インフィニットストラトス return of calamity (本編終了) 作:アルバロス
「「「……………」」」
鈴たちが就寝するところの部屋では気まずい雰囲気が流れていた。なぜかというと……
「よーし、じゃあみんなでしゅうやんのどこが好きかいっていこー!」
「なっ、なにをいって」
「え?かんちゃんもリンリンもしゅうやんのことが好きじゃなかったっけ?」
「ほ、本音!!」
いきなりの本音の爆弾に鈴と簪はうろたえた。それもそのはず、鈴は誰にもバレてないと思っていたし簪も本音に言った覚えがないからだ。ちなみにラウラはというと、軽めのお菓子を食べていた。そして鈴が話を始めたあたりで偶然そこへ終夜の彼女であるユウキがきて、冒頭へと至る
「その……ユウキさんはお兄様のどこを好きになられたんですか?」
「ボク?んーとね……」
そういって、ユウキは少し考える素振りをみせた。ラウラ……いい根性してるよ
「大きくあげるとしたら二つかな?」
「二つ?」
「お兄ちゃんっぽいところと、カッコ良いところ」
「お兄ちゃんっぽい……確かに」
お兄ちゃんっぽい点に簪が同意した。カッコ良いのは鈴も簪も同じように思っていた
「じゃあボクも質問。二人とも、終夜が過去になにをしていても一緒にいる覚悟はある?」
「それってどういう……」
「本当はボクの口からいうようなことじゃないから少しだけしか話せないけど……まず、終夜は人間じゃないよ」
「「えっ!?」」
ユウキの口から零れた言葉に驚く三人。ラウラはあのときで薄々感づいていたのか驚いてはいなかった
「他にも色々と秘密にしていることだってあるよ。それでも一緒についていく覚悟はある?」
「わたしはあるわ。終夜が人間じゃない?そんなのあなたを見ていればそんなこと関係ないってわかるわよ」
「私も……終夜とずっと一緒にいたい……」
「わかった。じゃあ明日終夜に全部とはいかないけど、色々と話すように言っておくね……それとは別に」
「「???」」
「ボクが撮ったんじゃないけど、終夜のカッコ良いところの動画あるけど見る?」
「「「「見る!!!」」」」
『貴様のいう理想郷はただの夢物語。叶うはずなき悲しき世界だ』
『ふざけるな……我が理想、我が目的がただの夢物語だと……さらには悲しき世界とまで語るか。我が真意も理解せず!』
『理解する必要はない……貴様は全てを見ようとせず、都合の良いようにしか見なかった愚か者なのだから』
『新しき世界の創造主たる我が愚か者だと……』
『ああ、自身の責務を放棄し主の願いに反したお前に待つのは死という名の罰だ。かつての主にかわり、俺が裁きを下そう………星は語る。原初の地にて産まれた災厄を。空は堕ち、地は嘆き、全てが向かうは名もなき虚無。「#§※*♭♯」』
『その宝具は!……なぜだ……なぜ、貴様が我を裁く!我が理想は貴様の求める』
『俺が求めるものは……ねぇよ』
「……っと、ここで終わりだよ。どうだった?」
「「か、カッコいい……」」
「むにゃむにゃ」
「本音はもう寝てるけど………」
「それじゃあ、ユウキ。終夜って汗フェチなの?」
「多分ね……ボクが運動して汗かいたとき、シャワー浴びる前の首筋とか軽く舐めるときとかあるし」
「やっぱり……」
そのごも終夜に関しての恋バナ(なのか?)に夢中になるなか、夜は更けていく
久し振りの更新だったから、変なところ多いだろうなぁ
というか、終夜の性癖秘密にしていても、ユウキから駄々もれじゃん。弄られること間違いなしだな……
fgo…うちのカルデアに女性が少なくて、さらに星四以上がイベント鯖合わせて11体しかいない悲しい現状ですが頑張ってます(終局は終わらせました)
女性鯖来て下さい………