インフィニットストラトス return of calamity (本編終了) 作:アルバロス
「見えたわよ!以前と同じ戦艦五隻」
「ようやく来たわね」
「こんなふざけた真似をしたこと、後悔させてあげるわ!」
海上に終夜たちが乗っている船団が見え始めると、各々気を入れるIS操縦者。束が渡したISにより、最大297だったISは315まで増加していた
「おーおー、団体での正面衝突か。別動隊の奇襲も考えていたんだがなぁ」
「俺らはここで見物か?」
「さすがに危なくなったら出てもらうぞ」
「おう、そうなったら呼んでくれ」
真っ正面からなら、勝ち目はこちらにあるな。それじゃあ、容赦なく叩き潰させてもらおうか
「我らが力、ここにて示せ!」
「「ハッ!」」
「来たわよ!戦闘準備!!」
「各々、存分に暴れろ!」
「「おおー!!」」
「始まったな……」
「さぁて、どれだけのISが潰されるだろうなぁ」
「半数は余裕だろ。英霊を真似た贋作だがな」
終夜たちは、スクリーンのある部屋で戦いの経過を映画のように見ていた。終夜の部下たちは楽々と女権団を倒し、専用機持ちを相手にし始めていたが、ここで一つ異変が起こった
「おかしい……」
「どこがだ?いたって順調にやっているが……」
カタカタカタ
「……やはり!王よ。撤退命令、もしくはここの誰かを応援に」
「どうした?」
「専用機のシールドエネルギーが
「「「「なんだと!?」」」」
「おそらく篠ノ之束が関与したのでしょうが……私たちは亡国企業とは違い
「チッ……レーア。行って構わん」
「了解」
レーアを向かわせたが……予想外の展開だ。数を増やしとけばよかったか……
「アポカリファ、ゲーティア。おそらく今のままではいくらかこちらにも流れて来る。お前らはそれの対処に当たれ。流れてきた奴らだけで構わん」
「「仰せのままに」」
「うおおお!!」
「その程度に対応出来ないとでも思ったか!?」
「一夏さん、危ない!!」
シュン
「クソッ」
「隙あり!」
「しまった!……ぐあっ」
俺は攻めてきた終夜たちを倒すための作戦に参加していて、さっきセシリアのアシストもあって一人倒したところだ。シャルも楯無さんも次々に倒していっている。負けるわけにはいかない!
「一夏ッ!」
「箒か。どうしたんだ?」
「先程の敵だが大丈夫だったのか!」
「ああ、セシリアのお陰で無事に倒せた。束さんのお陰でエネルギーも減らないしな」
「そうか……千冬さんからの伝言だ。『ここはアリーシャさんに任せて別動隊を組み直接乗り込む。お前もこい!』とのことだ」
「わかった」
待っていろよ、終夜。お前は俺が倒す。そして……ちゃんとした道に戻してやる!
「レーアのやつ。しんどそうだな」
「ああ。遠目からみても近接の二機、遠距離の三機の計五機に囲まれてるからな……しかも続々とこちらの兵も墜とされ始めた。このままでは……」
「こちらにもお客さんのようだ。しかも、ブリュンヒルデが先頭ときた」
「どうする?」
「出来るだけ数は減らして、あとは流そう」
「了解」
二人がこれからのことを決めたとき、目の前に世界最強が降り立った
「投降しろ。今ならまだ間に合うぞ」
「ハッ、よくあるセリフだ。(まぁ、俺が言うこともよくあるセリフだが)嫌だと言ったら?」
「無理やりにでも捕縛する。最悪、殺すことになる」
「だとよ。どうする?ゲーティア」
「言わずともわかってるだろう?」
「「こいつらを叩き潰す!」」
「後悔するなよ!」
オリジナルはやっぱり難しい……
納得のいくかいかないか微妙な感じのままですが、待たせるのもなんだと思い、投稿しました。アドバイスがあれば酷評で構わないので言って下さい。
それでは、また次話