竜堂学園怪談部   作:麻酔屋 兎

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   どうも麻酔屋です。今回も短いですが読んで下さると嬉しいです。それでは注意事項です

    注意事項
  今回はギンちゃんは登場しません。
  ラブコメ展開はないです。
  短いです
  誤字脱字等あるかも知れません


竜堂学園七不思議その4 番犬チル中編

 佐々木「う…………ここは」

 

 辺りは真っ暗で灯りは一つもない。よく見ると薄汚れた壁に段ボール箱や木箱、絵画等がおいてある。だが、玄さんらしき人形は見つからなかった。

 

 佐々木「う、、何で僕はこんな所に………確か先輩の頼みで学校を探索していて、何かに追いかけられてから………そこから確か……………」

 

 

       回想

 

 

 僕は何かから走って逃げていた。

 

 佐々木「なにあれ!ハァハァあれが管理人さんを襲った犯人!?」

 玄さん「多分。、そうだろうな。犯人と言うよりは犯獣じゃねえか」

 

 と玄さんは笑いながら言うけど今は笑えない!!玄さんを持って走ってるのは僕なんだからすごく疲れる。

 僕は二階へ行き三階へ行き6階まで行った。だが獣のような何かはずっと追いかけてくる。もうトラウマになりそうだ。疲れてきたもう諦めようと思ったとき

 、

 玄さん「佐々木!そこの部屋、入れ!」

 

 えっ?と答える僕に玄さんは「早く入れ!」強く言ったから僕は止まってその部屋に入った。

 

 

 

 

 

 

      回想終了

 

 佐々木「そうだ!あの時だ。」

 

 佐々木君は納得して、壁等を叩いている。「ホラゲーとかなら壁とかを皿で削れるんだけどな」と苦笑しながら言っている。

 

 佐々木「どこにも扉なんて見あたらないよ。部屋に入ったから絶対に扉があるはず何だけどなぁ。」

 

 佐々木君は壁を蹴ったり、段ボール箱を除けたりして出口を探している。すると少し光の線が見えた。佐々木君は「ん??」と言って近づいてその光の辺りを見るが何も光を出す道具なんてないと思いふと上を見上げた。

 すると

 

 佐々木「えっ!あれって!!!」

 

 そこには確かによ人間の目が大人一人は通れそうな小さな扉から覗いているのが見えた。その目は僕と目があった瞬間バッ!と後ろに下がって身を隠し小さな扉を閉めた。

 

 佐々木「あそこに出口が………」

 

 佐々木君が立っている場所から出口までは約5メートルくらいある佐々木君が170cmだから全く届かないのだ。

 

 佐々木「どうしよう………段ボール箱を置いて届かないかな。でもすぐに底が抜けそう」

 

 と一人でブツブツ言いながら色々試しているが時間がたつにつれて少しずつ諦めて行った。何をやっても届かなかったのだ。

 

 佐々木「はぁ、、結局見つかってのは小さな排気口だけだし、段ボール箱は、全部中身がないから底が抜けるから、ダメ出し………こう言う時先輩ならどうするだろうか」

 

 と言っていると上から何かが落ちてきた。それは凄く見慣れた物でいつも触っている物だった

 

 玄さん「いてててっ、」

 佐々木「玄さん!!!」

 

 その時の佐々木君にとっては何よりも頼れる物だったのだ。

 

 玄さん「よう!どうした!」

 佐々木「生きてたんだね!!良かった。」

 玄さん「泣くなよ。てか元々生きてないし」

 

 佐々木君はそうだったねと言いながら泣き止んだ

 

 佐々木「玄さん!頼みがあるんだけど」

 玄さん「あぁ、分かってるぜ!」

 

 一人と一匹?は心が繋がってるかのよう二、うなずき声を揃えて

 

 佐々木・玄さん「ここから脱出するぞ!」

 

 と言った。

 

 玄さん「で?格好つけたのはいいが、何か考えてるのか?」

 佐々木「それが考えてないんだよね」

 玄さん「やっぱお前は佐々木だよな!」

 佐々木「どう言う意味!?」

 




   どうでしたか?今回はギンちゃんは登場しませんでしたけど、次はギンちゃんの可愛いシーンを登場させたいと思いますよ。それでは来週も読んで下さると嬉しいです。

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