世界を旅する神   作:天龍神

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今回は少し各自で異世界へ出張してもらっています


第二章 始動!
各世界の


天夏達が銀行強盗を懲らしめてから三日が過ぎたのであった。

 

「今日から夏休みか」

 

「次元武偵の仕事があるわよ」

 

「そうだな。サラ先生の実技がためになるな」

 

「確かにISばかりが戦う手段じゃないしな」

 

天夏達の第二茶熊学園は今日で一学期が修了したらしく今から夏休みを満喫する気だったのであった。

 

一方で龍姫達はまだ夏休みどころかまだパラレルワールドの為か時差の影響でまだ六月に入ったばかりなので今も学校で授業を受けているのである。

 

天夏達はサラ・バレンスタインが実技教員になってから生身での戦い方を復習していたがほかの生徒はのほほさん以外の人間の生徒には無理が祟って寝込む者も出ていたが問題なく補習者が出たが生存しているのであった。

 

一方で

 

「そういえば、アイズ達は?」

 

「オラリオに戻ってダンジョン攻略だって」

 

「オラリオってこの前、ベルが抗議してくれた場所だよな」

 

第一茶熊学園も夏休みという感じの時期に入っておりベル・クラネル達は一足先に元の世界に戻ってダンジョン攻略に向かったのであった。

 

迷宮都市「オラリオ」に一度でも行ってみたいと剣崎一真は思っていたのである。

 

「行ってみたらどうだ?」

 

「そうだな。滅多にできないことだしな(始、虎太郎、オレは元気にやってるよ)」

 

クラスメイトの番長のような制服を着たオウガに行ってみたらどうかと言われたので今日の授業が終わり次第向かうことにした剣崎一真は此処にはいない友に自分が元気でやっていると心の中で呟いていたのであった。

 

「失礼します‼」

 

「来たわね。夏休みに入っていきなりだけど、仕事を持ってきたわ‼」

 

「わかりました」

 

「取り敢えず、天夏と弥生の二人である世界へ行ってほしいの」

 

「内容は?」

 

「それはお楽しみよ‼」

 

「わかった‼ 行くぜ‼」

 

フラクシナスの一室に呼び出された天夏と弥生は部屋に居た剣心からある世界へ行って次元武偵の役目を果たしてきてほしいと告げたのであった。

 

天夏は剣心が敢て内容を告げないのは何か理由があるのだが、天夏はそれを楽しい仕事になりそうだと思い弥生と一緒にその目的の世界へ向かったのであった。

 

天夏と弥生と別れて行動しているスミレと朱音も天夏と弥生が行く世界とは別の世界に来ていたのであった。

 

「もけけ~‼」

 

街の住人「キャ~Σ(゚Д゚)‼」

 

「何これ(´・ω・`) ツインテールの子しか狙ってないんですけど・・・」

 

「あなたが囮になってくれるのかしら?」

 

「誰が囮ですって<`~´>‼ 行くわよ‼」

 

「そうね‼」

 

二人がいる世界はまだ四月らしく入学シーズン真っ最中と言った感じ漂う世界らしいのだが突然大きなドームから悲鳴が聞こえてきたのでアイテムパックから愛車のスクーター型のイメージカラーに合わせた燃料をルーンで行っているバイクにフルフェイスのヘルメットを顎紐をちゃんと装着し走らせて到着したまでは良かったのだが、なぜか怪人であろう存在が見事に朱音とツインテールに束ねている女の子ばかり襲っていたので呆れていたのであった。

 

一応ヘルメットを被る都合上朱音はツインテールを魔術で解いてロングヘアー状態でバイクを運転するので降りている今はその逆をしているのであった。

 

閑話休題

 

流石にこのままほっとくわけには行かないので近くにあった車のガラスにカードデッキを映して腰にVバックルが巻かれたのを確認して朱音はいつもの右腕を斜め上にして、スミレも変身ポーズを取って、

 

スミレ&朱音「変身‼」

 

「あの子にまかせっきりにする訳にはいかないわ‼」

 

「行くわよ‼」

 

Vバックルにカードデッキを入れて変身して怪人(?)を倒しに行くのであった。

 

 




スミレの変身ポーズの2

Vバックルが巻かれるまでは前回と一緒なので省略します。

Vバックルが巻かれていることを確認して右自然体で立って右腕を上に来るように構えて左手に持っているナイトのカードデッキを変身の掛け声ともに入れて変身。

簡単に言えばスミレ(セシリア)と同じCVの白いプリ○の構えと同じだと思っていいです。

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