並行世界のIS学園で一組VS二組のクラス代表戦が行れている最中にバリアごと会場を破壊してきた黒いロボットが侵入してきたのであった。
この緊急事態で会場は大騒ぎになってしまったのであった。
天夏と弥生は箒とセシリアを連れてある場所に向かっていたのであった。
この騒ぎを利用して、なぎさは元ドイツ軍黒兎隊長の経験を活かして屋根からワイヤーで降りて行ったのであった。
星奈もなぎさの後を付いてワイヤーで降りて行ったのである。
なぎさは兎も角星奈がアリーナの屋根から数10mも高い場所から器用にワイヤーで降りられるのはソルジャー1Stのアンジールの指導の賜物なのである。
「変身」
【STANDING BY】
【COMPLETE】
先に観客席に降り立ったなぎさはパーカーを覆い被さってなるべく顔を見られない場所でアイテムパックからデルタギアを取り出し腰に巻き右腰の音声入力式のデルタフォンを引き抜きトリガーを引きながら小声で変身と入力して「STANDING BY」という音声が鳴ったのでそのままデルタフォンを元に戻して「COMPLETE」の音声と同時にベルトから白のフォトンストリームがなぎさの周りに強化服を形成するように立ち昇り、
『こちら今から無人機との戦闘を開始します』
『わかったよ。オレも急いで行くよ』
なぎさはギリシャのΔをモチーフにした白と黒のシンプルな強化服にオレンジ色の複眼の仮面ライダーデルタに変身したなぎさは外で待機している剣崎一真に通信で指示を送って、なぎさは侵入した無人機に向かったのであった。
「待っていたぞ」
「ごめん‼ 急いでるから‼」
「わかっている 皇帝竜の力を貸してやる」
「わたしは一般」
「急いでいるのではないのか‼ 早く行け‼」
「行くぞ‼」
天夏と弥生は箒とセシリアを連れてピットへ向かっていたのであった。
その道中で炎のような赤い髪の巫女服の女が何の前触れもなく現れたのであった。
急いでることを察したのか、箒には白と黒のトレーディングカードくらいの裏面に「Z/X」と書かれ表面に箔押しで銀と赤の翼を持ったドラゴンが描かれたカードを渡されたが箒は一般生徒だと言おうとしたが急げと言われてしまったので、出撃準備に向かったのであった。
「待ってた(待ってたわよ)」
「天夏さん、あの方々はお知り合いなのですか(゚Д゚)ノ?」
「まぁ~な。言っておくが今回の無人機とは無関係だからな‼ 行くぞ‼ サンクチュアリガード! RIDE‼」
「行くよ‼ ドラゴニック・オーバーロード‼ RIDE‼」
無事にピットに到着した天夏達をピットのハッチに掛かっていたロックを容易く解除していた仮面ライダーナイトに変身中のスミレはボイスチェンジャーでテルカ・リュミレース騎士団現団長フレン・シーフォの声で天夏と弥生に話しかけて、殿を買って出て、天夏達は無人機の元へ向かったのである。
「そのカードデバイスを使えばいいよ(使えばいいの)」
「どうすれば使えるのだ」
『我が名を呼べ』
「‼ わかった、わたしに力を貸してくれ‼ ロードクリムゾン‼」
一人残っていた箒にスミレはボイスチェンジャーを入れたままカードデバイスを使えば天夏達と一緒に加勢できると言うと、箒は使い方が分からなかったらしく、それに応えるようにカードデバイスから声が聞こえてきたので、箒はカードに書かれているユニット名を叫んだのであった。