ラブライブ!〜伝説の男と9人の女神〜   作:VOSE

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どうも、VVVFです。
報告をするのが遅くなってしまいましたが…タグの1つを削除いたしました。
今後の展開…特に今回の話で野球の話が出てくるので、“野球出るのかなり後”というタグは大嘘になりかねないと思い、先に消しました。
そんなわけで、今回の話は最初に野球の話、後々に1年生組が出てくるので、ゆっくり見ていってください。
それでは本編どうぞ!


第4話〜1年生追加〜

…ファーストライブから数日後…

僕は鞄を持ちながら走ってとある場所に来た。

ちょっとした公園の壁当てする場所に来た。

僕は昔、野球をやっていてその練習場所としてボールの壁当てをする場所で練習していた。

休日だが人はそれほどいなかった。

僕は鞄から野球のグローブとボールを取り出した。

 

健人「…ふうっ…」

 

僕は1つため息をついてボールを投げた。

久々にボールを握ったが、まだボールは走っていた。

 

健人「…まだ投げれたな…俺…」

 

全部で50球投げた後、僕は鞄にボールとグローブを入れてまた走って近くのバッティングセンターに来た。

 

???「お?健人じゃねぇか!」

健人「あ、佐藤さん!お久しぶりです!」

 

バッティングセンターの管理人の佐藤さんに久々に会った僕は、バットを入れる容器からバットを取り出し、バッターボックスに入った。

かなりブランクがあったはずなのだが、結果は10球中10球がホームラン級の打球だった。

 

佐藤「お疲れさん」

健人「佐藤さん、お疲れ様です」

佐藤「全くブランクないね。しばらくやっていなかったはずだろう?」

健人「はい、でも体が覚えていました」

佐藤「それで、今部活は?」

健人「入っていませんよ。少し訳があって…」

佐藤「そうか…まぁ、復活するようなら言ってくれ。俺が真っ先に応援しに行くからさ」

健人「ありがとうございます!」

 

こうして僕は再び野球をやることになったのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その日の夕方…

 

僕は『穂むら』に出向いていた。

穂乃果さんは今店番をしており、穂乃果さんの部屋に海未さんがいる。

僕はというと、『穂むら』でバイトをさせて欲しいと言ったら、穂乃果さんのお母さんが快く引き受けてくれて、『穂むら』にて絶賛アルバイト中なのだ。

しかも、休みたい時は前日に言えば大丈夫だし、抜けたい時はいつでも抜けられるという事で、僕としてはありがたいものだった。

そんなわけで、僕は穂乃果さんと一緒に働いている。

 

穂乃果「すごーい!健人君!なんでもテキパキやるんだね!」

健人「いや、それほどでもないですよ」

???「それはお姉ちゃんが出来ないからでしょ」

 

と、穂乃果の話に突っ込んで来た、赤みがかった茶髪の女の子は穂乃果さんの妹、雪穂ちゃんで、僕の妹の梨乃と同じ中学3年生。

僕と初めて会った後、僕の名前が桑畑と聞いた後雪穂ちゃんはかなり驚いていた。

どうやら、梨乃とは大の仲良しでよく遊びに行く仲らしい。

 

雪穂「お姉ちゃん、私、上に行ってるから」

 

雪穂ちゃんは穂乃果さんよりしっかりしており、雪穂ちゃんがお姉さんじゃないかと思ってしまうぐらいだ。

 

穂乃果「わかったー」

 

穂乃果さんはそう言って仕事に戻った。

 

健人「…そういや、ファーストライブの後、どうなりました?」

穂乃果「それをこの後、ことりちゃんと海未ちゃんと一緒に確認するんだ!」

健人「そうですか」

 

と、その時、ガラガラとドアが開いた。

そこには栗色の髪の女の子が立っていた。

制服を見る限り、音ノ木坂学院の生徒だ。

 

穂乃果「あ、いらっしゃいませー!…あ」

???「あ…先輩」

健人「…知り合いですか?」

穂乃果「うん!うちの学校の小泉花陽ちゃん!」

花陽「こ、小泉花陽です…」

健人「俺は桑畑健人、よろしくな」

花陽「健人君…ですね?よろしくお願いします」

穂乃果「あ、健人君、私ちょっと裏に行くから店番、少しだけお願いね」

健人「了解です」

 

と言えども、僕は初めての家だと思うので穂乃果さんが戻った後、すぐに花陽ちゃんの元へと向かった。

僕は穂乃果さんの家の二階に着くと、花陽ちゃんが雪穂ちゃんの部屋の前で後ろに下がって引いていた。

 

健人「花陽ちゃん!」

花陽「あ、健人君!」

健人「どうした?」

花陽「ちょっと…部屋間違えたらしくて…」

健人「あー…穂乃果さんの部屋はこっちだよ」

 

僕は穂乃果さんの部屋を案内してドアを開けた。

すると…

 

海未「ジャーン!みんな、ありがとー!」

 

