インフィニットストラトス return of calamity (本編終了)   作:アルバロス

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第三十二話

次の日、世界は二つのニュース一色だった。女性権利団体所属の研究所等の襲撃。国際テロ組織集団、亡国企業のものと思われる基地等の襲撃。錬の情報操作もあってか、女権団への襲撃は亡国企業のものだと予想されたが亡国企業の基地への攻撃に関しては亡国企業自身が破棄のために行ったやら別組織の襲撃にあったなど、専門家の意見が別れていた。

 

『今立てるべき対策は新たなテロ組織をどうするかでしょう。一夜で一度に大きな被害をだす組織です。国同士の連携も必須でしょう』

「酷いやつらだな……こんなやつらから、俺が皆を守らないと。千冬姉の力を受け継いだ俺が」

 

日曜日の朝、一夏は寮の部屋で話題になっているニュースを見ていた。だが、口に出ていたのは今の時点で実現不可能なことだった

 

「よし、今日も訓練頑張るぞ」

コンコン

『一夏さん?一緒に食堂へいきませんか?』

「セシリアか。今行く!」

 

パジャマから着替え、いつもの日常を過ごす一夏だった

 

 

 

 

 

 

「新たなテロ組織ねぇ……しかし、あいつらのことだから痕跡が少し残ると思ってたが一切残さないとは」

「終夜、皆と居るんだから仕事はのけときなさいよ」

「構って欲しいのか?」

「そ、そういう訳じゃないわよ!」

「まぁまぁ、朝ごはんできたよ」

「ありがとう、簪」

「お兄様、おはようございます」

「おう、おは……ハァ!?」

 

朝、新聞を見ながら簪が作る朝ごはんを待っていると、ラウラが起きて来て挨拶してきたのでラウラの方を向くと、なぜか全裸のラウラがいた

 

「ん…?どうしました、お兄様」

「ラウラ!あんた、服、服」

「ラウラちゃん、こっちこっち」

 

それに気づいたユウキと鈴が忙いでラウラに服を着せにいった。それを見ていると不穏な空気を感じたのでそっちを向くとむくれた簪が「終夜のエッチ」と言ってきた。かなり理不尽な気がする……

 

 

「終……取り込み中でしたか」

「勘違いされそうな感じに言わないでくれる!?」

 

朝食も食べ終わり、訓練の時間もまだなので皆で色々と談笑していたとき報告のために、錬がきた

 

「いいよ終夜」

「訓練は私たちだけでやっておくから」

「皆のことはお姉さんに任せておきなさい」

「何!?この決戦前に言われるようなセリフの数々」

「お兄様、いってらっしゃいませ」

「………行ってくる」

 

何か釈然としないままだが、皆が大丈夫というので錬の報告を受けるため、切り替えて別室へ向かった

 

「報告いたします。亡国企業の基地及び研究所は約半分を、女権団に所属している研究所等は主要国家全体で約60%壊滅いたしました」

「早いな……錬」

「ハッ」

「計画を前倒しした方がいいだろうか?」

「それは、王のご判断ゆえ…」

「………全員に通達しておけ。一旦行動を停止。再開するときは再度連絡すると」

「了解。それでは、失礼します」

 

そう告げると、錬は連絡のためその部屋から転移した

 

「さて……どうしようかな。この先を」




ということで、今回はここまでです
まず、fgoのフレンドの件ですが、大量に申請を下さい本当にありがとうございます。まだ枠はかなり空いていますので、まだ募集しておりますのでしたい方はしてください。

18禁版書こうかな……文章力ないからまともなやつが出来そうにないけれど……

それでは、また次回。大量のアンケート回答、期待しておきます

アンケートですが、指摘があったので活動報告に上げておきます。面倒だとは思いますが、アンケート回答お願いします

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