ラブライブ!〜伝説の男と9人の女神〜   作:VOSE

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どうも、VVVFです。
かなりの間空いてしまいましたが、お待たせしました!(待ってた人少ないかも…)
結構予定がキツキツであった為、なかなか出せずにいましたが、少しずつ書いた結果、ようやく出せるようになったので、とりあえず出そう!と…w
相変わらずの駄文でございます。
何の進展もございませんが、よろしくお願いしますw
では、本編どうぞ!


第23話〜インパクト!〜

…ある日の事…

 

健人「…もうそろそろハロウィンか…」

 

僕と1年生組、3年生組と穂乃果は賑わいを見せている通りを歩いていた。

どうして穂乃果がいるのかはわからないが…

 

穂乃果「本当だね〜、1年は早い!もう、前のハロウィンが昨日のようだよー」

凛「本当だにゃ!」

 

絵里から話があると言われていた俺らは、いつものファストフード店に入った。

 

穂乃果「絵里ちゃん、話って?」

絵里「そうね…まず、今度秋葉原でハロウィンのイベントをやるっていうのは知ってるよね?」

健人「さっきここに来るまでがそうだったもんな…」

絵里「それで、秋葉原の大通りをハロウィンストリートとして、色んなイベントも行われる。そこで、秋葉原を代表するスクールアイドルのA-RISEはもちろん、μ'sにも招待されたのよ」

健人「おぉー」

真姫「でも、それって、もう秤にかけられているのと同じよね…」

絵里「そうよ。なんてたって、ラブライブを優勝したA-RISEだもの」

にこ「ラブライブの前哨戦というわけね…」

花陽「A-RISEより目立たないといけないということですね…」

凛「その為にはどうすればいいのかなぁ…」

 

と、みんなはA-RISEより目立つ方法考えていると…

 

穂乃果「インパクトだよ!」

 

と、穂乃果が急にそう叫んだのだ。

 

希「インパクト?」

穂乃果「そうだよ!これで間違いないよ!」

健人「そうか?」

 

俺は思わず頭をひねりながら言った。

とその時、ふと後ろから殺気を感じた。

 

海未「へぇ?インパクトですか」

 

殺気の正体は海未だ。海未の後ろにはことりがいた。

 

ことり「穂乃果ちゃん、探したんだよ〜」

 

どうやら、穂乃果は生徒会の仕事をサボってここにいるらしい…

その後、穂乃果は海未に連れられて生徒会の仕事に戻ったのだった…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

数日後、俺は何故か音ノ木坂学院のグラウンドにいた。

そこには…

 

穂乃果「あなたの思いをリターンエース!高坂穂乃果!」

真姫「誘惑のリボンで狂わせるわ!西木野真姫!」

花陽「剥かないで!まだまだ私は青い果実!小泉花陽です!」

希「スピリチュアル東洋の魔女!東條希!」

海未「恋愛未満の化学式!園田海未!」

ことり「私のシュートでハートのマークつけちゃうぞ!南ことり!」

凛「キュートスプラーッシュ!星空凛!」

絵里「必殺のピンクポンポン!絢瀬絵里よ!」

にこ「そして私!不動のセンター矢澤にこにこー!」

 

9人『私達!部活動系アイドル!μ'sです!』

 

…μ'sの9人はグラウンドのど真ん中で決めポーズを決めた。

 

健人「…はぁ…」

 

その様子を見ていた俺は、すかさず穂乃果達にツッコミを入れるべく、穂乃果達に近寄った。

 

健人「…穂乃果…なんだ?これは…」

穂乃果「イメージチェンジだよ!このままではインパクトがないと思うんだ!」

健人「なるほどね…それで、1つ1つ整理させると…穂乃果は?」

穂乃果「私はテニス部!」

健人「真姫は?」

真姫「分からないわよ…多分、新体操部だと思うけど…」

健人「花陽は?」

花陽「多分…園芸部…」

健人「希は?」

希「うちはバレーボールや。似合ってるやろ?」

健人「は、はぁ…それで、海未は?」

海未「わ、私は科学部…だと…」

健人「ことりは?」

ことり「私はラクロス部だよっ」

健人「凛は?」

凛「凛は水泳部だにゃ!」

健人「絵里は?」

絵里「私は…チアダンス部かな?」

健人「…にこは…言うまでもないか…」

にこ「ちょっと!何スルーしようとしているのよ!私はこういうの嫌だからね!」

健人「はいはい」

 

僕はみんなの話を聞いた後、1人1人にまず思ったことを言った。

 

