インフィニットストラトス return of calamity (本編終了)   作:アルバロス

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第十二話

「………」

『祝福のお知らせに参りました~』

 

今俺は校門の前で家にくる簪たちを待っている。メンバーは、簪、ラウラ、本音、そしてなぜか鈴もいる。本人に理由を聞くと、トーナメントのときの俺を見て私より強いから、鍛えてほしいのと、あんたといたほうが楽しそうという理由だった。織斑と一緒にいないのかと聞くと『そ、それは……その……あ、あんたと……』と顔を赤くしながら最後の方は聞こえなかった。そのときに額に手を当てると言葉になってないのを口にしながら逃げられた。ちなみにだが、トーナメントのときの後処理が長引くので、少し長い連休が入った。課題がないため、どこのクラスも嬉しい悲鳴が飛んでいた

 

「終夜ー、ごめんね、遅くなって」

 

そうこうしているうちに簪たちが準備を終わらして、こちらへと向かってきた。服装は様々だが、皆可愛いものだった。どんな服装かって?作者が服の名前がわからないし、調べて書くのも面倒だと言っていたな

 

メタい発言やめてくださらない!?確かに服装は無頓着だから名前ほとんど知らないし、カーディガンとか言われてもパッと出てこないけどさ!by作者

 

「んじゃあ、いこうか」

「ちょっと!服装についてなにか言うことないの!?」

「鈴は、制服があれだからなぁ……脇でてるし…」

「なにあんた。そういう趣味?」

「んなわけあるか!」

 

脇に興味はあんまりない。そんなことはさておき和気あいあいと約二時間半。ついたのは、緑豊かな場所であった

 

「おーし、ついたぞ」

「わぁ……」

「すご~い。しゅうやん、こんな場所知ってたんだねぇ」

「それはともかく、あんたがいくって言ってた場所はどこよ。あんたの所有してるとこっていってたけど」

「ここら一帯だが?まぁ、泊まったり、訓練したりするのはもうちょい先だけどな」

「「「「はぁ!?ここら一帯!?」」」」

 

まぁ呆けているのはほっといて、迎えがそろそろくるはずなんだが………

 

「おー、そこにいるのは汗フェチの終夜さんではないか」

「おーおー、そこにいるのは足フェチの神矢君ではないか」

 

ニヤニヤとした顔で言ってきたからそのまま、返してやった。だが、思わぬ所から追撃を喰らった

 

「あんた……朝の話、ホントじゃないの」

「なんでそこで朝の話がでるんだよ!」

 

このままいても、長くなりそうなので、無理矢理話題を変えて泊まる場所まで向かうことにした

 

「まぁ、そんなことはおいといて……荷物は神矢に預けて乗ってくれ」

「んじゃあ、渡してくれ。荷台に積み込むから」

 

積み終わり、現地へ向かう。着くとお昼時だったのでみんな腹が減ってそうだった

 

「じゃあ、まずは昼にしようか。錬、荷物は部屋に運んどいてくれ」

「わかりました。えー、私は羽衣錬といいます。なにかあったら私に言ってください」

「は~い」

「本音……」

 

本音の緩い相づちに簪は少し呆れているようだった。ああ、言い忘れてたけど、簪と楯無は仲直りをして今では仲つむまじい姉妹になっている。

 

「あ!シュウ!お帰り~♪」

「ユウキ♪んっ」

「ンッ……ンァッ……プハッ。もう!恥ずかしいじゃない!」

「ゴメンゴメンって。それでもうお昼はできてるよね?」

「うん!できてるよ。じゃあボクはジュンたちに会ってくるね」

「いってらっしゃい」

「うん、いってきます」

「じゃあ……あの、簪さん?本音さん?鈴さん?。昼食のため、部屋へいきたいんですけど」

「早く案内しなさい!」

 

途中で出会った世界でいっちばん可愛い俺の彼女のユウキにキスして、部屋まで案内しようとみんなの方を向くと三人が恐い顔でこちらを向いていた。できるだけ刺激しないよう気を付けたはずだが……怒り口調で怒鳴られた。流石に場所が悪かったな

 

当たり前だよ……by作者

 

 

「ここが、みんなの泊まる部屋です……」

「ふーん。って、なにこのご飯!」

「学園でも高くてあんまり食べないものがいっぱい……」

「わ~い。いっぱい食べるぞー!」

「本音、あまりやりすぎないでくれよ……」

 

以前、本音のカオスなねこまんま?を見たので、少し忠告をしておいた。

 

「「「「「いっただきます!」」」」」

「わぁ、おいしい!」

「これ、最高!」

 

皆には好評のようでよかった。

 

「二時くらいから訓練やるんだから、それも考えてくれよー」

 

一応釘は刺しておく

 

 

 

 

「それで終夜。訓練っていってもなにするの?」

「んー、最初は模擬戦だな。何回かして、問題点を指摘して、あとは改善のための訓練。コーチは俺とあと三人でやるんだが……きたきた。おせぇぞ」

「少しぐらいいいだろうが。ていうか、お前も含めてうちのやつらはだいたいルーズなやつばっかだろうに」

「そりゃちげぇねぇ」

「僕を一緒にしないでくれます?」

「確かに錬だけは違うわな」

 

錬、神矢とレノアがきた。今回、この三人にコーチを依頼しておいた。レノアも俺の仲間だ

 

「簪は錬に。本音はレノアに。ラウラは神矢に。鈴は俺が見る。大体六時を目処に終わってくれ」

 

 

そういうと、各自で訓練を始めた。鈴については、衝撃砲を使うときの癖を治したり、衝撃砲を上手く使った戦術などを二人で作っていた




ということで、休日編です。あれ?鈴にフラグたったっけ?って思った方が多いでしょう。はい!最後までかいて、作者も気づきました、はい。なので、無理矢理前の話でフラグを差し込みます。すみません……
この話はもうちょいしたいと思います。なぜなら、まだ先を考えれてないからです!
ということで、前みたいに結構空くかもしれませんがご了承下さい。それでは!

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