世界を旅する神   作:天龍神

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第三章 
統制者の存在と天夏と弥生のパラレルワールド


龍美達は各担当国の自宅で超神次元ゲイムギョウ界のルウィー雪原に出現したディアーアンデッドはゲイムギョウ界特有の次元の亀裂からやってきたのだと天界からの解析結果に目を通していたのであった。

 

「統制者。それがアンデッドを放った存在で、剣崎さんを魔物化しないといけない状況にした存在。絶対に倒さないといけない‼」

 

「龍美。そう生き急ぐ必要は無いし、それにゲイムギョウ界に来ない所を見るとあっちの世界にしかいられないんじゃないかな?」

 

「そっか~‼ ありがとう‼ 流石‼ ボクの夫‼」

 

「まだ籍入れてないだろ(=゚ω゚)ノ‼」

 

書類位には統制者というモノリスという黒い石板を通して問答無用のアンデッドのバトルファイトを裏で操りそして剣崎一真のジョーカーアンデッド化したことで自分のも思い通りに事が進まないことに現在も別次元からアンデッドを解放している存在のその正体は欲望と思念の集合体だったことが天界から書類で報告されていたのであった。

 

龍美はいつもの顔ではなく真剣そのものを現した顔で書類を見ていたので婚約者の瑠美奈に諭されて元の顔に戻ったのであった。

 

「愛香。今頃何してるんだろ?」

 

「狼龍お姉ちゃん。お休み」

 

「臥龍。お休み」

 

ラステイション教会の自室で黒髪ツインテール同士で意気投合した愛香と友達になった狼龍は趣味のことを打ち明けた所、受け入れてくれたようでなんだかんで仲良くなり、身を案じていたのであった。

 

そして就寝したのであった。

 

姪っ子の星奈とは同い年なのでよく一緒に遊びに行ったりしているほど仲はいいのである。

 

 

こうして三日が経ったのであった。

 

「天夏と弥生は準備は出来てるようね」

 

「ああ。いつでも行ける」

 

「うん‼」

 

【安心しろ。向こうでアンデッドが現れても大丈夫だ】

 

【はい。わたくし達がお守りします】

 

天夏と弥生の二人は前もって告げられていた仕事を行うためフラクシナスの転送ルームに別件で仕事があるスミレ達と叔母の剣心と従姉妹達に見送られて転送装置で転移していったのであった。

 

「そう言えば、天夏と弥生の行くところって伝えたの?」

 

「言ったら、面白くないじゃない(^_-)-☆ 大丈夫よ、あなた達には後で教えてあげるから‼」

 

「ダメだ(゚Д゚)ノ‼」

 

天夏と弥生が転送したのを見届けたまでは良かったのだが剣心が行き先を言ってないことに気付いた龍姫が尋ねると剣心は態と行き先を天夏と弥生に教えないという選択をしたと笑顔で答えて開き直った確信犯丸出しの態度を取ったので一同で呆れるしかなかったのであった。

 

こうして天夏と弥生の新たな旅は始まったのであった。




短くなったけどいいか

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