ラブライブ!〜伝説の男と9人の女神〜   作:VOSE

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どうも、VVVFです。
今回は、μ'sメンバーがほぼ出てこない野球編をやっていきたいと思います。
μ'sメンバーがほぼ出てこない為、ガチガチのライバーで、野球はどうでもいいという人はブラウザバックをおすすめ致します。
また、ここで出てくるメンバーについては、別途で設定集を作っておきますので、そちらを参考にしながらお読みいただけるとありがたいです。
そして、活動報告に書いてあるのに(多分)知られてないアンケートをここで書いておきます。(μ's編の方でも出します)
では、野球編第1話をどうぞ!
あ、ちなみに時系列としては、この小説としてはμ's編第3話の後としてあります。(アニメから見た人は、μ'sのファーストライブの後からと考えてください)


野球編
野球編第1話〜最初の9人(ナイン)〜


 

…μ'sのファーストライブから数日後、僕は職員室で野球部の顧問、美沢先生に入部の手続きをするべく直談判しに行った。

 

健人「…美沢先生!」

???「ん?お前は?」

 

赤いジャージに黒い髪の毛の若い先生が僕に返事してくれた。

 

健人「1年3組の桑畑健人です!これを出しに来ました!」

 

と、僕はそう言うと、入部届を出した。

 

美沢「…なるほど…わかった」

健人「え!?即決!?」

美沢「まぁな、野球部今の所、お前を入れて9人だ」

健人「俺を入れて9人!?」

 

僕はそれを聞いて思わず目を見開いてしまった。

 

美沢「…とりあえず、今から部室へ向かってくれないか?まだ自己紹介すらしていない状態だし…」

健人「自己紹介してないって…」

美沢「はっきり言って、今の野球部は弱小だ。一種の趣味的活動と言っても過言じゃない」

健人「だからミーティングすらしていないと…」

美沢「そういうことだ」

 

そんなわけで、僕はおそるおそる部室の方へと行ってみた。

やはり校舎が綺麗な為、弱小部でもいい部室が使えている。

僕はスーッと部室を開けると…

 

???「ん?新人か?」

 

と、茶髪で爽やかイケメンの人が言ってきた。

 

健人「は、はい…あなたは?」

???「俺は掛川俊だ。2年1組で野球部での部長を務めさせてもらってる」

健人「僕は桑畑健人です!1年3組です!」

俊「よろしくな。あ、今1年生はあそこで着替えているから」

健人「それよりも…こんなにトントン拍子でいいんですか?さっき入部届出したばかりなんですけど…」

俊「この学校はまだ新しいからね。どの部活も生徒確保の為に即日決定が多いんだよ」

健人「なるほど…」

 

僕は掛川先輩と話をした後、1年生のいるロッカーに来た。

そこには…あまりにも個性が豊か過ぎる人達が5人いた。

 

健人「…声かけづれぇ…」

 

と、その時だ。

 

???「…ヤッホー!君、今入ったの?」

健人「うわっ!?」

 

目の前に、身長が僕の肩くらいの細身の子が現れた。

左右非対称のオレンジ色の髪だった。

 

健人「ええっと…君は?」

???「僕?僕は川崎亮介だよ!」

健人「俺は桑畑健人、3組なんだが…」

亮介「本当!?僕は4組なんだ!よろしくね!」

健人「あぁ、よろしく」

 

そして、奥の方にいる金髪のチャラそうな奴と、メガネをかけたデータマンらしい奴に話しかけた。

 

???「お?充、新しい奴が来たぞ」

???「俺は知らん…興味ない…」

健人「…ええっと…」

???「おおっと、申し遅れた。俺は岡田晋助、あいつは俺のダチで狩野充だ」

健人「桑畑健人だ。3組なんだ。よろしく」

晋助「3組かー…俺は6組なんだけど、充は1組だから、何かあったら充に聞いてくれ」

健人「サンキュー」

 

と、その時、ふと部屋の角を見ると、1人だけ体育座りしている子がいた。

 

