一週間プロデュース~目指せパーフェクトコミュニケーション~   作:シンP@ナターリア担当

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そこに山があるから~花と魚と時々お嬢~

 

「あぁ~その……なんだ……すまなかった」

「いえ、これは彼女の責任であって、プロデューサーさんは悪くないと思われます」

「……」

「見事に目が死んでますね……。まぁ愛海ちゃんにはこのくらいがちょうどいいと思いますけど」

「まったく……だから急いで行っても良いことが無いぞと言ったんだ」

 

 彼が目から輝きの消えた少女に謝っている最中、気付けばもう一人扉のところに女性が立っていた。一人目の飛び込んで来た少女は、少し赤みがかった方くらいまでの髪で、両サイドをお団子ヘアーにしている。服装なんかも女の子らしくワンピースのようなもので、先ほどのようなことがなければ、文句なしに美少女と呼べるだろう。二人目の扉付近にいるのが、こちらは首に届くかどうかくらいの短い黒髪で、女性に言うべき言葉ではないかもしれないが、カッコイイという形容詞が似合うだろう。服装もレディース物ではあるが、スカートなどではなくスラックスに、シャツと上着というスタンダードな服装。女性にしては高めの身長が、より際立ってカッコ良さを出してるのだろう。

 

「おっと、気付かずに申し訳ない。今回企画で来させてもらった315プロのプロデューサーだ。貴女は東郷あいさんですね?」

「ふむ。やはり大手の事務所となれば、かなり出来る人のようだね。お察しの通り、私は東郷あいだ。そこにいるのと一緒に来たんだが、建物に入ると同時にここに走ってな。止めたんだが、聞く耳を持たず、結果、今のようになってるわけだ」

「なるほど……。えーっと、棟方愛海さん。だよね?とりあえずよろしくね?」

「……んで……」

「ん?」

 

 彼女の小さく呟いた言葉が聞こえず、思わず聞き返す。一瞬の静寂の後、彼女は勢いよく顔を上げ、彼に掴みかからんとする勢いで話し出す。

 

「なんでプロデューサーが男になっちゃってるんですか!!私はあの大きくもなく小さくもない、あのちょうどいい感じが大好きで!しかも多少嫌な顔をしながらでも、最後には『しょうがないな~』ってお山を登らせてくれるあの器とお山の大きさが好きなんですよ!しかもこんなにたくさんのお山を同時に見られるのなんてここだけなんです!それなのに……それなのに……どうしてこの私のためのパラダイスに!男性がいるんですか!!どうして!!」

「あはは……これは嫌われてしまったなぁ……」

「まぁ無理も無いさ。あの子にとってはこれが生きがいの一つと言っても過言じゃ無いんだろう。だからと言って肯定するつもりは無いがね」

「いいですか!お山というのは女性のとても大事な部分であり、私のエネルギー源でもあるわけですよ!それを見ることでエネルギーをチャージし、それを登ることでエネルギーを爆発させる!そんな何よりも大事なものなんですよ!ですがその中の一つを、貴方は私から奪ってしまったんですよ!それもとても大きなものを!いえ、サイズの話ではなく。ですので私は、絶対にあなたを許しません!」

「いつになく熱弁してる……内容があれじゃなければもっと良かったのに……」

「なぁ、いっつも思うんだけど、山とかなんとか言ってるの、あれってなんなんだ?」

「光。世の中には知らなくて良いこともあるのよ」

「よ~しちびっ子達!お姉さん達が遊んであげるから、奥のプチレッスンルームに行こうか!」

「えぇ~。薫、せんせぇの話もっと聞きた~い」

「まだこの企画は始まったばっかりなんだから、これから時間はいっぱいあるわ。さ、向こうへ行ってましょ」

「はい。それじゃプロデューサーさん。失礼します」

「行ってらっしゃい。フリルドスクエアの皆も、ありがとう」

 

 捲くし立てるように彼女が話し、これ以上はよろしくないと考えたフリルドスクエアにより、薫、千枝、ありす、雪美の4人は奥の部屋へと入っていく。だが、彼女の機嫌は相変わらずであり、これは難航しそうだ。と、誰もが思った中、彼が動きを見せた。

 

「棟方さん。少し話をしないか?出来れば回りに聞かれないようにこっそりと」

「嫌です!私はあなたのことを許さないと決めたんです!あぁ……本当は今頃プロデューサーのお山を登っていただろうに……」

「そうか。そのプロデューサーに関する話だったんだが、仕方ないな……諦めて他の子にお願いするとしよう。上手くやれば君が彼女ともっと仲良くなれる良い機会になると思ったんだが、仕方な……」

