インフィニットストラトス return of calamity (本編終了)   作:アルバロス

42 / 43
エピローグ

戦争終結後、終夜たちは錬と神矢に掌握させた国連とIS委員会を使い様々な改革を行った。

 

まず、訓練機のISコアを両方が使えるものに入れ替え、専用機は使用者が手放すまでそのままのコアを使わせることに。そして、400個まで増やしたコア(専用機のコアを含む)を297個までは、篠ノ之束が分けた通りにし、後の分配は、出来るだけ均等にすることを前提とした会合を行わせた。順次コアの数は増やす予定。

 

次に女性優先制度を廃止させ、IS委員会の女尊男卑に染まっている幹部たちを解任、能力が高く思想に染まっていないものを順次昇進させ、委員長に錬を置いた。女権団も錬たちの部下が潰しており、解任された女性たちは団体を頼ることが出来なかったらしい。

終夜のIS部隊は、国連の軍事力の一つとなった

 

IS学園は、ISコアが増えることもあり、土地と施設を増設。可能な限り、男子も募集し共学化を目指す予定。

 

同時に白騎士事件の真相を公表。篠ノ之束については、重い刑罰を課すべきだとの意見が終夜の元に多く届くが、それを一蹴。国連にISを使用した宇宙開発局を設置し、その責任者に篠ノ之束を置くと発表。人事等は全て束へ一任。経費等は終夜達が出すと発表。織斑千冬についても、篠ノ之束と同じく、重い刑罰を課すべきの意見を一蹴し、今後もIS学園での教鞭を取らせると発表した。これに対し一部で反発が起きるが大多数はどこかに独占されるよりはと、この決定を承認した。

 

この大改革により、世界からゆっくりとだが女尊男卑の風潮が消えて行くこととなった

 

 

改革を行った当の本人は今もIS学園にいた。終夜は世界のために働く気はさらさらなく、仕事は錬に全て放り投げ、鈴たちとの学校生活を楽しむため毎日を過ごすことにした。周りの生徒は最初は終夜のことを敬遠していたが、一組や四組の終夜に好感を持っている人たちの尽力があり、今となっては一部を除いて人気者となっていた

 

その一部である内、一夏はあのあと、今までのように「俺が皆を守る!」などを言うことがなくなり、今では守る対象だった箒たちに支えられながら、なんとか生活している状態だった。箒は、一夏の仇と終夜に攻撃していたが、その行動で、クラスから浮くこととなり(イジメはなかったが)クラスから居ずらくなり、教室にくることなく部屋に籠っている一夏の面倒をみていた。セシリアはエディから両親の事実などを知り、一層オルコット家を守ろうと頑張っていた。シャルロットは、終夜が女権団と繋がっていた社長婦人を処罰し、離婚したため今では父親のアルベール・デュノアと仲良くやっているとのこと。ちなみに、ラウラと仲良く遊びにいったりしているらしい

 

セシリア、シャルロットは一夏を見限り、終夜側に着いた。これも一夏の心を折る原因の一つになったという




ということで、本編終了です!
補足しておきますが、セシリアとシャルロットに終夜への恋愛感情はありません。
今後は番外編として、原作の修学旅行などと、リクエストの二つを書いて行きますので、これからも応援お願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。