ラブライブ!〜伝説の男と9人の女神〜   作:VOSE

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どうも、VVVFです。
まずは、前回の野球編や活動報告で出しているアンケートについてです。(しつこいようですが…気にしないでください…)
多分次くらいで新小説を書こうかなと思っているのですが…アンケートが来ない(やはり自分は新人の部類に入っているからだと思うけれど…)ので、ここでも言います!
新小説は『バンドリ』を舞台にして書こうと思っていますが、主人公の名前がまだ思いつかないので、是非みなさんのご協力があればと思います!
よろしくお願いします!
あ、一応締め切りは明日までに設定させていただきます。
さて、今日はWBCの話からしたいのですが…やはり、アメリカ…強い…結局準決勝敗退という結果になった日本だけど…まだまだこの後あるから頑張れ!
と、エールを送りたくなりましたw
さ、雑談はこれくらいにしまして、本編どうぞ!


第14話〜あと一歩〜

…合宿から帰って来て、夏休みを充実した後、いつもの平凡な日常に戻った僕らだが…

僕と蓮は新学期早々、穂乃果に呼び出された。

僕と蓮は放課後、急いで音ノ木坂学院へ向かった。

 

穂乃果「あ!健人君!」

健人「はぁ…穂乃果、今日はどうしたんだよ…」

穂乃果「実はね!今日ラブライブのランク見てみたら、19位だったんだよ!」

健人「はいはい、わかったわかった…って」

蓮「えぇ!?19位!?つうことは…」

健人「ラブライブ出場圏内じゃん!」

蓮「やった!」

 

僕と蓮は思わず抱き合った。

 

穂乃果「それで、この後練習見てくれる?後もうちょっと頑張りたいだ!」

健人「了解!」

蓮「任せとけ!」

 

その後、部室にて最後の追い込みをしているA-RISEの動画を見て、引き締めていこうとなったその時…

あと2週間に迫っている文化祭に向けた、にこにふさわしい仕事があると、絵里が言ったのだ。

僕と蓮もその仕事をするところへと行くと…なぜかガラガラのくじ引き場があった。

どうやら、講堂が使えるかどうかはくじ引きの玉の色によって決まるらしい。

 

健人「くじ引き?」

蓮「なんで?」

絵里「一応、伝統らしいから…」

健人「は…はぁ…」

 

そして、にこがくじを引くと…出てきたのは、白だった。

 

生徒「残念!アイドル研究部の講堂の使用は出来ません!」

健人「なんで!?」

 

僕は白でも少ない時間での使用が出来ると思っていたのだが…結果、あえなく講堂が使えなかった。

そして、屋上…

みんながかなり落ち込んでいた…

 

穂乃果「どうしよー!」

にこ「仕方ないでしょ!くじ引きなんて聞いてないし!」

凛「あー!開き直ったにゃー!」

にこ「うるさい!」

健人「まぁまぁ…今回は仕方ないわ…ま、まだ手はあるし」

花陽「どういう事?」

蓮「ここをライブの場所に使えばいいじゃん」

穂乃果「おぉ!蓮君、頭いい!」

絵里「でも、どうやってお客さんに見てもらえるの?」

健人「そりゃ、今や19位で人気急上昇中のスクールアイドルだぜ?お客さんは自然に集まって来るに決まってる」

真姫「確かにそうね…」

 

そんなこんなで、僕らは屋上でライブをする事にした…

 

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次の日…

僕はμ'sの会議に出て、話を聞いていた。

 

絵里「…新しい曲を?」

穂乃果「うん!さっき真姫ちゃんが作った曲を聞いて、すごくいいなぁって思って…」

 

文化祭に出す曲を決める会議で、穂乃果は新曲を1番最初に出すと言ったのだ。

 

絵里「でも、振り付けもこれからよ。他の曲の練習だってあるし…」

穂乃果「頑張れば何とかなるよ!μ'sの集大成のライブにしなきゃ!ラブライブ出場がかかってるんだよ!」

健人「…異論はないな」

 

その会議で僕はそう言った後、ふとことりさんを見ると…顔が暗かった…

 

