インフィニットストラトス return of calamity (本編終了) 作:アルバロス
「クソッ!打てっ!打てぇ!!」撃てっ!撃てぇ!!
「銃が効かねぇ……バケモンかよ」
ある亡国企業のアジトでは、襲撃者へ銃を撃つ音と怒号が響いていた。端から見ると、森の中で姿を隠しながらマシンガンやらロケットランチャーで攻撃している亡国企業側が有利に見えるが実際はその逆。襲撃者である神矢たち三人が優勢だった
「ISを回収してさっさと帰りたいんだがなぁ……」
「ISを回収したところで全滅させるまで帰れんぞ」
「………か~め~」
「何やる気だアホ!」
「まとめてぶっ飛ばそうと」
「他作品の技でぶっ飛ばそうとすな!」
「なら自分のならいいわけね。
神矢の放った技で亡国企業の歩兵は全滅、ついでに森もある距離まで焼失してしまった。残るはIS部隊のみとなった
「これで後はあそこのISたちだけか」
「低俗な男の癖に調子に乗るなぁ!!」
prprpr
『ゲーティア。こっちは終わったが、こっちにISは無かったぞ』
「了解。こっちももうすぐ終わる」
「『
パパパァン
神矢の技が発動した途端、ISを纏っていた女達の体のいたるところが破裂し、絶命した
「きったねぇはn」
「言わせねぇよ。………ん?」
「どうした?まだ敵でも」
「あの会合にいた三人の姿がない。どこにもいなかったからここに潜んでいると思ったんだが……」
「一人は錬に両足撃ち抜かれてるんだから捕まってるんじゃね?」
「いや、逃げたらしい。終夜があの少女を倒していないのが理由だな。しかし、災厄の始祖と呼ばれたあいつが今は随分とぬるくなったものだ」
「ユウキと出会ってからだいぶ変わったからな、あいつ。今となっては彼女第一主義のノロケ野郎だ」
「嫉妬は見苦しいぞ」
「この会話のどこに嫉妬がある!!」
「そこらへんにあったと思うが?」
「「…………あぁ?」」
この後少々小競り合い(周りへの被害は尋常)を起こしたあと、二人は途中でサタンと合流しアウターヘブンへ帰還した。
「ふぅ、ようやく終わった……」
「お疲れ様です……結果は?」
「亡国企業のISコアはあの三人のを除き全て回収。及び兵士は全員死んでもらった」
「わかりました。そろそろ、世界各国から最高戦力が投入されるらしいので、戦闘準備を」
「了解した。しかして、王はどちらに?」
「始まりの地に」
「………何をする気なのだ、我が王は」
「あの馬鹿に絶望を与える手段の一つだろ。俺は寝る、時期がきたら起こせ」
「分かりました」
神矢は就寝し、サタン・ゲーティアの両名は各々の準備を始めていった。ちなみに、錬は状況確認のため部下を一人基地へと派遣したが、周りへの影響がハンパなく、頭を抱える種の一つになってしまった
丁度三人が亡国企業を襲撃しているころ…
「一緒に来いと言われたから来たが……何故ここなんだ?」
「理由はすぐ分かる」
俺は今、本部がある俺の世界とは別……ある神との戦争の終わりと同時に俺自身の力を封印した場所にきている。そして、目の前にあるのは、一本の剣が刺さりその剣を四つの柱と鎖で繋いである(よくあるベタな)祭壇だ
「……やっぱりここか」
「ああ。手っ取り早く終わらせるなら、コレを使った方が早い」
「俺を呼んだのはリハビリ目的での戦闘……だろ?」
「ああ……じゃあ始めるか。『目覚めろ、我が
そう告げた途端、鎖は砕け強大な力とともに剣が俺の目の前に移動した。それを取り、俺は千年以上ぶりに魔神としての力を取り戻した
「それじゃあ、始めようか。時間はまだある」
「……行くぞ!」
その後、その世界で約十年ほど(ISの世界では二時間ほど)戦ったのち、二人はアウターヘブンへと戻った
えー、今回は次話に繋げるための物なので短めです
だいぶ考え込んでいたので更新が遅くなってしまいましたことをお詫びします。申し訳ございません
えー、この話の後半はかなり悩みながら書いたんですが魔神のところでまだ悩んでます(笑)
魔神かそれとも魔人か……明確な差がないので感じ的に強いと思える魔神を使ったのですがどうなんですかね……
いよいよ次から終夜たちアウトサイダーvs全世界の戦争が始まります。今回以上に悩みながら書くのでまた遅くなってしまうと思いますがご容赦下さい
話は変わりますがfgoの夏イベのCMが発表されましたが、欲しいキャラがこられましたか?作者はエレナが来てテンションウハウハです!石も二ヶ月ほど貯めて三百個あるのでエレナを一体でいいので引き当てたいですね。
それではまた次のお話で