「まぁ話を聞くぐらいでしたら良いでしょう」

「おおっ!すごい食いつき具合」

「ドーナツ見つけた時の法子ちゃんくらいですかね~」

「あれはもっとすごいような気もするけど……」

「よし、じゃあ少し話してくるから、皆は少しだけ待っててくれ」

「別に構わないが、ここで話しても構わないんじゃないか?」

「彼女のモチベーションに関わるんでね。出来れば彼女にだけ教えておきたい話なんだ」

「……あぁ。そういうことか」

「分かってくれたみたいだね。じゃ、行こうか」

 

 皆が頭にハテナを浮かべる中、一人何かに気付いた様子のあい。やはり出来る人は違うものだ。などと苦笑を浮かべながらも、彼は相談室と書かれた部屋に愛海と共に入っていく。

 

「さて、わざわざ二人で話すとまで言った上に、プロデューサーの名前まで出したんです。無意味な話だったら本当に……」

「今。彼女は男達のど真ん中にいる」

「!」

「上は30オーバーから、下は一桁まで。熱血、冷静、ワンパク、元気、お調子者。多種多様な男達のど真ん中にいる」

「そ、そんなところに……」

「そして、彼女は私にこう言っていた。あの子達が慣れない環境で頑張るんだから、私だって負けていられない。あの子達の成長した姿に追いつけるように、頑張って成長するんだ。と」

「ぷ、プロデューサー……」

「さて、ここで問題だ。もし今のまま、私からのプロデュースを拒み、今までのままの君で彼女と再会したとしよう……彼女はどう思うかな?」

「う……それは……」

「だが、逆に考えてみよう」

「逆に……?」

「君が、彼女達の中で一番成長してみせるんだ。そして、彼女にその成長した姿をいの一番に見せる。するとどうなる?」

「はっ!?きっとプロデューサーなら、『すごいわ愛海!ご褒美に私のお山を24時間好きに出来る権利をあげるわ!』と言ってくれる!」

「いや、ごめん。そこまでは……」

「そして!『あんなところに長くいて本当に辛かったわ!お願い愛海。私のことを慰めて……』と言ってさらにお山を……」

「だから、そこまでは言ってないんだけど……」

「プロデューサーさん!」

「はい!?」

「私、目が覚めました。そうです。私は今よりももっと成長するべきなのです!あの人のために!」

「う、うん。それはあってるんだけど……」

「辛く険しい道かもしれません!ですが共に頑張りましょう!その先にある、大いなる頂を目指して!」

「あぁ、うん。そうだね」

 

 これが説得成功と言っていいのだろうか……。そんなことを悩みながらも、やる気を出した彼女に一安心する男性。かくいう彼女は今や先ほど輝きを失った目や、彼への怒りは何処へやら。来たる未来へのイメージトレーニングかのようにいつものにへら~っとした笑い方で想像に耽っている。と、長々とこんな場所にいても仕方ないと、彼女に一声掛けて現実に引き戻し、皆の待つ部屋へと戻る。

 

「なんやよう聞こえはる声でしたけど。どないしはったんどす?」

「もしかして、愛海ちゃんのやる気出た感じ?

「まぁ、なんとかやる気は出してくれたみたいだよ」

「やる気出たなんてもんじゃないです!そう!私は誰よりも頑張りますよ!そしてそのためにも……」

「え、私……?」

「志保ちゅわぁぁぁん!!今日の活力のため、そのお山を登らせ……」

「っと、ストップだ。プロデューサー君?あまり元気にさせすぎてもらっても困るんだが?」

 

 戻って早々、愛海は志保へと飛びかかろうとする。が、間一髪のところで服の襟の部分をあいが掴み、それを阻止する。志保に至ってはいつも見てる光景だが、やはりなれないのか愛梨の後ろに隠れるようにしている。まぁ、やはりデリケートな部分なだけあり、そういったことは好ましいとは思わないのは当然だろう。と、ジタバタと暴れる愛海を宥めながら雑談をしていると、またノックの音が鳴る。返事の後に入ってきたのは、ふわりと花の香りが漂ってきそうな、柔らかな印象を受ける2人の女性だ。

 

「おはようございます。今日も皆楽しそうだね」

「おはようございます。お外まで賑やかな声が聞こえてましたよ~」

「お二人とも、おはようございます。こちらの方が、今回お世話になるプロデューサーさんです」

「あ、おはようございます!今日からよろしくお願いしますね!私は……」

「相葉夕美ちゃんだね。花が大好きで、趣味でガーデニングもするくらい。花言葉なんかにも詳しくて、そのおかげでその手の番組のレギュラーももらってるね。いつも楽しそうに花の話をしてるから、見てる人も楽しいって話題だそうだよ。って言っても、これ全部プロデューサーからの情報なんだけどね」

