気がつけば…これとバンドリ合わせてUA10000…ってどれくらいすごいかよくわからないですけど、たまにUA10000記念なんていうタイトルがつく小説がつくので、まぁ…すごい事なんだろうなって思いましたw
でも、UA10000は単体ではないので、まずこの小説をUA10000にしたいなと思います!
では、本編どうぞ!
…練習から数日後。
僕はμ'sの楽曲作りと並行して、みんなの練習内容を考えてきた。
実は最初の練習後、僕と勇気君でバッティングセンターに行く前に、俊先輩から1年生それぞれの練習を作ってきてほしいと言ってきたのだ。
健人「俺ですか!?」
俊「あぁ、健人は野球の世界大会経験者だろ?君ならそれぞれに適した練習を作れると思ってね」
ということで、僕はその日の放課後にみんなを集めて、それぞれ個々の練習メニューを渡した。
晴男「…これは?」
健人「みんなのこの前の練習を見て考えたしばらくの間の練習メニューなんだ。どう?」
晋助「んー…いまいち…」
亮介「これは…僕はあまり…」
勇気「結構…厳しいね…」
僕の練習メニューはかなり不満続出だった…
健人「マジか…どうしよう…」
充「全く…これじゃ、U-15の名が傷つくね」
晴男「充!お前何言っとんねん!」
晋助「充…それはいくらなんでも…」
健人「いや、いいんだ…俺はあんまりこういうの作った事ないからね…」
その日は結局、先輩が1年生の頃にやったメニューを全員でやった…
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数日後…
この日は野球部が練習休みなので、ゲームセンターに来ていた。
僕はいつも『maimai』というゲームをよくやっているのだが、その『maimai』をやりに行くと…そこには充がいた。
健人「…充君?」
充「ん?あぁ、健人か…」
健人「お前も『maimai』やってんのか?」
充「あぁ、結構やってるよ」
健人「へぇ…意外だな…」
充「まぁ…こういうのしか知らないから…」
健人「晋助君か?」
充「あぁ、あいつが俺を外に出してくれたんだ…」
僕と充は場所を移して、充の話を聞いた。
充「…俺は…小さい時からずっと1人だったんだ…親が事故で亡くなってね…」
健人「え!?」
充「意外だったか?」
健人「そりゃ…なんか…ごめん」
充「謝ることなんてないよ。それで…俺は…親戚からも嫌われて…何もかも嫌になった…その中で唯一自分が生きていける方法が…勉強なんだ…それでも嫌だった…この際死のうと思った事もあってね…でも、そこに現れたのが、唯一無二の親友なんだ…」
健人「…」
充「…俺が野球部に入ったのは…自分を変えたいし…自分を引っ張り出してくれた晋助に…死んでしまった親に…恩返ししたいんだ…」
健人「…そうか…」
僕は充をずっと見つめた後…
健人「…充!遊ぶぞ!」
充「え?」
健人「俺も『maimai』ユーザーだ。俺とお前で思う存分遊ぶんだ!」
充「…」
健人「…なんかね…お前と一緒にやりたくなったんだ。いいだろ?」
充「…ふっ…」
僕と充で『maimai』を遊んだ。
めいいっぱい遊んだ。
いつの間にか、僕と充は互いに笑い合いながら、外が暗くなるまで遊び尽くしたのだった…
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次の日…
充がとある髪を全員に渡した。
晋助「…充…これ…」
充「みんなのデータを集めて考え出した練習メニューだ。健人と一緒に作った」
健人「やっぱ充君はデータを活用できるね」
充「そういえば、健人ってずっと君付けしてるよね…」
健人「まぁ…確かに…」
晴男「なんやねん、健人。わしらはもう呼び捨てしてるんや。健人も呼び捨てでええやろ」
健人「あぁ…じゃあ、そうしてもらうよ!みんな!」
僕はみんなと一緒に笑いあった。
ちなみに、今日考えたメニューの中で一番辛いメニューになったのは、案の定充で、練習開始1分ですぐにバテたのだった。
いかがでしたでしょうか?
特に話すことないので…
次回お会いしましょう!