健人「穂乃果…思いをリターンエースって…返しちゃあかんやろ…」

穂乃果「うっ…確かに…」

健人「真姫…誘惑させてどうすんよ…」

真姫「し、知らないわよ!私だって、こういうのやりたいって言ったわけじゃないわよ!?」

健人「まぁ…確かにそうだよなぁ…花陽…青い果実だから剥かないんだよ…」

花陽「そ、そうですよね…」

健人「希…東洋の魔女は流石に古すぎ…」

希「あら、そう?似合ってるやと思うんけどなぁ」

健人「海未…恋愛未満って、どゆこと?友達?」

海未「そう言われましても…」

健人「ことり…シュート打ったらハートどころか打ち砕かれるよ?」

ことり「そ、そうだね…」

健人「凛…どこにキュート要素あるのかな?それに季節外れ…」

凛「うっ…」

健人「絵里…ポンポンを必殺にさせてどうすんよ…」

絵里「確かに…そうね…」

健人「にこは…言うことなし」

にこ「ちょっと!?さすがにひどくない!?」

 

そんなこんなで、この日はまた部室でインパクトを与えるための意見を出すことに…

 

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…次の日の朝…

この日、僕は屋上にみんなを待っていた。

昨日、希の占いによって、変わらなければいけないという結果を出してもらい、それが気になって朝練に参加することにしたのだ。

気になるというか…不安で一杯だからだ。

と、そこへ

 

ことり「おはよう、健人」

 

と、ことりが来た…が、服装がおかしい…

よくよく見てみると…ことりが来ていたのは絵里の練習着だった。

 

健人「…ことり…その服…」

ことり「ことりじゃないわ。絵里よ」

健人「いや、おかしいよね!?なんでなりきりしてんの!?」

ことり「昨日、"変わる"って言ってたでしょ?」

健人「だからって、他人になりきる必要なくない!?」

ことり「これも、次のイベントやラブライブの最終予選に向けてよ」

健人「あぁ…頭痛くなってきた…」

 

さらに俺の不安はことごとく的中していった。

 

穂乃果「おっはよ〜!あ…ごきげんよう」

ことり「海未、ハラショー」

穂乃果「絵里、今日も早いですね」

健人「穂乃果が海未…似合わねえ…」

穂乃果・ことり「そして、凛も!」

海未「う、うぅ…」

健人「恥ずかしかってんじゃねぇか!」

 

…とりあえず、2年生組が誰になりきってるのか、状況説明すると…

 

穂乃果→海未

ことり→絵里

海未→凛

 

…という感じになっている…

その後も…

 

凛「ナニソレ、イミワカンナイ」

 

と、凛が真姫に…

 

真姫「そんなわけ…ないやん?」

 

…と、真姫が希に…

 

花陽「にっこにっこにー!みんなのハートににこにこー!」

 

…と、花陽がにこに…

 

にこ「にこちゃーん?にこはそんな感じじゃないよー?」

 

…と、にこはことりに…

 

希「いやー、今日もパンが美味い!」

 

…と、希が穂乃果に…

 

絵里「みんな!大変です!」

 

…と、絵里が花陽に…

今現在、屋上は結構カオスな状況になっていたのだが…

 

絵里「みんなが…みんながー!変よ」

 

…と、絵里の一言でμ's総入れ替えのなりきりは終わったのだった…

 

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その次の日…

僕はなぜか音ノ木坂学院の理事長室に呼ばれていた…

 

理事長「…健人くん」

 

理事長は真面目な顔で僕をまじまじと見ていた。

 

健人「はい…ええっと…今日は何の用で…」

理事長「…今、μ'sの皆さんが変わろうとしているのはご存知ですよね?」

健人「はい…それが何か?」

理事長「これを見てください」

 

理事長はおもむろにパソコンのディスプレイを僕に見せた。

音ノ木坂学院の校内の防犯カメラの映像だが、そこに映っていたのは、なにやらヘビメタの格好をした9人がいた。

 

健人「…不審者ですか?」

理事長「いえ、μ'sです」

 

その一言を聞いた僕は、その場でしばらく固まり、ようやく発した言葉が…

 

健人「…へ?」

 

僕は急いで部室へ駆け寄り、ドロップキックで部室のドアを開けた。

 

穂乃果「うわっ!?」

海未「健人!?何しているのですか!?」

健人「それはこっちのセリフじゃあ!」

 

その後、僕はμ'sのみんなを怒号とともに叱ったのだった…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その後、僕とμ'sのみんなでご飯を食べに行った。

みんな反省していたので、大声で叱ったのはものの数十秒で収まったが、はっと気がついた後のみんなの恐怖の顔を見て、僕も少し反省することになった…

とは言いつつ、みんなでハンバーガー屋さんでワイワイと楽しんだけどね。

今回の件で、μ'sはμ'sのままでいいという結果になり、ハロウィンイベントも大成功を収めたのであった。




いかがでしたでしょうか?
長い間空いてしまったのに、相変わらずの駄文でしたでしょう?w
細々と書いていった結果がこれになって申し訳ございませんw
まだまだ書き溜めているものもありますが、次回出すのにまた時間がかかりますので、またしばらく更新が空きます
その時は気長に待っていただくとありがたいです(待たなくても大丈夫ですが…w)
では、次回お会いしましょう!

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