阿良々木月火は完璧な妹を目指したい   作:月日火

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久しぶりです、嫌本当に・・・
最後に暦に締めて貰いましょう!


こよみヴァンプその7

羽川から聞いた初めてまともな連絡は僕の下の妹、月火が攫われた事だった

何故、月火が羽川の連絡を知っていて連絡先を交換しているか、そもそもいつからうちのアホ妹は羽川と友達になっていたのだろうか?困惑や、先に連絡先を交換された事による怒り、そもそもそれが出来る月火のコミュ力を羨ましく思いつつ、忍野からも改めて説明をしてくれた、どうやら忍野もこの事に関しては予想外だったらしく、助けに行くのには手伝ってくれるそうだ、どう手伝ってくれるのかはスルーされたが・・・まぁ忍野の事だ何かあるのだろう

というか月火と聞いた瞬間にキスショットが凄い顔していたのは何故なのだろうか?まるで会えないと思っていた旧友に会えたような、久しぶりに会う中学の友人・・僕はもう覚えてすらいないが・・・嫌そもそもいなかったか?嫌々そんなはずは無い・・そう、信じたい

 

しかし、そんな事は助けに行った現場に行った瞬間にそんな考えや感情は飛んで行ったのである

 

僕が現場で見たものは・・白の着物を紅に染めながら、ギロチンカッターを形状が分からない程・・嫌そもそもあれは本当にギロチンカッターなのか?あれは本当にうちの頭は良いが凄い馬鹿で、でも何処か憎めない・・あの月火なのか?目を疑った、目の前の惨状を信じたくなかった、そしてそれをやっている犯人が自分と同じ様に真っ赤な目をした妹とは・・信じたく無かった・・

 

「あ、兄ぃ〜ちゃん?遅かったね〜」

 

「お前は・・・誰だ!?何で月火とおんなじ格好をしている!?答えろ!」

 

「嫌だなぁ〜私だよ?某視聴者調べで彼女にしたいランキング1位に輝いてる月火ちゃんですよ〜♪」

 

「そんなわけ無いだろ!?僕の妹はな・・ちょっと馬鹿で何故か高校3年の僕よりも頭が良くって!僕の・・・大事な妹だ!お前の筈が無い!」

 

「ん〜そうかな?じゃア私ハ誰ナンデショウネ?アハハハハハ!」

 

そう言うと月火は、嫌月火の何かはまるで吸血鬼の様にエピソードの時に僕がした跳躍の様に、真っ暗な夜空をまるで一つの流れ星の様に飛んで行った、その後に忍野が来たが、話してくれた内容も僕の予想外の事だった

 

「阿良々木くん、正直に言おうこれは笑っている場合で話は無いのだからね、あの子は間違いなく君の妹である阿良々木月火で間違いはない」

 

「そんな筈が・・・」

 

「無いとは言わせないよ、君だって確信していただろう?あれは自分の妹以外の何物でも無いと、簡潔に言えば今の君の妹の状態は本当に危険だ、何故って、どうして焦っているのかな・・・あぁはっはー阿良々木くんは元気良いよね何かいいことでもあるかのかい?当然だろう?彼女は今・・・」

 

「3つの魂及び怪異に取り憑かれているのだから」

 

その後の話はあまり覚えていない・・・この後、キスショットがギロチンカッターを(グチャグチャの死体だったけど・・)食べていたり、羽川の胸や胸などに意識が向いているのには仕方ないことなんだ、何故って・・・男の楽園を見たからさ、キスショットの心臓を返した後、僕はキスショットを殺すため、依頼を果たす為にキスショットと闘ったが・・あれは勝ったとは言えない

と言うかこっちは能力全開で相手は殆どが使えない状態だったから・・・取り敢えずは勝った、結果は誰も救われず、誰も幸せになれない最悪の結末だったが

 

後日談と言うか今回のオチ

忍野に改めて聞いてみても、何も答えない、月火自身その事を忘れているらしい?キスショットは学習塾跡で生活しているが・・・あの時から彼女とは1度も会えていない、それもそうだろう、アニメやゲームの様に闘った敵がいきなりフレンドリーになるはずもない、だが僕はそれ程の選択をしてしまった、もう後戻りも出来はしない・・・これは誰も思う最悪のバットエンドなのだから

取り敢えず、今現在僕の中で危険度が高い妹は要注意をしておこう・・・本当にこいつは何をするか分からないから・・・

 

 




こよみヴァンプはこれでおしまい・・・
嫌本当にすみません、忙しいのが1つ、展開を考えてたのが1つ、他のにハマってたのが1つです・・・
更新ペースも少しづつ上げていくのでもし良かったらまたみてください!
感想、批判、アドバイス等お待ちしています

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