「びっくりしたー。てっきりそんなに調べられちゃったのかと思っちゃった……」

「あ、でもこないだ公開された映画は見たよ。すごくかっこよかった。お淑やかなだけじゃなくて、あんなカッコイイ姿も見せられるなんて、本当にすごいと思うよ」

「へっ!?あっ、えーっと、その……あ、ありがとうございます!」

「うふふ、夕美ちゃん照れちゃってますね~。ところで、私のことも勉強してきてくれてるんですか~?」

「勿論だとも、高森藍子ちゃん。特に当ても無く散歩したりするのが好きで、いるだけで場の空気が柔らかくなる。というかその空間の時間の経過が遅く感じるくらいになる。どんな時もポジティブで、いつも元気をくれる。ここまでが彼女の情報だね。さっきの通り、映画での活躍も見させてもらったよ。アイドルでありながら、あんな演技が出来るなんて、正直驚いたよ」

「ありがとうございます。でも、私ってそんなにゆっくりですか~?」

「「「うん(はい)」」」

 

 この場にいる多数が一気に頷く。もう~酷いですよ~などと怒っているような素振りを見せるが、顔はとてもニコニコとしており、怒りなど微塵も感じられない。一人目の夕美と呼ばれた子は、明るめの茶髪のショートカットで、少し活発な印象を受ける。服装はワンピースに上着を羽織ったような服装で、胸元には花を象ったアクセサリーが光っており、とても似合っている。二人目の藍子と呼ばれた子は、夕美よりも濃い色の茶髪で、こちらは胸元辺りまである。後ろ髪をポニーテールにしており、その髪留めにはヒマワリの花をあしらったものが使われている。服装はいわゆる『森ガール』と呼ばれるような、全体的にふわりとした服で、彼女の温和で物腰柔らかなところに非常にマッチしていると言えるだろう。

 

「ところで、今日は皆集まるって聞いたんですけど、顔合わせ以外に何かあるんですか?」

「まぁ、少しね。それに関しては、集まってからのお楽しみって事で」

「ふふ~ん。ボクには分かりますよ!きっとかわいいボクと、他の皆さんとの出会いを祝って、パーティーを開くんでしょう!ボクと出会った記念日を祝わないだなんて、ありえませんからね!」

「本当!?ねぇねぇ!ビール飲んでもいい!?」

「わぁ~。それなら私も、アップルパイを焼いてくるんでした~」

「なぁなぁ!スシ頼んでもいいのカ!?でまえスシ!」

「まだ一言もそうだなんて言ってないんだけどな……」

「皆、楽しそうですね~。これも、プロデューサーさんのおかげかもしれませんね~」

「そうだと良いんだけどね。さ、大はしゃぎはその辺で。ちびっ子達に聞かれて。嘘から出た真なんかにならないように。今日はこれからのことで大事な話があるんだから、パーティーしてる余裕は無いよ」

「えぇ~!ちょっとくらいいいじゃ~ん!ビール飲みた~い!」

「友紀はん、あんまりプロデューサーはんを困らしたらいけまへんえ?こん中でもお姉さん側なんやさかい」

「は~い」

 

 渋々、といった様子で諦める友紀。それを周りの数人が、やれやれといった表情で眺める。元気なのは良いことだが、度が過ぎれば扱いが難しい。こんな調子で大丈夫だろうかと悩む彼に、そんな暇は与えないとばかりにまたノックの音が鳴る。返事をして入ってきたのは、またも二人の女性。いや、背格好を見るに、少女というくらいが正しいだろうか?片や赤い髪、片や青い髪と、なんともチグハグである。

 

「おう、もうぎょうさん集まっとるのう」

「おはようございますれすよ!」

「ん?なんじゃ見慣れんやつがおるのう。まさかどこぞの組の鉄砲玉か?」

「待て待て。どうしていきなりそうなるんだ。いや、まぁ別の組の人間と言われればある意味正しいんだが」

「お兄さんはどなたなのれすか?」

「あぁ、自己紹介が遅れて申し訳ない。私は今回の企画でこちらで世話になることになった315プロのプロデューサーだ。よろしく頼むよ。村上巴さんに、浅利七海ちゃん」

「な~んじゃ、そういうことかい。危うく組のもん呼ぶとこじゃったわ。にしても、よううちの名前なんぞ分かったのう。これでもこん中じゃああんまり目立った活躍はしとらんはずじゃが」

「七海もれすよ~。プロデューサーさん。どうしてわかったれすか?」

「まぁ、一番はそのすごく特徴的な髪と喋り方なんだけど、うちには君達とそれぞれ共通点がありそうなのがいてね。おかげで覚えるのが早かったんだ」

「共通点?そりゃなんじゃ?」

「共通点とは、同じようなところという意味でございますですよ~」

「ライラさん、巴ちゃんが聞きたいのは多分そうじゃないと思う」

「あら~。そうでございましたですか~」

「でも、確かにその共通点とやらは気になるな。自分達と違うアイドルを知るいい機会だ。是非教えて欲しいな」

 

