インフィニットストラトス return of calamity (本編終了)   作:アルバロス

38 / 43
次は戦争するといったな。あれは嘘だ(よくあるテンプレ)
今回は世界各国側です。戦争開始は次の話からです


第三十七話

「どうするのだ。あと三日だぞ!」

「先手をとるために先に襲えばいいだろう!」

「奴らの潜伏場所がわからんといったのを忘れたのか!」

 

IS学園の一室では各国のトップ同士の声が飛び交っていた。終夜が三日後にIS学園を襲撃すると言ったためだ。

 

「一般生徒を一時的に学園外へ避難させ戦力をここに集中すればいいだろう」

「だがその間に自国が襲われたらどうするんだ!」

「それはないでしょう」

「Mr.轡木。なぜそう言える?」

「ISに対抗できるのはISのみ。彼の部下の数人はこの常識が通用しない相手だと聞いていますが他はISを纏っている事実からその実力はないと言えます。ですが彼らが攻めるとしたら戦艦と共にくる海上から。だから彼らの主力も自ずとISになります。ならばほぼ全てのISがあるここを少数で攻めながら他国へ進軍するのはほぼ不可能(楯無君の言うドラゴンなどを使われれば話は別ですが)」

 

この十蔵の見解に各国のトップは賛同し自国のISをIS学園に送ることを決めたとき、彼らにとって驚くべき援軍が部屋に勢いよく入ってきた

 

「ハロハロ〜皆のアイドル篠ノ之束だよ〜」

「「「「なっ!?」」」」

 

いきなりの登場に部屋の中にいた全員は軽く同様してしまっていたがこの中で臨海合宿の連絡を受けていた十蔵だけは冷静に対応していた

 

「篠ノ之博士。今回は何のご用でしょうか?」

「あのアウトサイダーとか言うやつらを倒すのを手伝ってあげるためにきたんだよ。この束さんに喧嘩を売ってくれたからね。それを後悔させてやるのさ」

「そうですか。具体的にはどのような?」

「すでに新しいISを数機作ったからそれをあげるよ〜」

 

束はそれを真実というように目の前の机に待機状態のISを乱雑にだが置いた

 

「束さんは他にも準備があるからもう帰るよ。適当に分けといてね〜」

 

そのまま、束は部屋から出ていき、放心状態だったトップたちはISの分配について議論を始めだした

 

 

 

「ち〜ちゃん」

「なんだ、束」

「はい、これ」

 

束が千冬に渡したのは別段変なところがないUSBメモリだった

 

「なんだこれは」

「ちーちゃんの専用機『暮桜』を起動させて、強化するためのプログラムが入ったものだよ」

「何故これを私に……」

「認めたくはないけど、あのときいっくんを治した彼。実力は私を超えてる」

「なっ!?」

 

千冬は束の言葉に驚きを隠せなかった。なぜなら束が負けることはなく、同等に戦えるのは千冬だけだったからだ

 

「そんな奴らのところにいっくんをいかせたい?」

「だが……」

「うん、確実にいっくんはいくよ。でもそのときにいっくんを守れるのはちーちゃんだけなんだよ?」

「わかった。その代わりといってはなんだが勘を取り戻すのを手伝ってもらうぞ?」

「ちーちゃんの頼みなら喜んで!」

 

 

こうして着々とこちら側も準備が進んでいた




えー、てことで前置きでも言いましたが次に戦争ざ始まると思います
それと、これもそろそろ終了するのでfgoの小説の設定を同時に作っているんですが主人公であるエディの設定で変更した点があるので(fgoの小説でもわかりますが気になる方は)キャラ紹介を確認してください。今作は関係ないですので無視しても構いません
水着イベントですが、うちのカルデアには水着ネロと水着フランが来てくれました。あとは後半に引きたいと思います
それではまた次回

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。