♦のカテゴリーJ「ピーコックアンデッド」に操られていた研究員がいた研究所跡で、まさかの三葉虫のアンデッド♠のカテゴリー7「トリロバイドアンデッド」が一体で待ち構えていたので、スミレはバイクのミラーにナイトのカードデッキを映して腰に銀色のVバックルが巻かれたのを確認して、トリロバイドアンデッドを挑発するように右腕を伸ばしながら人差し指で指しながらVバックルにナイトのカードデッキを入れようとしたところで、義姉であるアンナが転移してきたので、入れ損ねたが、姉妹で同時変身したのであった。
「姉さん、戦い方はわかってるの?」
「大丈夫ですわ‼」
〖『SWORD VENT‼』〗
「変身‼」
『Change‼』
「ジョーカー‼」
「相川さん‼」
基本生身での戦闘が多い姉を心配しているスミレにアンナは慣れない仮面ライダーナイトの姿でも持ち前の戦闘センスを生かして、バックルのカードデッキからSWORD VENTのカードをバイザーに読み込んでウィングランサーを呼び寄せたのであった。
背後から変身と男性の声が聞こえて来て、二人の前に現れたのは黒と銀の装甲に赤いハートの複眼をしたカマキリのモチーフの仮面ライダーカリスが現れたのであった。
トリロバイドアンデッドが仮面ライダーカリスの事をジョーカーと呼んだので二人は仮面ライダーカリスが相川始だとわかったのでそのまま共闘することになったのであった。
「オレも協力させてもらうよ。仮面ライダーとして」
「ご協力感謝します」
「お手並み拝見とさせていただきますわ‼」
〖『GUARD VENT』〗
「君達のカードは違うのか?」
「ジョーカーぁぁっぁぁ‼」
「戦いの最中だったな❢」
どうやらジョーカーの能力で察知した場所に偶然にセイグリッド姉妹に遭遇したようで、二人に協力することにしたのだが、二人が使うカードがラウズカードではないことに気付いたのであった。
二人はバイザーにGUARD VENTのカードを読み取って漆黒のマントが装着されたのであった。
「ジョーカー!」
「しつこい殿方はお呼びではないのですの‼ ブリリアントアンナビーム‼」
「姉さん‼ この世界でそれは(=゚ω゚)ノ‼」
「話は後に聞こう(<::Ⅴ::>)」
「相川さん‼」
「睦月か‼」
アンナがトリロバイドアンデッドに問答無用の戦神逆鱗ことブリリアントアンナビームと言うものをウィングランサーだけでやってしまったので、流石のスミレも呆れるしかなく、そこに仮面ライダーレンゲルの変身者の上城睦月がやってきたのだが、
『FINAL VENT』
「え?」
スミレは呆れながらも翼召剣「ダークバイザー」に蝙蝠の絵柄のカードを読み取らせてそのままトリロバイドアンデッドに向かって走って行ったと思ったら飛びあがってマントがドリル状に変形し、ウイングランサーを構えてそのままトリロバイドアンデッド目掛けて特攻していったのであった。
「ド~ン‼」
「えええええΣ(=゚ω゚)ノ‼ アンデッドを殺した‼」
「大丈夫です。まだ封印できますから」
「ああ」
「姉に譲る気はないんですの?」
「ないです‼」
「取り敢えず、変身解いてくれるかな?」
飛翔斬を喰らった♠のカテゴリー7「トリロバイドアンデッド」は上半身が木端微塵にされてしまったのだが、まだ下半身があったので仮面ライダーカリスがブランクカードを放って封印したのであった。
上城睦月は二人に変身を解除するように言ったので、セイグリッド姉妹はVバックルのナイトのカードデッキを抜いて変身を解除したのであった。
「え~と、my name is mutuki kamijyou」
「あの~日本語で構いませんので」
「あ、ごめん」
「取り敢えず、落ち着くところで話そう」
上城睦月はまさか仮面ライダーナイトに変身していたのが戸籍上だがイギリス人だったので、取り敢えず、英語で自己紹介をしようとしたが、スミレが日本語で話しかけてきたので、ほっとして、相川始の提案で一行は相川始の居候先の喫茶店「JACARANDA」に向かうことになったのであった。
アンナは一応動きやすいジーパンにピンクのジャケットなので、スミレのバイクに相乗りすることになったのであった。