模擬戦をすることになり専用機を持っている天夏達の誰かが山田真耶と行うことになったのであった。
それを見ていた第一茶熊学園一行は、
「あれがISなのか? 大きすぎて戦いにくいだろ」
「流石、現役の仮面ライダーだな」
「そんなことより始まるみたいです」
「なんだよ、天夏と弥生じゃないのか?」
甲竜とブルーティアーズの二対一の模擬戦を見ることになったのであった。
どうやって見てるかと言うと映像のルーンで水晶玉の魔法のように見ていたのであった。
「なるほど、わたくし達も甘く見られたものですね」
「言っておくが山田先生は日本代表候補生になったことが・・・」
「それがどうしたんですか? それよりもスゴイ存在はたくさんいますよ」
「貴様ら‼(ふん、精々今のうちに調子に乗っいればいい)」
セシリアと鈴がペアを組むことになったので、天夏と弥生と箒は一般生徒と一緒に観客席に座っており、セシリアと鈴はお互いに専用機を纏って準備万端といった感じだったので模擬戦を開始したのである。
「あいつら、あれから上達してるな」
「そうじゃないと、面白くないよ(>_<)」
「・・・・」
「ここは」
「もらいました‼」
「(終わったな)」
観客席からセシリアと鈴の模擬戦を見ていた天夏と弥生は一緒に特訓していたこともあってかなり実力を上げていたことに気が付いたのである。
ほかの生徒は物珍しそうに専用機が戦っているアリーナを見ていたのであった。
セシリアは何かを閃いたようで、狙撃の構えに入っている山田真耶に向かって天夏が叩き折ってしまった小太刀「インターセプター」の代わりにもらった日本刀を呼び出して、抜刀の構えのまま特攻していったので、狙撃の構えを取っていた山田真耶が引き金を引いたので、織斑千冬はブルーティアーズのSEが0になったと思ったのであった。
それが間違いだとわかるのはそう時間は掛からないのであった。
「すいません、山田先生、撃ち抜いたのはわたくしの残像ですわ」
「え?」
「アンタ、いつの間に剣術がうまくなったのよ?」
「鈴さんが来る前に天夏さんと弥生さんと箒さんに手ほどきを受けただけですわ」
「(ブルーティアーズにはそんな機能は‼)」
態と抜刀の構えのまま加速したと思わせて、セシリアは自身が狙撃型の銃使いのノウハウと天夏と弥生との特訓の成果で山田真耶に残像を見せてそれを撃たせて自分は死角になる銃使いにとって厄介な利き手側から攻撃して模擬戦を勝利してみせたのであった。
まさか一生徒に負けるとは思ってなかった織斑千冬は鳩が豆鉄砲を食ったようになっていたのであった。
『綺凛との特訓が役に立ったな』
『そうだね』
どうやら天夏と弥生はアンジールとジェネシスからの特訓とは別に天然理心流以外で刀藤綺凛と一緒に特訓したことをセシリアと箒に伝授していたのであった。