と、海未さんが決めポーズを決めているところに出くわし、僕はすっとドアを閉めた。

 

花陽「…健人君?」

健人「…悪りぃ、俺は何も見ていない…」

花陽「え?」

 

と、その時だ。

先ほど開けたドアがガッと音を立てて開いた。

そこには、髪の毛をだらんと下げた海未さんが出て来た。

それと同時に、隣の雪穂ちゃんの部屋のドアもガッと音を立てて開いた。

雪穂ちゃんの格好はバスタオルを巻いた状態でパックをしていた。

 

海未・雪穂「…見ました?」

 

僕と花陽ちゃんはその場で思わず立ち止まってしまった。

そのすぐ後に、僕がいることに気がついた雪穂ちゃんと海未さんは、すぐに部屋に戻っていった。

そして、しばらくした後に穂乃果さんが来た。

僕が事情を説明すると、穂乃果さんは花陽ちゃんに謝り、海未ちゃんの決めポーズの件をいじった。

その後すぐにことりさんがすぐに来て、ことりさんがパソコンを開いてファーストライブの動画を見た。

ただ、その動画を撮った人は、僕らが来た時には誰もいなかったので、誰が撮ったのかはわからなかった。

その後、花陽ちゃんにスクールアイドルやるかどうかを考えて欲しいと言った後、解散した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2日後…

 

僕と田淵は本格的にμ'sの練習に参加することにした。

そんなわけで、僕と田淵は神田明神の前の男坂へ向かっていた。

 

健人「…そういや、蓮ってなんか運動してる?」

蓮「あぁ。やっているのは柔道と弓道と剣道…その他諸々だな」

健人「かなりやってんな。てか、和風系のスポーツか」

蓮「まぁな」

 

と、僕と田淵が男坂に着くと…

 

穂乃果「あー!私のパンがー!」

 

と、穂乃果さんの声がした。

よく見ると、穂乃果さんのパンが坂の下へと転がっていた。坂の下には僕と田淵が丁度いたが、パンは潰れる寸前まで落ちていったので、普通の人なら諦めていただろう。

だけど、僕は…

 

健人「蓮!バッグをよろしく!」

蓮「え!?」

 

僕はバッグを蓮に託すように投げ、ダッシュしてパンに飛び込んだ。

パンは落ちる寸前で僕が拾い上げおかげで、結果として潰れずに済んだ。

 

健人「ふうっ…」

蓮「…すげ…」

穂乃果「…健人君…すごいよ!」

海未「何ですか!?今の動き!」

ことり「かっこよかった!」

健人「全く…穂乃果さん何落としているんですか?」

穂乃果「あはは…ごめんね…」

 

その後、僕らが男坂を登り終えると、3人の女の子達がいた。

1人は2日前までかけていた眼鏡がなかったが、すぐに誰だかわかった。

 

健人「あ、花陽ちゃん、眼鏡取った?」

花陽「健人君!うん、コンタクトにしたんだ」

???「かよちん、知ってる人?」

 

花陽ちゃんと少し話していると、横からオレンジ色の髪のショートヘアーの女の子が話して来た。

 

花陽「うん。桑畑健人っていうの」

???「桑畑健人君ね!私は星空凛というにゃ!そして、そこにいる子が西木野真姫ちゃんにゃ!」

???「ちょっと!何勝手に紹介してるのよ!」

 

オレンジ色の髪の女の子、星空凛ちゃんが先ほどまで準備運動をしていた赤い髪の女の子、西木野真姫ちゃんを紹介すると、真姫ちゃんは勝手に紹介された事に怒った。

 

凛「別にいいでしょ?だって、友達なんだから!」

真姫「それはそうだけど!」

健人「まぁまぁ…」

 

その後、先ほど準備運動してなかった僕らが準備運動を終えると、穂乃果さんがファーストライブの曲について花陽ちゃん、凛ちゃん、真姫ちゃん、僕と蓮に話してくれた。

 

穂乃果「実はね、ファーストライブの『START:DASH!!』の音楽、最初に作ったの真姫ちゃんで、その後健人君と蓮君でギターなど入れてくれたんだよ!」

真姫「ヴェェェ!?」

健人「マジですか!?」

 

僕と蓮、真姫ちゃんはかなり驚いていた。

 

真姫「…あ、ありがとう、健人君…蓮君…」

健人「!お、おう…」

 

僕は真姫ちゃんのその一言にかなり心に突き刺さった。

僕は真姫ちゃんに一目惚れしていたが、それに拍車をかけるような言葉が来たので、ズキューンと心に来たのだ。

また、僕と蓮と、花陽ちゃん、真姫ちゃん、凛ちゃんは同い年という事実も発覚し、かなり親近感が湧いたのだった。




いやー、最後なんかグダグダ感が出て来てしまったが…まぁ、気にしないでください。
後、設定集の健人の欄に野球の能力を書いていきます。
まぁ、後書きはこのくらいにさせていただきます!
最後まで見てくれてありがとうございました!

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