この前、たまたまテレビで見た婚活列車…それにこれからお世話になるだろうか…鉄道好きとしては多分ないだろう…(独り言)
という訳で、第1話、どうぞ!
僕がこれから行く高校は万世橋高校。
つい最近出来た高校だ。
施設は最近出来た事あって超最新式である。
そのせいか入学希望者の倍率がかなり高い。
そんな学校になぜ僕が入れたかというと…推薦で入ったからだ。
成績は自分でも言うのはどうかと思うのだが、かなりいい方でその気になれば超難関校でさえも受かれる実力はあるが、やはり馴染みのある千代田区の高校でかつ、母ちゃんに推薦された高校に行くことにしたのだ。
場所は中央線が通る線路のすぐそばのビル。
オレンジ色が目立つビルで、高校名の由来は高校のビルの場所にあった旧万世橋駅から取られたという。
無事入学式を終えた僕は、自分のクラスへ戻った。
やはり周りの人が見慣れない人ばかりなので、話そうにも何を話せばいいかわからずにいた…
と、頭の中で挨拶などを考えていると、
???「…なぁなぁ、お前、どこから来たんだ?」
健人「ん?俺か?俺は江東区の学校からだ。お前は?」
いかにもガタイがいい男が話しかけて来た。
ガタイはいいけれども、どことなく優しさが出ている彼に僕は笑顔で気さくに話した。
???「俺は中央区の学校から来たんだ。俺の名前は田淵蓮。蓮と呼んでくれるか?」
健人「俺は桑畑健人だ。健人と呼んでくれ」
こうして、僕は新しい学校で友達が出来た。
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…学校が終わった僕は、母ちゃんが帰って来るまでの間、しばらく秋葉原をぶらぶらすることにした。
僕はふとUTX学院の入り口に来た。
UTX学院は秋葉原駅近くにある私立高校で、こちらも人気のある学校。最近では万世橋高校とUTX学院で人気を二分しており、色んな学校が廃校の危機に晒されているという。
また、UTX学院には万世橋高校にはない強みがある。それは…と、僕がこう説明している時、ちょうどその強みとなる人達がディスプレイに出た。
???『みなさん!UTX学院へようこそ!』
今ディスプレイに出ている3人の女の子のアイドルがそう言った。
A-RISE…UTX学院のスクールアイドルだ。
スクールアイドルは学校で活躍するアイドルの事で、全国区で人気が出始めている。
そのスクールアイドルの代表格がA-RISEなのだ。
そのA-RISEがいる結果、多少UTX学院が万世橋高校より人気がある。
と、僕はそのディスプレイを見ながら歩いていると…
ドンと誰かとぶつかった。
???「きゃっ!」
健人「うわっ!?」
僕はもちろん、ぶつかった相手の人も尻餅をついた。
ぶつかった相手はオレンジ色の髪をしていて、サイドテールの女子だった。
???「ご、ごめんなさい!」
健人「あ、いえ、こちらこそすみません。前を見ていずに…」
???「こちらこそ…前を見ていなかったので…」
結局、僕とその女の子は互いに謝罪の応答で話が終わった…
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数日後…
僕は学校生活に慣れ始めてきた頃…
僕が普通に家に帰って来ると…
桑畑母「あ、健人、おかえり〜」
健人「ただいま〜…って母ちゃん!?」
母ちゃんの足が包帯でぐるぐる巻きになっており、松葉杖をしていた。
健人「もしかして…ママさんバレー?」
桑畑母「お恥ずかしい事ながら…」
健人「だから調子に乗らないでって言ったのに…」
ついこないだのママさんバレーの時は奇跡的に怪我をしないで帰って来たので、僕と梨乃はかなり驚いていたが、今回はやはり怪我をして帰ってきた。しかも見るからに骨折という重症…
桑畑母「それでね、健人…申し訳ないけれど、ちょっとおつかいしてもらってもいい?」
健人「おつかい?」
桑畑母「今度、私の高校の同級生がうちに来るのよ。それでお菓子などを用意した方がいいと思ってキッチンに行ったんだけど、ちょうどお菓子切れてたのよ。行ってくれるかしら?」
健人「了解…全く…怪我しなければいい話を…」
という訳で、僕はいつもの和菓子屋さんへと向かった。
僕の家では人に出すお菓子はいつも同じ和菓子屋さんで買うことにしている。
和菓子屋『穂むら』…母ちゃんの同級生の家族が営んでいる和菓子屋さんで、いつも看板商品の『穂むらまんじゅう』を買っている。
僕自身、『穂むらまんじゅう』が大好きで、母ちゃんが買ってきたあかつきにはよく梨乃と争奪戦が巻き起こる。
と、無事『穂むら』に着き、店のドアを開けた。
するとそこには…
???「いらっしゃいませ!…あ」
健人「…あ…」
…UTX学院でたまたまぶつかった女の子が店で働いていたのだった。
…えー…読んでくださった関係者各位様に、1つ謝罪をさせていただきます…
えー…プロローグで、ラブライブのメンバーを出すと予告したのですが…たったわずかなパートしか出さず、すみませんでしたー!m(_ _)m
自分でもどうやって出していこうかと考えておりましたが、結局ほんのわずかなパート、しかも台本式のセリフ部分でまだはてなマークという、大変許しがたいであろう行為をしてしまい、申し訳ありません!
某銀髪頭の男が主人公のアニメのような詐欺みたいな事はしたくないので、今度こそ、出させていただきます!
とりあえず…見てくださりありがとうございました。