インフィニットストラトス return of calamity (本編終了) 作:アルバロス
「えー、福音を確保及び福音の操縦者を保護し帰還しました。山田先生、この人をお願いします」
「わ、わかりました!」
俺が福音の操縦者を預けるとバタバタと部屋を出ていった
「零童、お前は重大な規定違反を犯した。学園へ帰ったら反省文と懲罰用のトレーニングがある」
「でしょうね。それより、作戦失敗の織斑たちはなにかあるんで?」
「すまないが、何もない」
「あ、そう。まぁ今までのこともあるし、雑魚にはなにも無しで構わないですけど……」
「ッ!」
雑魚という言葉に反応はしたが、織斑先生の前ということもあってか織斑は手を出さなかった。まぁ、手を出してきた方がボコれるから嬉しかったんだが……
「それじゃあ、部屋で休まさせて貰います」
「あ、私もいくわ」
「り、鈴!?」
自分の幼馴染みが敵視している俺についていくことに驚きの声をだした。鈴が自分のことを心配してくれているとでも思ったか?
「なによ。文句ある?」
「鈴は俺のことを心配してくれないのかよ!」
「悪いけど、あれはあんたの自業自得でしょ。命令無視をして勝手に墜ちたんだから」
「それは……」
「それに、好きな人と一緒にいることがそんなに悪い?」
「…………」
鈴の言葉に対し、織斑は何も言い返すことができていなかった。顔は見えないが握り拳を作っているからそうとう悔しいんだろう。いうなれば自分の幼馴染みで自分の守る仲間の一人を取られたようなもんなんだから
「終夜、いこ」
「わ、私もいく…」
「あいよ」
鈴たちと部屋へ向かう途中、二人ともISスーツから浴衣に着替えたいと言ったので各部屋に寄ってから俺の部屋に来たが戦いの疲労を隠しきれず座り込んでしまった
「ふぅ……」
「ちょ、ちょっと!大丈夫なの!?」
「大丈夫大丈夫……あ!あー…」
「どうしたの?なにかあった?」
「いや、そういやユウキから二人が俺と付き合ってもいいって聞いてたけど告白してなかったなと」
「「………今?」」
そんな反応だとは思ったよ。でも仕方ないじゃん、思い出したのがさっきなんだから。
「でも、いいわよ。あんまりムードとか気にしてないし」
「うん……そこまで気にすることでもない」
「なら……鈴、簪。ユウキもいるけど二人もちゃんと愛すから、俺についてきてくれるか?」
「「はい!!」」
ここで俺は彼女を三人持つことになった。
「んじゃ鈴、キスしていい?」
「ふぇっ!?」
「駄目ならやらないが……」
「お、驚いてただけよ!そ、その…早く」
困ったお姫様だ……まぁそういうとこも可愛いが
「んっ……「えっ?」ん?」
俺が鈴とキスをしてすぐに山田先生が部屋に入ってきた。だが、いつもの妄想癖が発動したのか『ちゃ、ちゃんと避妊はしてくださいね……その、先生は別の部屋で寝ますから!』と誤解を解けぬまま荷物を持って部屋をでていった
「「「………………」」」
さっきの避妊という言葉で一気に気まずくなった部屋だが……その、二人とも俺を見ながら顔を赤らめている。
「そ、その……」
「終夜が欲しいなら……」
悪いが、この先はご想像にお任せしようかな。流石に見せたくはない
夜、篠ノ之束は崖の上で一人感心しながらあるものをみていた
「いやはや、れん君から聞いてた話しはほぼ信じてなかったけどまさかここまで強いとは思わなかったよ」
「今回のは、終夜の力を確認するために起こしたと。まぁもう一つの理由はあなたの妹でしょう?」
「えへへ、流石だねぇ。確かにあの計画に賛同はしたけれど、あの話をすぐに信じれるわけではないからねぇ」
「今は信用していると」
「うん!君たちに協力してあげるよ」
「それじゃあ、あなたの友人が来たようなので失礼させてもらいます」
そういい、その場を離れた錬。
「さて、ではこちらも準備をしておきますか。あとはあの子の頑張り次第………まぁ、発破をかけておきましたしいざとなればどうにでもなる。しかし、終夜も変なことを考える、まさか
はい、ということで終夜たちが計画していた策がわかりました!……でもこれって先にいってよかったのかな?でも結局会議のときにでるしいいのか……
話しは変わりますが遊戯王の制限改訂、妥当だとは思いますが真竜を使っていた私としては痛いですね……まぁ残っているデッキで頑張っていきます