世界を旅する神   作:天龍神

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仮面ライダーとツインテールと変態

スミレと朱音は扱いに困るツインテールの女性ばかり襲う怪人(?)集団のボスであろう怪人を倒すことにしたのであった。

 

【朱音。あの子は・・・】

 

「男でしょ‼ それより‼」

 

〖SWORD VENT‼〗

 

「わたしも」

 

〖SWORD VENT‼〗

 

仮面ライダーに変身しているスミレと朱音には全く目もくれずひたすらツインテールの女性ばかり銃を持って襲い掛かっていたので朱音とスミレが素手で倒していったが相棒の発言で朱音が左腕に装備されている龍召機甲「ドラグバイザー」にカードをベントインして元故郷の中国の刀の柳葉刀の形をしたドラグセイバーを右手で掴み、スミレも同じく翼召剣「ダークバイザー」にカードをベントインしてウイングランサーを呼び寄せて掴んで、

 

スミレ&朱音「いい加減にしなさい‼」

 

「うわ~ン;つД`)。ヒク・・・」

 

「もう大丈夫よ」

 

「うん。ありがとう、ヒーローのお姉ちゃん達」

 

「ツインテールだからって幼い子まで襲うなんて‼」

 

「キエ~‼」

 

「魔神剣‼」

 

まだ幼い子を襲っていたのでその場のノリでなぜか息が合った槍と剣による強打が決まり怪人はぶっ飛んだところでスミレがしゃがんでツインテールの女の子をあやして逃がしてお礼をされてまた戦場に戻ったのであった。

 

「あれがこの怪人のボスじゃない?」

 

「そうみたいね、それに先客がいるけど戦ってる場所がこっちに有利なフィールドよ‼」

 

「勿論」

 

スミレと朱音はふととある建物を向くと怪人集団の隊長であろうトカゲ怪人を見つけ先に戦っているツインテールの赤髪の少女が男であることはとっくに気づいていた上に、戦っている場所がガラスのような屋根の上だったのでその建物の入り口のガラスからミラーワールドに入って行ったのであった。

 

「ツインテールを我が手中に納める‼」

 

「この野郎‼」

 

スミレ&朱音「せーの‼」

 

「おまえら誰だよ(゚Д゚)ノ‼」

 

「悪いわね。そうね、仮面ライダーよ」

 

「仮面ライダー(゚Д゚)ノ?」

 

「さっさと片付けるわよ」

 

「そうね」

 

〖『FINAL VENT‼』〗

 

「はぁっぁっぁっぁあっぁ‼」

 

トカゲ怪人と戦っている赤髪のツインテールの剣士の後ろのガラスから飛び出して飛び蹴りで蹴り倒した所で驚かれたが説明を後にしてスミレと朱音はバイザーに「FINAL VENT」のカードをベントインして朱音は跳躍の構えをしてスミレは持っていたウイングランサーに左手を添えて二人同時に飛びあがってトカゲ怪人目掛けて、

 

「ぎにあっぁっぁぁぁl(゚Д゚)ノ」

 

「なぁ」

 

「わかったわ。アンタに付いて行ってあげるから」

 

朱音が「ドラゴンライダーキック」を、スミレがウイングウォールをドリル状にしてそのまま「飛翔斬」でトカゲ怪人を倒したのであった。

 

先に戦っていた赤髪のツインテールの剣士は開いた口が塞がらなかったが二人は変身したまま一緒に行くことになったのであった。

 

「あのお方かっこいいです(≧◇≦)‼」

 

「?」

 

「すいません‼ 危ないところを助けて下さって」

 

「いいの、それじゃあ」

 

「神堂慧理恵と言います。お名前を教えて・・・」

 

「仮面ライダーよ」

 

「仮面ライダー様‼」

 

建物から地上に降りたのだが先ほど助けた金髪の小柄な少女「神堂慧理恵」に好意的な視線を送られてしまったので仮面ライダー龍騎に変身中の朱音が仮面ライダーと言い残して立ち去ったのであった。

 

「どういうことなんですか‼ ツインテイルズが無双する展開が(゚Д゚)ノ‼」

 

「誰?」

 

「仕方ないわね」

 

スミレと朱音はとある秘密結社の基地に連れてこられたようでどうやらさっきの戦いを見ていたらしくモニター画面に仮面ライダーに変身している自分達の姿が映っていたのであった。

 

銀髪碧眼のわがままボディの女性は山田真耶同様に胸部装甲を揺らしながらひどくボドボドもといボロボロに燃え尽きかけていたのであった。

 

そこにいた黒髪のツインテールの少女に敵意を向かれたので二人はVバックルからカードデッキを抜いて変身を解除したのであった。

 

「・・・・」

 

「どうしたのよ。あんだけ知りたがってた仮面ライダーに変身している人物よ」

 

「「ウソー‼ 女の子(゚Д゚)ノ‼」」

 

「それに・・・;つД`)」

 

「なるほど」

 

「れれれ恋龍さん(゚Д゚)ノ‼」

 

しばらく沈黙した後元の姿に戻っていた赤髪の少年「観束総二」達は大声で驚いてたのであった。

 

まさか仮面ライダーが自分達と同年代で女の子とは思ってなかったので約一名はまたひどく燃え尽きていて黒髪のツインテールの少女「津辺愛香」は何かを察して泣き出した所に何の前触れもなくいつの間に居たのであろうスミレと朱音の姉貴分な存在の神楽堂恋龍が泣いている愛香に近づいてしゃがんで右手首に嵌められている腕輪を見ながら愛香の悩みを見抜いたのであった。

 

「ボクの名前は神楽堂恋龍、その腕輪を外して見せてもらえるかな?」

 

「はい・・」

 

「・・・・」

 

「バキッ‼」

 

「何してくれてるんですか(゚Д゚)ノ‼ わたしの傑作が(*´ω`*)」

 

「悩める子は君やな?」

 

「えぇぇっぇ(゚Д゚)ノ‼」

 

「驚かんといてや、恋龍ちゃんの幼馴染みの御子神大龍や。君と同じ悩みを持った子をたくさん診て来てさかい、ほな行こか~」

 

「はい(≧◇≦)‼」

 

「それじゃあ。また会いましょう」

 

恋龍は愛香の青い腕輪を見た瞬間その場で握力だけで握りつぶして破壊したのであった。

 

銀髪碧眼の女性はまた膝を付いて開いた口から魂が抜けそうになっていた所に、隙間妖怪並みに現れた大龍に救いの手を差し伸べられた愛香はその手を取って一緒に転移してしまったのでスミレと朱音も元の世界へ帰って行ったのであった。

 


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