IS「ラファール・リヴァイヴ」に搭乗した強盗犯のリーダーの女性とディケイドライバーで仮面ライダー龍騎に変身している弥生とブレイドジョーカーに変身中の剣崎一真と天井裏で突入の機会を伺っている指輪の魔法使いこと天夏の三人が現場を請け負うことになったのであった。
「（困ったな。剣崎さん変身してるけど、ブレイドのカードが使えないよ(ﾟДﾟ)ﾉ‼ 龍騎には確か）」
「ATTACK RIDE‼ SWORD VENT‼」
「そんなちっこい剣でこのISとやろうっての？ アハハッはアは(≧◇≦)‼」
「それじゃあ‼ 虎牙破斬‼」
弥生はブレイドのカードがなぜか使えないようで、以前勝美が変身した時もなぜか絵柄が真っ白なままだったのである。
その剣崎一真が困ったことにジョーカーラウザーでビートル・アンデッドに近い姿のブレイドジョーカーに変身しているのであった。
どうやら剣崎一真が変身した仮面ライダーブレイドでなければならないのかという仮説が立てられているらしく、仕方なく弥生はライドブッカーから龍騎のカードの「SWORDVENT」をディケイドライバーに入れて赤い柄の柳葉刀の片手剣サイズの「ドラグセイバー」を呼び出してライドブッカーを剣形態にしてお得意の二刀流に構えたのであった。
対する強盗犯のリーダーは勝ち誇ったかのように大笑いしていたので弥生がアドリビトム組またはフラクシナスの大半のメンバーが覚える剣技「虎牙破斬」という斬り上げながら飛んで重力を利用して叩き斬るという初歩的な二段斬りを強盗犯のリーダーが纏っているIS「ラファール・リヴァイヴ」の右腕の装甲目掛けて斬りつけたのであった。
「スパ～ン‼」
「ウソよドンドコドーン（嘘よそんなこと(ﾟДﾟ)ﾉ‼）」
「（行くぜ‼）」
「ど～ん‼」
「これ以上、やるって言うなら‼」
「Driver ON‼」
まるで豆腐のように綺麗に切り裂かれたので強盗犯のリーダーの女性は驚きの余り活舌が可笑しくなった所で天井裏に隠れていた天夏が点検用の扉から飛び降りて腰に巻かれたウィザードライバーを出現させて、
「ｼｬﾊﾞﾄﾞｩﾋﾞﾀｯﾁﾍﾝｼ~ﾝ‼」
「変身‼」
「ヒーヒーヒーヒー‼」
左利きに切り替えてラップ調の音声が鳴り響いている天夏は左中指に嵌められた恋龍が赤いルーンで作り上げた指輪の金具を下ろしてウィザードライバーの黒い手に翳すと赤い魔法陣が現れて天夏にゆっくりと近づいて行き通り抜けると、
「天夏も仮面ライダーだったのか(0w0)/‼」
「話は後で‼ さぁ‼ ショータイムだ‼」
「さぁ。おまえの罪を数えろ‼」
「キィいいい‼ そのふざけたISで‼」
嵌めている指輪と同じ紅い水晶で黒いロングコートの指輪の魔法使い。言うなれば「仮面ライダーウィザード」に変身した天夏に同じく仮面ライダーの先輩の剣崎一真は驚いてしまったが気を取り直して強盗犯のリーダーと交戦することになったのであった。