ジリリリリリリリ!
朝6時、目覚まし時計が鳴り響く
「う~ん」 ガチャ!
無理やりにも眠たそうに目覚ましを止める
「,,,,,,,,,,,,」
一人暮らしを始めていたみほは、一人で着替え、急ぎ学校に向かう
沙織「おはよう!みぽりん!」
華「おはようございます、西住さん」
麻子「,,,,,,,,眠い」
みほ「あれ?秋山さんは?」
華「そういや見ていませんね,,,,」
沙織「先に行ってるんじゃない?」
沙織「そんなことより早くいこ!」
みほ「うん!」
いつも通りの友達、いつも通りの登校
いつも通りの1日,,,,,,,,のはずだった
誰かのある一言でみほの人生が壊れることとなる。
それは生徒会室に呼ばれたことである。
コンコン みほ「失礼します」
杏「開いてるよ~」
みほ「何でしょうか?」
杏「いきなりで悪いんだけどね,,,,」
杏「退学になったから」
みほ「!!!」
いきなりの退学宣告に驚くみほ
それもそうだろう、いきなりの退学宣告で
驚かないのが逆に不思議だ。
みほ「何でなんですか!」
杏「いや~理由がね,,,,」
杏「みほちゃん、まほさんを知っているよね?」
みほ「そりゃ知ってますよ」
みほ「お姉ちゃんだから」
みほ「そのお姉ちゃんがどうかしたんですか?」
杏「今、行方不明なんだよね」
みほ「そんな!」
とても驚いた
いきなり退学かつ、お姉ちゃんの行方不明で
頭が混乱していた。
しかし、さらに追い討ちをかけるように、更なる混乱を追加してくる。
杏「あとさ?まほさんに何か書かされたことある?」
みほ「そういえば!」
みほ「お姉ちゃんがいきなり来て、」
みほ「ここに名前を書いてと言われて」
みほ「名前を書きました」
杏「その内容わかる?」
みほ「わかりません,,,,何か分からない言葉が並んでいました」
杏「そうか~、ヤバいね」
杏「その~まほさんね,,,,借金してんのね」
杏「その借金したまんま行方不明になっちゃったのね」
そして杏は、ここから言葉を強くして言った
杏「それでね~ここからが本当の理由なんだけどね」
杏「みほちゃんがサインしたそれ」
杏「保証書なんだよね,,,,」
みほ「え,,,,何ですかそれ?」
杏「借金しているにもかかわらず、行方不明になってしまったら」
杏「その借金を肩代わりするとゆう証明書になるんだ,,,,」
みほ「つ,,,,つまり」
杏「まほさんが借金した750万を」
杏「あなたが受け持つことになっている」
みほ「,,,,,,,,,,,,」
みほ「え,,,,ちょっと待って下さい」
みほ「いくらでしたっけ?」
杏「750万」
みほ「桁間違ってません?」
杏「間違っていたらいいんだけどね~」
杏「間違っていないんだな~これが」
みほ「,,,,,,,,,,,,」
みほ「そ,,,,そんな,,,,」
みほ「待って下さいよ!なんで私何ですか!」
杏「だってサインしちゃっているもん」
みほ「どうにかできないんですか?」
杏「私には何もできないよ」
みほ「,,,,どうしてもですか?」
杏「どうしてもだね~」
みほ「,,,,,,,,,,,,」
みほ「どうしよう,,,,」
みほ「こんな大金払えるわけないし」
みほ「さすがに友達にも借りれないし,,,,,,」
みほ「私、もう人生終わっちゃったのかな,,,,」グスッ
杏「まだ終わってないよ」
みほ「,,,,え?」
杏「ちょっとした提案なんだけどね」
杏「借金返せる方法教えてあげるよ」
杏「ちょっとよろ~」パンパン
黒服「はい」ザッザッ
みほ「えっちょっそれって,,,,!」ウグッ
みほ「どうゆうこと,,,,ですか,,,,」バタン
みほはそこで倒れた
意識がなくなる瞬間に声が流れてきた
杏「簡単だよ」
杏「働くんだよ」
杏「地下で」