ラブライブ!〜伝説の男と9人の女神〜   作:VOSE

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どうもVVVFです。
前回の投稿からたった1日で出すことになりましたが…さすがに設定集だけでは…と思いまして、プロローグを書くことにしました。
ぜひ見ていってください。
あ、ちなみにラブライブメンバーはこのプロローグには出てこず、タグについていた野球の話をここで使ってしまうという愚弄行為をしますが、気にしないでください^_^


μ's編第1章
プロローグ


 

…9回裏2アウトランナーなし…そこそこ野球の好きな人なら、この言葉を聞いても特に何も感じはしないだろう…

 

ただこの状況だけを切り取れば、ピッチャーは後アウト1つで試合が終わるという気楽な思いで投げられるだろう…

 

しかし、今、僕…桑畑健人が置かれている状況はかなり辛いものだった…

 

僕はふとスコアボードを見てみた…

 

相手のチームのスコアが0なのはもちろん、ヒット数も0である…

 

これだけ見れば、まだノーヒットノーランを達成しているように見えるだろう…

 

それだけでもすごいことだが、それよりもすごいことが今起きていた…

 

僕が今相手しているバッターがヒントになる…

 

9番…相手バッターの打順だ…

 

ここまで言えば、野球好きな人ならすぐにわかるだろう…

 

…完全試合…日本プロ野球の過去80年で15回、メジャーでも過去2世紀でたった25回という大偉業を…僕は達成しようとしていた…

 

???(後…1つ…)

 

僕はそう心の中でつぶやき、振りかぶったその瞬間…

 

 

 

 

 

ジリリリリ…!

 

 

 

 

 

健人「…ふが…」

 

僕はふと目が覚めた。

大きく目覚まし時計が鳴っている。

 

健人「…はぁ…また嫌な()()()を思い出してしまった…」

 

僕はそう呟きながら自分の部屋を出た。

と、その時だ。

 

???「あ!おはよ!お兄ちゃん!」

健人「お、梨乃か…おはよう…」

 

僕は妹の名前を呼びながらあくびをした。

 

梨乃「んもう!お兄ちゃん朝に弱すぎ!」

健人「はいはい…」

 

僕は妹の梨乃をよそにして顔を洗いにいった。

ちなみにだが、決して僕と梨乃は仲は悪くない。

というか、梨乃が若干ブラコンと化しているが、まだ支障は出ていない。

僕が顔を洗い終えると…

 

???「健人〜ご飯できたよ〜」

 

と、母ちゃんの声がした。

 

健人「今行く!」

 

僕は大声で叫んでまた自分の部屋に戻った。

制服に着替える為だ。

僕はこの度高校生になったのだ。

入る高校は万世橋高校。最近出来て人気のある高校だ。

僕は制服に着替えた後、ダイニングへと向かった。

僕の家は2階建ての一軒家で、都会の真ん中にある。

家賃がかなり高いはずなのだが、父ちゃんのおかげでそういうことは気にせずに暮らしている。

僕が下に来ると、梨乃が先にご飯を食べていた。

 

健人「お?今日は和食か?」

 

桑畑母「そうよ。少し力を入れたの」

 

梨乃「美味しいよ!」

 

健人「そうかそうか…そういや母ちゃん、今日はママさんバレーなんだっけ?」

 

桑畑母「えぇ、それがどうしたの?」

 

健人「あんまり無茶しないでよ?運動下手なんだから…」

 

桑畑母「大丈夫よ。そんな無茶しないんだから」

 

健人「フラグにしか聞こえない…」

 

そんなこんなで朝ご飯を食べた僕は、時間を見てその場を離れた。

 

健人「そいじゃ、行ってきまーす」

 

桑畑母・梨乃「いってらっしゃーい!」

 

僕は笑顔で家から飛び出た。

この先の高校生活を期待して…




…と、こんな感じで書いてみました。
いかがでしょうか?
ひとまず今回はこのくらいにさせていただきますm(_ _)m
次回でラブライブメンバーを出したいと思いますが…多分、最初の出会いがベタな感じになると思いますので…あまり期待しないでください…
ではこれにて失礼!

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