世界を旅する神   作:天龍神

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ノイズの前に現れたし仮面の戦士

龍姫と龍美は仕事で訪れた世界でノイズと言う異形と戦うことになったのであった。

 

龍姫は一応仮面ライダーカイザなどに変身可能だが、龍姫自身がバリアジャケットを気にいっているので、今はなぎさから調整のために龍美が預かっているのである。

 

「立花‼」

 

「翼さん‼」

 

「‼」

 

鳴流神姉妹がノイズ出現地点に向かっている頃、先に戦闘を行っている一人は水色の髪をポニーテールに束ねた日本刀を振るい、立花と呼ばれたクリームブロンドの白と橙の装甲の徒手空拳の少女と、銀髪の二丁のボウガンを持った少女の三人の少女達がシンフォギアと呼ばれる物を纏い戦っていたのである。

 

ノイズの数はそれほどでもないが流石に三人でも苦戦を強いられていたのであった。

 

そこに、会心の一手が、

 

「「魔神剣‼」」

 

「え?」

 

「大丈夫?」

 

「誰だと言いたいところだが、助太刀感謝する」

 

「さっさと、片付ける?」

 

「ウソだろ(=゚ω゚)ノ もうあの二人だけでいいんじゃないか?」

 

「幻狼斬‼」

 

「幻影刃‼」

 

どっからともなく斬撃が飛んできたのでその方向に視線を向けた瞬間にはとっくに周りにいたノイズが倒されていたのであった。

 

そんなこんなで出現したノイズを片っ端から倒して行く紫の龍の兜を被って素顔を隠している鳴流神姉妹を見た銀髪の少女はもう二人だけでいいんじゃないかと言ってしまったのであった。

 

確かに龍姫と龍美は神姫と猫妖怪の血を引いているので感覚が鋭いので仕方ないのだが。

 

「ねぇ、君、ちょっとごめんね」

 

「え、何するんですか(゚Д゚)ノ‼」

 

「お姉ちゃん、何勝手にベルトを人に巻いてるの(゚Д゚)ノ‼」

 

≪Standing by‼≫

 

≪COMPLETE‼≫

 

「立花の周りに光の線が(゚Д゚)ノ‼」

 

神姫「絶剣」状態の龍美は徐にアイテムパックから手慣れた手付きで立花という少女の腰に勝手にギリシャ文字のΧようなマークが付いたカイザギアを目にも止まらない速さで本人の主張を完全無視してカイザフォンに「913」とボタン入力してENTRYボタンを押して待機音声がしたのでそのままカイザードライバーのバックル部分にセットして横に倒した瞬間に黄色のフォトンストリームが立花と呼ばれた少女の体の周囲に立ち昇って戦闘服を形成し始めて、流石の龍姫も呆れてしまい、水色の髪の少女は驚いてしまったのであった。

 

そして光が収まると、

 

「今日から、君は、仮面ライダーカイザだよ(>_<)‼」

 

「え?」

 

「お姉ちゃん、早く最後の一体片付けて(´・ω・`)」

 

「それじゃあ、さっそく一緒に戦うよ(>_<)‼」

 

「わたし、元に戻れるのかな?」

 

黒いスーツに黄色のラインが入った複眼が紫色でギリシャ文字のΧになったマスクを被った仮面ライダーカイザに変身してしまったのであった。

 

元は呪いのベルトと評されていたのをヴェスタWSCが天界が提供した資料を基に作り上げたライダーシステムでファイズより機動力がない代わりにカイザブレイガンなどの武装が初期装備として搭載されているという安全設計にした代物である。

 

つまり誰でも仮面ライダーカイザに変身できるのだが、一応満十五歳以上からになっているのである。

 

仮面ライダーカイザに変身してしまったのだが、龍姫が一人で最後の一体まで倒していたようで、さっそく立花と呼ばれた少女は仮面ライダーカイザとして初めての実戦をすることになったのであった。

 




鳴流神龍美 (なるかみたつみ)

イメージCV:悠木碧

性格は天真爛漫で妹達(特に龍姫関係は)になると恋人で幼馴染の瑠美奈すらほったらかすが、15歳で天界の医学部を飛び級で卒業するくらいの頭脳と一騎当千する腕っぷしを持っており、それには龍月と恋龍と大龍が絶対敵に回してはいけない人物と言わしめるほど


姉妹揃って抜群のプロポーションを持ち、神姫化すると、とある剣の世界の小説の絶剣よろしくの姿と武装になるが、なぜか二本差しで帯刀している姿になることが多い


龍姫と違い、龍音と同じく 別の神姫化形態「十兵衛」(百花繚乱サムライガールズの十兵衛の姿を想像してください)とゴスロリ調のバリアジャケットを纏う「セラフ」(終わりのセラフのクルルを龍美の体型にした感じです)形態を持っている

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