天夏と弥生はロードクリムゾンに乗り込んだ箒とセシリアの協力の下、問題なく襲撃してきた無人機からコアを抜き取ることに成功したのだが、避難誘導をこの世界のIS学園教員に代わって行っていたスミレ達は突如出現した敵と一戦交えることになったのであった。
「今度は、アンデットか(ね)」
「♠のカテゴリー8‼」
「ぼおおお‼」
「このアンデッド、磁力を操れる‼」
『なぎさ、ボイスチェンジャーは?』
『わたしは大丈夫だよ』
「避難は・・・‼」
なんとどっから入ってきたのかわからないが、♠のカテゴリー8「バッファローアンデッド」がどさくさに紛れて襲撃してきたが、大方避難誘導が終わったところだったので、スミレ達がターゲットにされてしまったのであった。
《STANDING BY》
「変身‼」
《COMPLETE》
「加勢する(加勢するよ‼)」
観客席と場所をうまく利用しながら戦うことになったが、なぎさはデルタの主力武器のデルタフォンをブラスターモードにしての射撃を行ったが、危うく引き寄せられかけたので、バッファローアンデッドが磁力が使えることに気が付いたのであった。
なぎさがボイスチェンジャーを通して話してないことを念話で朱音が注意するとラウラ・ボーディッヒとしての声色が違うため管制室の職員にはばれてないのであった。
星奈はゴーストドライバーでは見立つのでなぎさから借りる形で龍美が持って行ったのとは別に作ってあったカイザギアで仮面ライダーカイザに物凄い早打ちで変身コード「913」を打ちこんでなるべく小声で変身と言ってカイザファンをバックル部分に差し込んで横に倒して変身完了したのでお得意の銃撃と剣術で翻弄し始めたのであった。
そこにブレイドジョーカーに変身している剣崎一真が避難誘導を終えて、ジョーカーアンデッドの能力でバッファローアンデッドに気が付いたので、加勢に急いで向かったのであった。
「おまえ達‼ 何者だ‼ 今だけ見逃してやる‼ 後はIS部隊に・・・」
「馬鹿野郎‼ こいつはISじゃあ、敵わない‼ アンタ達の方が避難しろ‼」
「貴様‼」
「ブリュンヒルデに逆らったら・・・」
「下らねぇ‼ アンタ達の愚痴を聞くほどこっちは暇じゃないっての‼ (下らないわね‼ アンタ達の愚痴に付き合うほど、暇はないのよ‼)」
管制室から織斑千冬が現在バッファローアンデッドと戦闘を繰り広げているライダー達に見逃すという条件でバッファローアンデッド討伐をISでさせろと言い出したので剣崎一真が逆に警告したが、女性教員達が罵倒し始めたが、ボイスチェンジャーで声を変えている朱音に言い捨てられて黙ったのであった。
「地上じゃ埒が開かない、だったら」
《GUARD VENT》
「封印が優先でいいですか? わたしなら倒せますけど」
「お願いだから、封印させてくれ(アブソーバがあればスミレみたいに飛べるんだけど)」
「こっちも‼」
《STRIKE VENT》
「おりゃ‼」
スミレはバイザーにカードを読み取らせてマントを装備して飛びあがって空中から止めを刺す体制を整えることにしたのであった。
なぎさは「ルシファーズハンマー」というライダーキックでフォトンブラッドを叩き込めば不死生物のアンデットも倒せることを言うと、剣崎一真が封印させてくれと頼まれたので援護射撃を続けたのであった。
朱音はカードをバイザーに読み取って、ドラグレッダーの顔に似た籠手「ドラグクロー」を装着して、そのままドラグクローから火炎放射を放ってバッファローアンデッドを牽制したのであった。
そして、バッファローアンデッドが怯んだので、
《THUNDER KICK LIGHTNINGBLAST》
《FINAL VENT》
「ウェーイ(0w0)‼」
「ど~ん‼」
「封印完了‼ 逃げるぞ‼」
「待て‼ チッ‼」
スミレはウィングランサーを構え、バッファローアンデッドの死角になる真上からマントをドリル状にして急降下して、「飛翔斬」を繰り出し、それに合わせるように剣崎一真がラウズカードをジョーカーラウザーにラウズして、「ライトニングブラスト」というライダーキックを繰り出してバッファローアンデッドは封印可能にバックルが開いたのでブランクカードを剣崎一真が手裏剣のように撃ってバッファローアンデッドが封印されたので、急いで帰還したのであった。
織斑千冬が悪態をついたのは言うまでもなかった。
ドラゴンライダーキックだとアリーナが崩壊しますので、この二人に止めを刺してもらいました。