ラブライブ!〜伝説の男と9人の女神〜   作:VOSE

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どうも、VVVFです。
気がつけば…これとバンドリ合わせてUA10000…ってどれくらいすごいかよくわからないですけど、たまにUA10000記念なんていうタイトルがつく小説がつくので、まぁ…すごい事なんだろうなって思いましたw
でも、UA10000は単体ではないので、まずこの小説をUA10000にしたいなと思います!
では、本編どうぞ!


野球編第3話〜データマン〜

 

…練習から数日後。

僕はμ'sの楽曲作りと並行して、みんなの練習内容を考えてきた。

実は最初の練習後、僕と勇気君でバッティングセンターに行く前に、俊先輩から1年生それぞれの練習を作ってきてほしいと言ってきたのだ。

 

健人「俺ですか!?」

俊「あぁ、健人は野球の世界大会経験者だろ?君ならそれぞれに適した練習を作れると思ってね」

 

ということで、僕はその日の放課後にみんなを集めて、それぞれ個々の練習メニューを渡した。

 

晴男「…これは?」

健人「みんなのこの前の練習を見て考えたしばらくの間の練習メニューなんだ。どう?」

晋助「んー…いまいち…」

亮介「これは…僕はあまり…」

勇気「結構…厳しいね…」

 

僕の練習メニューはかなり不満続出だった…

 

健人「マジか…どうしよう…」

充「全く…これじゃ、U-15の名が傷つくね」

晴男「充!お前何言っとんねん!」

晋助「充…それはいくらなんでも…」

健人「いや、いいんだ…俺はあんまりこういうの作った事ないからね…」

 

その日は結局、先輩が1年生の頃にやったメニューを全員でやった…

 

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数日後…

この日は野球部が練習休みなので、ゲームセンターに来ていた。

僕はいつも『maimai』というゲームをよくやっているのだが、その『maimai』をやりに行くと…そこには充がいた。

 

健人「…充君?」

充「ん?あぁ、健人か…」

健人「お前も『maimai』やってんのか?」

充「あぁ、結構やってるよ」

健人「へぇ…意外だな…」

充「まぁ…こういうのしか知らないから…」

健人「晋助君か?」

充「あぁ、あいつが俺を外に出してくれたんだ…」

 

僕と充は場所を移して、充の話を聞いた。

 

充「…俺は…小さい時からずっと1人だったんだ…親が事故で亡くなってね…」

健人「え!?」

充「意外だったか?」

健人「そりゃ…なんか…ごめん」

充「謝ることなんてないよ。それで…俺は…親戚からも嫌われて…何もかも嫌になった…その中で唯一自分が生きていける方法が…勉強なんだ…それでも嫌だった…この際死のうと思った事もあってね…でも、そこに現れたのが、唯一無二の親友なんだ…」

健人「…」

充「…俺が野球部に入ったのは…自分を変えたいし…自分を引っ張り出してくれた晋助に…死んでしまった親に…恩返ししたいんだ…」

健人「…そうか…」

 

僕は充をずっと見つめた後…

 

健人「…充!遊ぶぞ!」

充「え?」

健人「俺も『maimai』ユーザーだ。俺とお前で思う存分遊ぶんだ!」

充「…」

健人「…なんかね…お前と一緒にやりたくなったんだ。いいだろ?」

充「…ふっ…」

 

僕と充で『maimai』を遊んだ。

めいいっぱい遊んだ。

いつの間にか、僕と充は互いに笑い合いながら、外が暗くなるまで遊び尽くしたのだった…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日…

充がとある髪を全員に渡した。

 

晋助「…充…これ…」

充「みんなのデータを集めて考え出した練習メニューだ。健人と一緒に作った」

健人「やっぱ充君はデータを活用できるね」

充「そういえば、健人ってずっと君付けしてるよね…」

健人「まぁ…確かに…」

晴男「なんやねん、健人。わしらはもう呼び捨てしてるんや。健人も呼び捨てでええやろ」

健人「あぁ…じゃあ、そうしてもらうよ!みんな!」

 

僕はみんなと一緒に笑いあった。

ちなみに、今日考えたメニューの中で一番辛いメニューになったのは、案の定充で、練習開始1分ですぐにバテたのだった。




いかがでしたでしょうか?
特に話すことないので…
次回お会いしましょう!

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