オラリオのダンジョンの魔物「ウダイオス」を見事天馬の采配で見事討ち取ったのであった。
「(オレ、ラウズアブソーバなしで飛んでるんだけど(0w0) )」
「取り敢えず、降りて来て下さいよ~‼」
「ああ」
「なんだ、あの異形は」
「さてと、ナズェミテルだ(何故、見てるんだ)もう少しオレが遅れたらどうするつもりだった‼」
「あれはアイズが」
「アイズさんが言ったからって助けないのは別だろ‼」
「申し訳ない」
エルフの魔導士であろう女性に剣崎一真は何故、アイズを助けに入らなかったのかといつものしゃべり方で問い出した所黙り込んでしまったので、追い打ちを掛けるように瑛夏も叱咤したのであった。
アイズが望んで単独撃破を狙ったのだが、それで命を落としたら話にならないのは幼い頃に両親を火事で目の前で亡くした剣崎一真だからこそである。
今になっては不死身の生命体になってしまったが。
元亡国企業の工作員の瑛夏が怒っているのは余程の事なのだろうと同い年の義姉の天馬と親友のセドナは鞘に刀を納めて黙って見ていたのであった。
「わかったんだったらそれでいい」
「そうだな。あ、申し遅れた、わたしの名は、リヴェリアだ」
「オレは剣崎一真だ。職業は仮面ライダーだ」
「ケンザキカズマ? 変わった名前だな、それと、カメンライダーとは何だ?」
「さっきのように変身し鎧を身に纏って戦う人達のことを仮面ライダーと呼びます」
「なるほど、そうか、ありがとう仮面ライダー」
エルフの魔導士の女性は申し訳なさそうに言い、問いただすのを辞めてお互い自己紹介をしたのであった。
エルフの魔導士「リヴェリア」は仮面ライダーとはなんだと質問してきたのでセドナが簡単に丁寧に説明してリヴェリアは仲間の元へ戻って行ったのであった。
「なんだ、終わったのか」
「理輝、勝美」
「こっちも終わったからな、これ」
「あ、カプリコーンアンデッド(゚Д゚)ノ‼」
「オレは必要ないんです」
「そういえば、勝美のブレイバックルは恋龍が設計したオーダーメイドだったな」
遅れて理輝達も合流して剣崎一真に♠のカテゴリーQ「カプリコーンアンデッド」のラウズカードを渡して改めて勝美のブレイバックルの性能がいいことに納得していた剣崎一真だったのであった。
「素奈緒様(゚Д゚)ノ‼」
「どうしたの? え(;゚Д゚)‼」
「探したよ、アンジュ。今は素奈緒って呼べばいいのかな?」
「タスク(≧◇≦)‼」
「元気そうだ良かった。 ? その服は?」
「これ二学期からだけど、わたし第二茶熊学園に編入することにしたの。それとタスクも?」
「うん、一緒のクラスじゃないけど、第二茶熊学園に編入することになったんだ」
一方で超神次元ゲイムギョウ界で生活を送っているアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギこと現在近衛素奈緒は隣接している教会の聖堂で女神像の前で立っていたら血相を変えて走ってきたモモカに気づき走ってきた方向を向くと、タスクが入ってきたのであった。
久しぶりの再会に素奈緒はタスクに抱きついて見た目は同じだがエンブリヲに弄られた肉体を捨てクローン技術の肉体なのだが胸のサイズを態と大きくするように素奈緒が注文して魂を移した肉体で抱きついたのでタスクは対応に困ったのであった。
二人とも第二茶熊学園の編入を決めたのであった。
一方で
「取り敢えずは使えるカードで戦わないとね」
クジョウ島の実家に戻っている弥生は自分の部屋でディケイドライバーに使うライダーカードを文机の上に並べて使えるカードを確認していたのであった。
使えるカードは、
「クウガ」・「アギト」・「龍騎」・「ナイト」・「555」・「響鬼」・「カブト」・「W」・「ウィザード」・「ドライブ」・「ゴースト」
これでも十分なのだがコンボで多種多様な能力が使える「オーズ」と鎧武者の仮面ライダー「鎧武」とゲーマーライダー「エグゼイド」と飛翔態に変身できる「キバ」のカード、そして何よりあの「ブレイド」のカードも手に入れてないのであった。
「わたしは一刀の希望になったんだから」
祐姫も実家の部屋の机の上に天夏と同じウィザードライバーを眺めて一刀の希望であり妻になったことを確認していたのであった。
祐姫(ステラ)がウィザードライバーを選んだ理由は次くらいに書こうと思います