ」

 

エリカ「しかし,,,,!」

 

杏「地下にいきたいの?」

 

エリカ「,,,,,,,,!」

 

杏「また戻りたい?」

 

杏「嫌だよね?」

 

エリカ「,,,,,,,,はい」

 

杏「私に誓ってくれたんだよね?」

 

エリカ「,,,,,,,,はい」

 

杏「なら言うことを聞かないと」

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

杏「じゃあよろしくね~」

 

エリカ「,,,,わかりました」

 

 

ピッ

 

 

エリカ「,,,,,,,,」

 

エリカ「そう,,,,私は誓った,,,,」

 

エリカ「会長のゆうことは絶対,,,,」

 

エリカ「あれを使おう,,,,」

 

エリカ「そして,,,,勝とう,,,,」

 

エリカ「会長の為に,,,,」

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 




みて下さりありがとうございました!

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