ツインテルズの加勢に駆けつけた更識姉妹の変身した仮面ライダーファムによって敵は一掃されたのであった。
「あ~ツインテイルズ無双が~」
「あの~‼」
「誰、わたしは更識楯無」
「更識簪」
「わたしは神堂慧理那と言います。一つ折り入ってお願いがありまして」
「この・・・」
「更識さん達と同じ仮面ライダーにさせてください(☆-☆)‼」
「どうしてドンドコドーン(´・ω・`)」
「普通に言いなさい‼」
銀髪の女性、トゥアールはまさか自分が作ったテイルギア無双を思い描いていたようで更識姉妹の登場によってまさかの展開に思い通りに行かなかったので落ち込んでしまったところに、金髪碧眼の小柄な少女で以前にスミレと朱音が助けた神堂慧理那が現れて、トゥアールが目を光らせてやってきたが慧理那自身は何と仮面ライダー志望だったのでまた落胆してしまったのであった。
それから三日が過ぎたのであった。
「ゴールデンウイークか」
「天夏さん達はどうなさるんです?」
「日数を考えると、一旦、実家に帰ろうか考えている」
「京都と岡山付近だもんね」
「そうか、一度二人の家族に会ってみたかったんだが」
「それじゃあ、ゴールデンウイーク明けに」
天夏と弥生はこの世界でゴールデンウイークを迎えることになったのでこれを利用して一旦帰還することになったのであった。
流石にパラレルワールドから来たとは言えないので箒達には言わずゴールデンウイーク明けにと言って外出届けを出してIS学園を後にしたのであった。
「お帰りなさい‼」
「叔母さん、その前に言うことあるだろ?」
「別にいいじゃない、時間はこっちじゃ時間の流れは違うんだから」
「わかったよ。今回の仕事の目的は向こうで」
「それもあるけど、実は向こうの世界に光の力を持っている子がいることが判明したの」
「それって」
「そう、あなたよ。弥生、あなたは一度死んでしまったことで光の力が覚醒できなかったから、光の力が並行世界の弥生、つまり、篠ノ之箒に宿っているのよ」
「なるほど。向こうの世界での目的はあっちの世界の弥生である篠ノ之箒を保護する」
「もし覚醒した場合は、天夏達の一存に委ねるわよ」
「わかりました」
天夏と弥生を出迎えてくれたのは剣心だったので、天夏は並行世界のIS学園に入学させたことを問い詰め出したので、剣心は飛ばした理由を話すことにしたのであった。
それは、元は弥生が篠ノ之箒だった頃に持っていた光の力が一度死んだことで並行世界の自分である篠ノ之箒に移ってしまったことを告げられたのであった。
それを聞いて天夏と弥生は何かに気が付いたのである。
剣心は光の力が覚醒した場合、天夏と弥生に判断を委ねると言って話を終えたのであった。