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文化祭まであと1日になったある日の事…

僕が練習に出ると、昨日までやっていた振り付けが変わっていた。

 

健人「あれ?振り付けが…」

穂乃果「あ!健人君!さっき、私が夜中ずっと考えていた振り付けをやってるんだ!」

健人「夜中ずっと!?」

にこ「ほんと、いい迷惑よ…疲れているのに…」

穂乃果「ダメだよ!文化祭まですぐなんだから!」

健人「全く…スポーツマンの俺から言っとくけど、本番前こそ体を休めておいた方がいいぜ」

穂乃果「えぇー…でも…」

健人「でもじゃねぇ…体壊したら元も子もないからな」

ことり「でも、私は…穂乃果ちゃんがやりたい事やればいいじゃないかな?」

健人「!?」

穂乃果「ほら!ことりちゃんも言ってるよ!」

 

その後、ライブに向けての練習をした僕らは、明日の為に休む事にした…

しかし、その日の夜に事件が起きた…

僕は蓮の家で最後の調整などをした後、家に帰っていた。

 

健人「…やっぱ傘持ってきて良かったー…」

 

と、雨の中歩いていたら…

 

穂乃果「…あ!健人君!」

健人「穂乃果!?」

 

穂乃果が夜中に走っていたのだ。

 

健人「何してんだ!?」

穂乃果「えへへ…いてもたってもいられなくて…」

健人「全く…言っただろ?こういう時は体を休めてろって…」

穂乃果「でも、明日なんだよ!明日成功すれば、ラブライブに出場出来るんだよ!」

健人「でも、その前に体を壊したら元も子もないだろうが」

穂乃果「大丈夫!気合があれば…」

健人「大丈夫じゃないから言っているだろ!」

穂乃果「!?」

 

僕は穂乃果の無理の度合いに思わず怒ってしまった。

 

健人「…俺自身は無くとも、俺の友達が実際にギリギリまで追い詰めた結果、体を壊した事がある…そいつみたいにはなってほしくないんだ…」

穂乃果「…だって…」

健人「だってじゃねぇ!今すぐ帰れ!体を休めろ!こんな命令口調で申し訳ないけれど、そこまでしないと言う事聞かねえだろ!」

穂乃果「私だって本気なんだもん!」

 

僕が大声を張り上げると、穂乃果も強い口調で言った。

 

穂乃果「…やっとラブライブに出場出来るんだよ…学校が無くなって欲しくないんだよ…だから、今こそ頑張らないと!」

健人「今こそじゃなくても、お前らは十分頑張った!明日のベストを尽くす為にも、今休んだ方が…」

穂乃果「うるさい!」

 

穂乃果のその一言に、僕は思わず黙ってしまった。

 

穂乃果「…もう…話しかけないで…」

 

穂乃果はそう言って、走り去っていった…

 

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次の日…

外は雨だった…

この日、僕と蓮は休みだったので、音ノ木坂学院に来た。

 

蓮「…健人?」

健人「ん?」

蓮「…顔が厳しいけど…どうした?」

健人「…あぁ…何でもねぇわ」

 

と、僕らは屋上で待っていると…

 

梨乃「お兄ちゃん!」

健人「お?梨乃か」

雪穂「え!?あなたが梨乃のお兄さんだったんですか!?」

亜里沙「かっこいい!」

健人「あ、雪穂ちゃん。ということは、梨乃のお友達が雪穂ちゃんかな?それと…」

亜里沙「絢瀬亜里沙です!お姉ちゃんを引っ張ってくれてありがとうございます!」

健人「絢瀬…てことは、絵里の妹か…」

梨乃「私からお兄ちゃんの事は言ってるから、お兄ちゃん、ライブ楽しんで!」

健人「あぁ」

 

思わぬ客に挨拶をした後、ふとステージを見ると…穂乃果達が並んでいた。

 

健人「…」

 

僕は静かにそれを見ていた。

 

ライブが始まり、一曲目が終わった…その直後だった。

…穂乃果が倒れてしまった。




どうでしたでしょうか?
さて、次回には新小説のプロローグでも書こうかなと思っています。
野球編の設定集はいつ載せるかはまだ未定ですw
では、また次回お会いしましょう!

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