健人「…あの…大丈夫?」

???「だ、大丈夫です…」

健人「…君は?」

???「…有原…勇気です…」

健人「勇気君ね。俺は桑畑健人、3組なんだ」

勇気「3組?僕と同じだ…」

健人「あ、そうなんだ。これからよろしくな!」

勇気「う、うん…よろしく…」

 

そして、僕は最後に髪の毛が立っている黒髪の少しヤンキーっぽい人に挨拶をした。

 

健人「…あのー…」

???「ん?お前誰や?」

健人「桑畑健人です…今さっき入って来て…」

???「おぉ!そうかいそうかい!わしは中島晴男や。こんな見た目やけど、どんどん話しかけてな!あ、わしは5組におるから、何かあったらよろしゅう頼むわ!」

健人「俺、3組なんだけどね…」

 

と、その時だ。

 

俊「…はい!みんな来て!」

 

掛川先輩が声をかけ、僕ら1年生は隣の部室に来た。

そこには、掛川先輩も含め、4人の先輩がいた。

 

俊「えぇ…今回集まってもらってありがとう。今日は自己紹介をしてもらおうと思って来てもらった。まず最初に僕から自己紹介するよ。僕は2年1組、部長の掛川俊だ。ポジションは内野全般に守れる。んじゃ、次は坂本、よろしく」

???「はいよ」

 

掛川先輩に呼ばれて出て来たのは、いかにも真面目そうな丸刈りの先輩だった。

 

???「僕は坂本真澄、2年3組だ。ポジションはセンターを主にやっている」

???「ほいじゃ、次は俺だな」

 

次に出てきたのは、強面のガチガチ筋肉マンといった人だ。

 

???「俺は八幡真三郎、2年6組だ。ポジションはファーストだ。よろしく!」

???「最後は俺か…俺は後藤修二だ。ポジションはサードをやっている」

 

先輩達の挨拶(といっても、全員2年生だったが…)が終わった所で、今度は僕らの自己紹介になった。

 

亮介「まずは僕から!僕は川崎亮介!1年4組です!野球はやったことないですけど、運動神経抜群なので頑張ります!」

晋助「どうも!俺は岡田晋助っす!野球の経験はないですけど、ソフトボールを少しやってたので自信があるっす!よろしくお願いします!」

充「…狩野充だ。晋助に入れさせられました…」

晋助「そんなわけないだろ!お前、何か変えたいと言ってここに入れさせたんだから」

充「でもね、僕には無理だよ」

晴男「はいはい、そこまでや。んで、次はわしか…わしは中島晴男って言うんや。野球は関西にいた頃に地区大会優勝を経験しとったわ。んでポジションはショートやってたわ。よろしゅう頼むわ」

勇気「あ、有原…勇気です…ポジションはキャッチャーです…よろしくお願いします…」

健人「全く…僕は桑畑健人です!過去にU-15の世界大会に出場した経験があります!」

俊「え!?」

修二「こりゃえげつねえもの来たな…」

晴男「ホンマか?」

健人「あぁ…メインポジションはピッチャーですが、その気になればキャッチャー以外の全てのポジションにつけます!よろしくお願いします!」

 

こうして、僕らの自己紹介が終わった。

そして、いよいよ練習が始まる…楽しみだ!

 




さぁ、野球編での次回は練習が始まります!
僕自身は野球部に所属などしていないので、全くの素人ですが、そこはよろしくお願いします。
さて、今活動報告でやっているアンケートですが…全く集まらないので、こことμ's編でアンケートを取りたいなと思います。
ここで一種の告知をしますが…次の小説は『バンドリ』を舞台にして書きたいのですが…ここでアンケート!
①:主人公の名前(1番多い名前を主人公に、2〜5番多い名前を主人公を含むバンドのメンバーの名前に)
②:主人公を含む5人組の男子バンドの名前(野球にちなんだ名前を)
この2つのどちらか、もしくは両方とも応募してくれたらありがたいです!
ちなみに②については、僕の方で考えたのですが、みなさんの意見の中でいいものがあったらそれにしたいなと思います。
では、次回はμ's編でお会いしましょう!

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