インフィニットストラトス return of calamity (本編終了)   作:アルバロス

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第三十八話

「見えたわよ!以前と同じ戦艦五隻」

「ようやく来たわね」

「こんなふざけた真似をしたこと、後悔させてあげるわ!」

 

海上に終夜たちが乗っている船団が見え始めると、各々気を入れるIS操縦者。束が渡したISにより、最大297だったISは315まで増加していた

 

 

 

「おーおー、団体での正面衝突か。別動隊の奇襲も考えていたんだがなぁ」

「俺らはここで見物か?」

「さすがに危なくなったら出てもらうぞ」

「おう、そうなったら呼んでくれ」

 

真っ正面からなら、勝ち目はこちらにあるな。それじゃあ、容赦なく叩き潰させてもらおうか

 

「我らが力、ここにて示せ!」

「「ハッ!」」

 

 

 

「来たわよ!戦闘準備!!」

「各々、存分に暴れろ!」

「「おおー!!」」

 

 

「始まったな……」

「さぁて、どれだけのISが潰されるだろうなぁ」

「半数は余裕だろ。英霊を真似た贋作だがな」

 

終夜たちは、スクリーンのある部屋で戦いの経過を映画のように見ていた。終夜の部下たちは楽々と女権団を倒し、専用機持ちを相手にし始めていたが、ここで一つ異変が起こった

 

「おかしい……」

「どこがだ?いたって順調にやっているが……」

カタカタカタ

「……やはり!王よ。撤退命令、もしくはここの誰かを応援に」

「どうした?」

「専用機のシールドエネルギーが減っていません(・・・・・・・)!」

「「「「なんだと!?」」」」

「おそらく篠ノ之束が関与したのでしょうが……私たちは亡国企業とは違い剥離剤(リムーパー)が無いので戦線は……」

「チッ……レーア。行って構わん」

「了解」

 

レーアを向かわせたが……予想外の展開だ。数を増やしとけばよかったか……

 

「アポカリファ、ゲーティア。おそらく今のままではいくらかこちらにも流れて来る。お前らはそれの対処に当たれ。流れてきた奴らだけで構わん」

「「仰せのままに」」

 

 

 

 

 

 

「うおおお!!」

「その程度に対応出来ないとでも思ったか!?」

「一夏さん、危ない!!」

 

シュン

 

「クソッ」

「隙あり!」

「しまった!……ぐあっ」

 

俺は攻めてきた終夜たちを倒すための作戦に参加していて、さっきセシリアのアシストもあって一人倒したところだ。シャルも楯無さんも次々に倒していっている。負けるわけにはいかない!

 

「一夏ッ!」

「箒か。どうしたんだ?」

「先程の敵だが大丈夫だったのか!」

「ああ、セシリアのお陰で無事に倒せた。束さんのお陰でエネルギーも減らないしな」

「そうか……千冬さんからの伝言だ。『ここはアリーシャさんに任せて別動隊を組み直接乗り込む。お前もこい!』とのことだ」

「わかった」

 

待っていろよ、終夜。お前は俺が倒す。そして……ちゃんとした道に戻してやる!

 

 

 

 

「レーアのやつ。しんどそうだな」

「ああ。遠目からみても近接の二機、遠距離の三機の計五機に囲まれてるからな……しかも続々とこちらの兵も墜とされ始めた。このままでは……」

「こちらにもお客さんのようだ。しかも、ブリュンヒルデが先頭ときた」

「どうする?」

「出来るだけ数は減らして、あとは流そう」

「了解」

 

二人がこれからのことを決めたとき、目の前に世界最強が降り立った

 

「投降しろ。今ならまだ間に合うぞ」

「ハッ、よくあるセリフだ。(まぁ、俺が言うこともよくあるセリフだが)嫌だと言ったら?」

「無理やりにでも捕縛する。最悪、殺すことになる」

「だとよ。どうする?ゲーティア」

「言わずともわかってるだろう?」

「「こいつらを叩き潰す!」」

「後悔するなよ!」




オリジナルはやっぱり難しい……
納得のいくかいかないか微妙な感じのままですが、待たせるのもなんだと思い、投稿しました。アドバイスがあれば酷評で構わないので言って下さい。
それでは、また次話

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