第一茶熊学園の学長のカムイと対談することになった相川始はバイパー立ち合いの下で行っていたのであった。
「なるほど、以前に剣崎がアンデッドに就いて授業を行ったということか」
「その通りだ。剣崎なりの授業だったぞ。そうだ何かの縁だ。これをやる」
「なんだ? ISの参考書か、にしても字しか書かれてない本だな」
「剣崎が来る前ある馬鹿が作った物で女しかほぼ乗れないのだが、稀に男でも乗ることが可能らしいんだが、その所為でその世界が女性が優位な世界へと変わってしまった」
「なんだと、仮面ライダーはいないのか(゚Д゚)ノ」
「ああ、宇宙に行くために作った物だしな本来は」
「本来は?」
カムイとの対談を終えて学長室を出てバイパーが開発室に招き入れてバイパーが徐にISの参考書を持ってきたのであった。
相川始はそれを見てこれはタウンページではないかと思ったが開くと字しか書いてないのでよくわからないと言いもらうことになったのであった。
バイパーがそれが女尊男卑の原因だと述べるとライダーシステムは無かったのかと相川始が驚いていたがバイパーがISが元々は宇宙に行くための代物だと説明して、
「織斑千冬が白騎士に乗り込んで篠ノ之束がハッキングして1000のミサイルを放って撃ち落とさせたテロ事件で世界中が女尊男卑に染まったと言うわけだ」
「アンデッドのバトルファイトよりひどい」
「そして、篠ノ之箒が日本政府に保護という名目で強姦された」
「その子には罪が無いはずだ‼」
「ああ、それでも政府は許せなかったんだろ、テロを起こした篠之束の妹が」
「でその子はどうした?」
「鳴流神剣心という女が保護した後、IS学園へ強制入学させられた。適性が最低ランクにも関わらず、そしてルエル・サクラリッジ襲撃事件で命を落とした」
「何をしてたんだ‼」
「早い話がそいつらを生贄に捧げた教師達がな」
「ルエルはアンデッドか?」
白騎士事件についてそして篠ノ之箒現在の朝宮弥生が政府に強姦されたことを説明しルエルに殺されたことを明かしたのであった。
それを聞いた相川始はバトルファイトより酷いと評したのであった。
ルエルがアンデッドなのかとバイパーに尋ねたら、
「違うな、分かりやすく言えば魔物だ」
「魔物。そんな生物にISが敵うはずない‼」
「その通りだ。そしてもうIS委員会はオレたちの手で潰した。もちろんちゃんとした証拠をばら撒いて」
「そうか、その子達は浮かばれるな」
「そいつらは第二の自分に生まれ変わって、名を変え、姿を変えて第二茶熊学園の生徒として籍を置いている」
「なるほど、転生か、人間は死んだら生まれ変わると言われているからな」
「まぁそういうことだ。忘れる所だったな、これを使えばいつでもここに来ることが出来る」
「ありがとう。また会おう」
分かりやすく魔物と返してバイパーは相川始に携帯型転移装置を渡してそれで元の地球に戻って行ったのであった。