タイトル変更しました
ラウラの宣戦布告からこの世界で二日が経って、朱音達も各々に仕事を夏休みを利用しているが向こうとは時間の流れが違うらしく向こうの世界で一日が過ぎている頃は朱音達の第二茶熊学園の世界はまだ一日も過ぎてないのであった。
「神堂さん、頑張ってますね」
「はい‼ もちろん‼ いつかわたしも、越されましたが、仮面ライダーようなヒーローになりたいので‼」
「小さい身体だが、中々筋がいい、いつもの通りに鍛錬を続けろ」
「ハイ‼」
「おまえ達は、これから仕事か? 朱音、聞いたぞ、単独での上級アンデッドを討伐したらしいな」
「ありがとうございます。でも、まだまだ、仮面ライダー龍騎として始まったばかりですから‼」
フラクシナスのトレーニングルームで特訓中の学年が朱音達より上なので、朱音達は敬語で話している神堂慧理那は小柄な体躯と言うデメリットにも屈しずアンジールとジェネシスの訓練メニューを片っ端から熟しているのを見て、朱音達は各自の仕事へ向かったのであった。
「茶熊学園での体験は良かったようだね」
「はい。わたし達にとってかなりいい経験になりました」
「うむ」
ゴッドイーターの仕事に戻っているアリサ達はサカキ博士に茶熊学園でのことを報告していたのであった。
そこでサカキ博士は剣崎一真が仮面ライダーとして戦っていることを聞いて、使っていたライダーシステムを応用できないかと内心で考えていたのであった。
一方で、
「最近は鈴がよく来るな」
『女性としてマスターのプロポーションに憧れているのですから』
「アドバイスが良かったのかな? 鈴、成長し始めたし」
『当の本人が喜んでいるんですからいいじゃないですか』
天夏と弥生がクラス別トーナメントに向けて特訓している頃、保険医の仕事をしている龍美はインテリジェントデバイス「バゼル」と話をしていたのであった。
どうやら、鈴が弥生を始めに自分よりスタイルがいいのがコンプレックスらしく、それに悩んでいたらしく、清水の舞台から飛び降りる勢いで龍美に相談を持ち掛け、それ以前に、弥生にもそれを克服するために試行錯誤してもらったことで、今ではセシリアには負けるが理想の体型になりつつあると鈴自身が龍美に教えに来るのであった。
一通り片付けた龍美はアリーナに向かったのであった。
「こうして、こう?」
「そうです」
「セシリアのブルーティアーズって確か、遠距離武装が多いのに」
「鈴さんが来るまで、天夏さん達に接近戦の手解きを教えてもらってましたから」
「まさか、相手の武器を奪って、それ使うって、天夏達にしかできないわね(´・ω・`)」
アリーナではセシリアと鈴が接近戦の特訓をしていたのであった。
セシリアは天夏達に軽く教えてもらった程度だが、鈴が納得する位らしく、天然理心流の内、剣術・体術・小具足術を主に学んでいたようで、弥生がクラス代表決定戦の際に見せた相手の近接武器を奪い取って攻撃するという柔術を鈴に教えていたのであった。
鈴も話を聞いて天夏達にしか思い付かないカウンター技だと評価していたのであった。
「ちょうどいい、おまえ達、肩慣らしになってもらうぞ」
「悪いけど、アンタの八つ当たりに構っている暇はないのよ、やりたかったら、一夏とやってなさいよ‼」
「そうですわね。では」
「ふざけるな‼」
「何が、ふざけるな・・・だって」
「鳴流神先生(゚Д゚)ノ‼」
「二人とも気が立ってる相手に不用意に背を向けちゃダメ。そんでもって」
「カキ~ン‼」
二人はほどほどに特訓した後、立ち去ろうとしたところで、ラウラがやって来て、二人に一夏同様に戦うように要求してきたが、以前の二人だったらラウラの挑発に乗っている所を、鈴が、構っている暇はないと言い捨て、セシリアと出入り口目指して回れ右をしたところで、鈴に言い負かされたラウラは血が上ったのか軍人らしからぬ、ISを展開して襲い掛かろうとしたが、ラウラと鈴達の間を風が物凄い勢いで通り抜けたと思ったら地面に何かが通ったような轍が出来て、ラウラのISによる攻撃をいとも簡単に実妹「龍姫」から譲り受けた神代三剣の一振り「天羽々斬」で受け止めて、鈴達に不用意に敵に背を向けないと注意した時だった、龍美は特に気づいていたのだから。
何者かが龍美目掛けて斬りかかって来たのだ。
甲高い金属音がなった瞬間、
「ISの剣が(゚Д゚)ノ」
「貴様‼」
「織斑先生、以前こう言いましたね、「自分の質問には、「YES」以外の答えは許さない」と、自分の答えは、NOです。教師として、暴力でしかわかり合えないあなたは教師失格です‼」
「貴様‼ 自分が何を言っているのかわかっているのか‼」
「ええ、もちろんです。織斑先生は「どんな理想も、人の気持ちを無視して押し付けている意味のない」我儘ですよ。今日は大人しく帰ってね」
セシリア&鈴「ありがとうございました」
ISの剣が見事に真っ二つにされて地面に刀身が刺さっていたのであった。
斬りかかって来たのは、織斑千冬だったのである。
龍美にいとも簡単に自分の攻撃が無効化されたことに腹を立てていた織斑千冬に龍美は教師として間違っていると叱咤したのであった。
だが、織斑千冬は龍美に叱咤されたことが気に食わなかったが、龍美はいつもの明るい保険医の顔ではなく、少しだけ、戦う顔になって、織斑千冬を圧倒して見せたのであった。
龍美は、鈴とセシリアに部屋に戻るように言い、二人は頭を下げて、アリーナを出て行ったのであった。
「貴様は18でありながら、わたしに」
「どうぞ理事長に話してもらってもいいですよ」
「このくらいにしてやる。次はないと思え」
「はい。いつでも再戦は受け付けてますので」
織斑千冬は龍美が18歳で医師免許を取っていることを完全に忘れており、龍美は全く相手にする気はないようで、織斑千冬は完全に龍美に敵意を向き出していたが、当の龍美が笑顔でリベンジを受けるととっびきりの笑顔で返したので織斑千冬は一瞬青ざめてアリーナを去っていったのであった。
「あの教師、血迷ったか(゚Д゚)ノ」
「完全に殺す気満々でしたね」
「あんなのが人にものを教えているのか(゚Д゚)ノ‼」
織斑千冬の行動は次元武偵に協力している異世界に配信されているので完全に証拠隠滅は出来ないようにしていたのであった。
今回は龍美が助けに入って二人は無事ということにしました。
鈴を成長させてしまったことはすいません。
今現在の鈴の体型は朱音より一回り小さいくらいです