天夏と弥生がいる並行世界のIS学園にラウラ・ボーディッヒとシャルロット・デュノアの二人が転入してきたのであった。
この二人こそ並行世界のなぎさと星奈の二人なのである。
「では、実技訓練を行うから、ISスーツを忘れた者は、下着でも構わん‼」
『おい。男がいること忘れてないか?』
『この人には基本は何言っても言うこと聞かないからね』
どうやら早速だが授業が行われることになったが、織斑千冬が爆弾発言を真顔で発言してしまったので、この世界の数少ない男性操縦者二人は呆れてしまい、アリーナに向かったのであった。
「はぁ~何言ってるんだ、あの教師は」
「同じ女性として恥ずかしいです」
「これで教員免許が取れた者だな(´・ω・`)」
第一茶熊学園や異世界の協力者達は織斑千冬の爆弾発言を聞いて流石に呆れ帰っていたのであった。
女子一同「きゃぁっぁぁ(>_<)」
「シャル‼」
「え(;゚Д゚)」
「一夏には悪いがオレ達は行かせてもらうぜ」
実技訓練の為にアリーナに向かう廊下で女子達に追いかけられていた天夏達はシャルロットを弥生が軽々とお姫様抱っこで抱えて、天夏もそれに続くように開いている窓から外へ脱出したのであった。
「どうやら抜け出せたみたいだな」
「ああ、このまま更衣室には行かずに」
〖TURN UP〗
「え(;゚Д゚)‼」
「シャル、この事は内密にしてね(^_-)-☆」
「うん」
なんとか脱出した天夏達は先にアリーナに向かっていた箒達と合流して天夏と弥生がオリハルコンエレメントを展開してそのまま突っ切って天夏と弥生がモーションスリットに、箒達がISスーツに一瞬で着替えてそのままアリーナに入って行ったのであった。
弥生はシャルロットが男子として偽って転入してきた理由などをとっくに見抜いていたのであった。
「遅い‼」
「天河達が一番乗りだったからな」
「おまえら<`~´>‼」
「自業自得だ」
一番乗りは天夏達だったようで一番遅れたのは一夏一人だけで姉の織斑千冬に叱られていたのであった。
「では、専用機持ちは、一般生徒に教えるように‼」
『コミュ障の箒は大丈夫かな?』
『慣れるしかないだろ』
今回の実技訓練は専用機持ちが教えることになったので、皇帝竜ロードクリムゾンはちゃんとした赤の世界の生きた竜なのだが、ISと言うことで箒もヴェスタWSCに保護される形で天夏達と同じ専用機持ちとして授業を受けることになったのであった。
その後授業は天夏とシャルロットは分かりやすく、弥生はドラゴニック・オーバーロードに怒られながら教えて、箒はロードクリムゾンの助けを借りながら教えたのであった。
セシリアは丁寧すぎてしまい、鈴に至っては取り敢えずやってみるというスタンスで一般生徒を教えていたのであった。
ラウラは完全に軍隊のような教え方になっていたのであった。
一夏は、案の定、織斑千冬に怒られていたはの言うまでもなかった。