世界を旅する神   作:天龍神

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バリアジャケットとシンフォギアと蛇

龍姫は久しぶりに風鳴翼に再会したのだが、姉の龍美が立花響を無理矢理にカイザフォンに変身コード「913」と早打ちしてバックルの部分に差し込んでそのまま仮面ライダーカイザに変身させるという暴挙に出たが無事にノイズを全滅させたので良かったのであった。

 

「これを押せば」

 

「龍姫、まさかお前までシンフォギアの装者になっていたとはな、それも姉妹揃って」

 

「翼、ボクのはシンフォギアじゃなくて、バリアジャケットって言うもので、シンフォギアと違って、さっき見せた飛行能力などが装着者の能力に合わせてデフォルトに着いてるんだよ。それとこれがバリアジャケットを装着するインテリジェントデバイスだよ」

 

『初めまして、イルミナルと申します』

 

『同じく、龍姫のインテリジェントデバイス、バルディッシュです』

 

翼一行「喋った(゚Д゚)ノ‼」

 

「そうこれがボクとお姉ちゃんのインテリジェントデバイスで人工AIが搭載されて、適合者と認められた人物がバリアジャケットを纏うことが出来るんだよ」

 

『風鳴翼。あなたをフォースマスターに任命しました』

 

「と言うことは、わたしもバルディッシュを使えるようになるだな。積もる話もあるが」

 

「翼にも事情があるんだし、またゆっくりできる時にでも家事全般教えに行くから‼」

 

「響。それの変身コードは「913」でENTRYボタンを押してベルトにセットすれば変身できるから。それじゃあね、それはもう響のベルトだよ」

 

翼は龍姫がシンフォギアの装者になったと思っていたが龍姫からインテリジェントデバイスを見せながらバリアジャケットのことを教えてもらい、バルディッシュの四人目のマスターに適合したのであった。

 

そして、カイザギアは立花響がそのまま使用することになったのだが、なぎさ達用のカイザギアはもう用意しているので問題なかったので、龍美は響に変身コード「913」と教えて、姉妹は元の世界へ戻って行ったのであった。

 

「まさか、変身コードがわたしの誕生日って」

 

「仕方ないだろ、数字を打ちこんでパスワードを解除するための数字は適当なんだからよ。早く帰るぞ」

 

響はまさかカイザフォンに入力する変身コードが自分の誕生日と一緒だったことに驚いていたのだが、銀髪の少女こと雪音クリスは数字で解除するパスワードは基本的に適当になってるから偶然に一致したと言って基地に戻って行ったのであった。

 

「今日も一仕事するか」

 

「キャァぁっぁΣ(゚Д゚)‼」

 

「‼」

 

バイパーは現在剣崎一真の世界に写真を撮りに海に繋がる川辺に来ていたのだが、突如悲鳴が聞こえてきたので、近くに停めてあった乗用車のガラスに紫色のコブラの絵のカードデッキを映して腰に銀色のVバックルが巻かれたのを確認して悲鳴が聞こえてきたところに向かったのであった。

 

 

 


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