 場にいる全員が、是非聞きたいという意志を見せる。……訂正。全員ではなく、1名を除いた全員だった。とここで二人の少女の容姿について。一人目の赤い髪の少女が村上巴。トレードマークのような赤い髪は短めで、服装はシャツに短パンと、まるで小学生男子のような動きやすい服装だ。が、あくまで服装そのものの話であり、それには何やら刺繍やらがあしらわれており、明らかに普通の子どもには見えないだろう。少し切れ長の釣りあがった目元が怖い印象を与えるが、話してみると案外気さくなようだ。二人目の青い髪の少女が浅利七海。こちらの青い髪は膝裏にまで届くほどのとても長い髪で、ウェーブが掛かっており、名前の通り海の波のような印象を受ける。服装はこちらは女の子らしいワンピースなのだが、こちらには魚のブローチのようなものがいくつか付いている。少し舌っ足らずなのか、『です』を『れす』と言ってしまっている。そこが好きだというファンも多いとのこと。と、ここで彼がその人物達を紹介するために口を開く。

 

「まずは七海ちゃんの方から。これは共通してるっていうより、似てるって言った方が正しいかな?七海ちゃんは魚が好きなんだっけ?」

「はい!大好きれす!」

「ナターリアも好きだゾ!」

「アンタは食べる方でしょ」

「あはは。で、うちには魚ではないけど、海が大好きな奴がいてね。それこそ、話をさせたら1時間でも2時間でも、いくらでも話が出てくるくらいには好きな奴なんだ」

「おお~すごいのれす!七海も是非聞いてみたいのれす!」

「機会があればね。さて、次は巴さんの方だけど……」

「あぁ、巴でええぞ。組のもんでもない年上の男からさん付けなんぞ、なんかむず痒うなるわ」

「そうかい?なら、改めて巴の方だけど、単刀直入に言えば、同家業がいるって感じかな」

「あ?そりゃあお前、分かった上で言っとるんじゃろうな?」

「あぁ、ちゃんと君のプロデューサーから聞いてるからね。七海ちゃんの方と違って、下手したら大惨事かもだから、あんまり深くは語らないほうが良さそうかな?」

「いや、もう遅かったようじゃ。今組のもんが走って行きよったから、数分もせんうちに、うちの組には広まるじゃろうの」

「な、なんとか穏便に済ませてくれると助かるかな……」

「ちなみに、そいつはなんちゅう奴なんじゃ?」

「あぁ、兜大吾っていうんだけども……」

「なんじゃと!!?」

「「きゃっ!」」

「お~、びっくりでございますですよ~」

 

 彼の口から名前が出た途端、驚いたように大声を上げる巴。それに周りの全員も驚いたようだ。だが、その驚きもどこへやら、彼に掴みかかる勢いで……というよりも掴みかかりながら声を上げる。

 

「おい!そりゃあ本当か!本当に兜大吾なんじゃな!?」

「ほ、本当だ!だ、だから放してくれ!首が!」

「ん?おお、すまんすまん。にしてもそうか……あいつがアイドルのう……面白いこともあるもんじゃき」

「出身からしてもしかしたらとは思ってたが、やっぱり知り合いだったか……言わないほうが良かったか……?」

「いんや。言ってくれて良かった。これでうちが今回頑張る理由も出来たってもんじゃ!」

「そうか。それならいいんだ。とまぁ、少し話が逸れたりしたけど、こんな風な共通点があったから、君達二人は特に覚えやすかったって話だ」

「了解したのれすよ!七海も海の人とお話しするのが楽しみれす!」

「ふふっ。なるほどね。こうやっていろんな子達のやる気を引き出していってるわけか。君はやっぱり凄腕のプロデューサーのようだ」

「あ、あの、あいさん。そろそろ放して欲しいんですが……」

「君のせいで怯えている少女がいるものでね。悪いがもう少しこのままいてもらおう」

「くっ……かくなる上は、あいさんのお山を……」

「なぁプロデューサー。お山ってなんのことなんだ?」

「時期が来たら教えてあげるから、今は忘れてなさい」

 

 そんな微笑ましい……?やり取りなんかを挟みつつも談笑をしている彼らの下に、また二人、少女が近付いていた。その容姿は明らかに日本人ではなく、かなりオーバーなリアクションをしながら会話をしている。と、ここで片方が何か思いついたのか、そこから二人して静かに歩を進め、扉の前に立つ。ノックの返事の後、扉を開け、いつもと見慣れぬ人物がいるのに気付いた途端、茶色っぽい金髪に青い目をした少女が第一声を上げる。

 

「グッドモーニング、エブリワン!」

 

 それは、明らかに慣れていないのが一目で分かる程の発音だった。

 


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