並行世界のIS学園のアリーナのバリアごと破壊して侵入してきたのは巨大な無人機らしく、バトルフィールドでは一夏と鈴が戦っていたのであった。
「なんだよ‼」
「なに? 全身装甲‼」
「鈴‼ 一夏を連れて逃げろ‼」
「アンタ(゚Д゚)ノ‼ 天夏、それに弥生、それがアンタ達の専用機なの(゚Д゚)ノ‼ もちろんよ、アンタ達の邪魔になるだけだし‼」
「ふざけるな~Σ(゚Д゚)‼」
「これで仕事がやりやすくなりましたわ」
「おい‼ 天河! 貴様ら‼」
「(朱音達がミラーワールドから出て来たんだな)」
先に戦っていた二人の代わりに天夏と弥生は装甲機竜を纏い加勢して、遅れる形でセシリアがやってきたのであった。
いつモーションスリットとISスーツに着替えたかと言うと、
「どうするのです? わたくし達ISスーツを着てませんわよ?」
「そっか、リライズを知らないだっけ」
「リライズとは?」
「詳しい話は後だ‼」
「ほら‼ セシリアもこの壁を突き破って‼」
「本当にISスーツに着替えられましたわ(゚Д゚)ノ‼」
「急ぐぞ」
ピットへ行く道中の通路でセシリアに指摘されたので天夏と弥生はBOARDのライダーシステムのように、天夏は青白い龍の顔が描かれた壁を走り抜けると一瞬でモーションスリットに着替えたので、弥生は赤に白い龍の絵が描かれたオリハルコンエレメントを突き破って、モーションスリットに着替えて、セシリアは弥生のオリハルコンエレメントを走り抜けて、いつもの紺色のISスーツに着替えたのであった。
一方で、
「貴様‼」
「こっちだ(こっちよ‼)」
「え~い退きなさいよ‼」
仮面ライダー龍騎に変身してボイスチェンジャーでルーク・フォン・ファブレに変わっている朱音が避難誘導をするために非常口のドアを蹴りやぶったことで一斉に生徒を守る立場の教師陣が流れ込んできたのであった。
もちろんこの現場は絶賛超神次元ゲイムギョウ界の各武偵所に記録されているので証拠隠滅できないようになっているのである。
一方で、
「此処は?」
『我の中だ』
「本当にわたしは専用機に乗ってしまったらしいな、急ぐぞ‼」
『戦いながら武装展開の仕方をやればいい』
皇帝竜「ロードクリムゾン」に言われるがまま名を呼んだ箒はカードデバイスから放たれた光に包まれて気が付くと周りの景色が映し出されたモニター画面が360度展開しているコックピットのような空間にいたのであった。
ロードクリムゾンの内部らしく操縦席はないが箒かロードクリムゾンの意思で動くようで箒は深呼吸をしてから、天夏達の助太刀に向かったのであった。
「遅れてしまった‼」
「箒さん(゚Д゚)ノ‼ 全身装甲ですのΣ(゚Д゚)」
「話は後だ‼ 変身‼」
『Change』
「あの方は?」
「オレたちの協力者だ‼」
完全にISとは違う皇帝竜ロードクリムゾンの銀と赤の姿を見たセシリアは一瞬驚いたが、気を取り直して、侵入してきた無人機との戦闘に戻ったところで、剣崎一真が堂々とジョーカーラウザーを出現させて、変身と叫んで、♠のA「チェンジビートル」をジョーカーラウザーにラウズしてブレイドジョーカーに変身したのであった。
「剣崎さん。朱音と一緒に避難誘導をお願いします」
「わかった‼」
「オレ達はコアを取り出さないとな」
「貴様ら‼ 今すぐ‼ 退却しろ‼ IS部隊を・・・」
「編成している間に終わります。では」
天夏が剣崎一真に避難誘導を頼み、襲撃してきた無人機との戦闘に戻ったのであった。
途中途中で織斑千冬から通信が来たが、構っている暇がなく中断して戦闘に集中したのであった。
「さてと、刀が欲しい」
『抜刀の構えをしてみろ』
「こうか? ‼」
「きぃいいい‼」
「はぁぁっぁあ‼」
「行くよ‼ オーバーロード!」
【承知です‼】
ロードクリムゾンの内部のコックピットで箒は取り敢えず刀が欲しいと考えていた所ロードクリムゾンから構えてみろと言うので抜刀の構えと取った瞬間、機体に合った白銀の日本刀が鞘ごと現れたので、早速襲ってきた無人機に斬りつけた所、装甲に亀裂が入ったので、弥生がその亀裂からオーバーロードの腕を突っ込んで、
「コア発見!」
「機能停止したようだな」
「あっちはあっちで忙しそうだな」
そして無事に無人機のコアを抜き取ることに成功したので無人機は停止したのだが、仮面ライダーに変身したスミレ達は別の敵と戦っていたのであった。
ロードクリムゾンの内部の操縦空間は機動武闘伝Gガンダムのコックピットを参考にしました。